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アズールレーンの限界突破って、レベル上限が開放されてハイ終わり!ってワケでは無いんですよね。

むしろ、その「レベル上限が開放」以外の部分こそが重要だったりして。

そんな限界突破の内容を、一覧としてまとめてみました。

共通効果

まず、全艦線共通の効果から。

  • レベル上限上昇
  • ステータス増加
  • 燃費の悪化
  • 特殊弾幕スキル習得/強化
  • 装備補正強化

の5つが、汎用的な限界突破の効果になります。

レベル上限の上昇

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限界突破を行った艦船は、艦船レベルの上限が開放されます。

初期状態では70ですが、限界突破ごとに10ずつ上昇し、3凸した艦船はレベル100まで育成できます。

敵のレベルが70を超える7章以降は、レベル差による補正で無凸艦が使い物にならなくなるので注意。

ステータスの増加

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限界突破を行うと、回数に応じたステータスボーナスが付与されます。

上昇量は回数に応じて増加していき、3凸目のステータスボーナスに至っては低レベル艦船1隻分程度に。

ごまかしにくい「耐久値」が大きく上がるため、レベルが低くとも限界突破する価値はあります。詰んだら凸。

燃費の悪化

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とはいえ、限界突破もいいことばかりではありません。

唯一にして絶大なデメリットが、燃費の悪化

限界突破1回につき、消費燃料が2増加します。

  • 無凸のLv70ノーマル駆逐艦が消費燃料1
  • 無凸のLv70ノーマル軽空母が消費燃料3

であることを考えると、序盤マップ用低燃費艦隊での限界突破はおすすめしません

特殊弾幕スキルの習得と強化

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前衛艦は、全員が「特殊弾幕」と呼ばれるスキルを習得します。

ステータス画面では「全段発射」と表される特殊弾幕スキルは、自身が主砲で特定回数攻撃すると自動で発動するものです。

発射の挙動は艦船クラスごとに管理されており、フレッチャー級などの多数所属する艦船よりも、エルドリッジ級などの固有クラス艦船の方が強く設定される傾向にあります。

また、三段まで限界突破を行うと「特殊弾幕強化」により、

  • 弾幕が厚くなる
  • 発動までの主砲攻撃数が減少する

といった恩恵を受けられます。

フレッチャーの評価

戦果交換はエルドリッジがおすすめ

装備補正の強化

限界突破は、装備の威力補正を強化する効果もあります。

「魚雷補正+5%」「主砲補正+5%」などと表現されているものが、この補正強化に該当します。

補正はキャラ詳細画面の「装備」で確認できるのですが、この補正に応じて装備の威力に倍率がかかります。

装備の威力は与ダメージに直結する重要な要素なので、ダメージ効率に大きく関与するステータスですね。

ちなみに「武器補正」は、その名のとおり「全ての武器の補正」を指します。

効果が多岐に渡る分、効果量は低めに設定されがち。

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▲中途半端な補正がかわいいシムス氏の図

駆逐艦

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駆逐艦の特殊な限界突破効果は、

  • 魚雷装填数+1
  • 開始時魚雷+1

の2つです。

どちらも2段階目で開放されます。

魚雷装填数+1

「魚雷装填数+1」は、魚雷の最大装填数を1増加させる効果です。

初期状態は1発のみなので、複数発装填するには限界突破するしかありません。

最大数まで装填すると、それ以上装填ゲージが動かなくなるため、手動の場合はダメージ効率が少し上がります。

また、当然2発ためておいて、ボスに接射するという使い方も。

自動だと溜まり次第発射しちゃうので大差ありません。

開始時魚雷+1

「開始時魚雷+1」は、戦闘開始時の魚雷装填数を増加させる効果です。

この効果が適用された艦船は、1発の魚雷が装填された状態で戦闘に挑みます。

即発射により素早く敵の数を減らして主力のゲージを溜めたりと、火力が不足しがちな駆逐艦の立ち回りに幅を持たせるアップグレードです。

海域開始ではなく戦闘開始なので、戦うたびにしっかり装填されます。バシバシ撃っちゃいましょう。

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巡洋艦

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巡洋艦の特殊な限界突破効果は、

  • 魚雷装填数+1
  • 開始時魚雷+1
  • 主砲砲座+1

の3つ。

軽巡洋艦と重巡洋艦で差異はありません。

魚雷装填数+1

駆逐艦の「魚雷装填数+1」同様、魚雷の最大装填数が1増加します。

巡洋艦は主砲も強力なので、装填上限数増加の恩恵は駆逐艦よりも大きい印象。

開始時魚雷+1

「開始時魚雷+1」も駆逐艦と同じく、戦闘開始時の魚雷装填数を増加させます。

巡洋艦は駆逐艦と比べて雷装値が低いので、大きな恩恵にはなりづらいかも。

継続戦闘に強いのが巡洋艦ですしね。

主砲砲座+1

「主砲砲座+1」は、1度の機会で2回主砲を発射するようになるアップグレード。

全段発射条件の扱いとしては「まとめて一回」です。

主に魚雷を搭載していない艦船へ、「魚雷装填数+1」や「開始時魚雷+1」の代わりとして用意されています。

2発放つ主砲なら4発、6発放つ主砲なら12発と、単純に2倍発射するようになるので、主砲のダメージ効率が2倍になると考えて差し支えありません。

現状のアズールレーンにおいて、このアップデートが非常に強力で、魚雷を搭載していない艦船は評価が高い傾向にあります。

敵によっては、非常に火力の高い「サフォーク」といった艦船より、魚雷を艦載していないだけの「ポートランド」の方がダメージ効率に上回る場合も。

ポートランドの評価

とりあえず、「主砲砲座+1」を持つ艦船は、基本的に強キャラです。

クリーブランドとかフェニックスとか。彼女らはスキルも凶悪ですが……。

クリーブランドの簡単な評価

フェニックスの簡単な評価

ちなみに、事前登録特典の「アヴローラ」など、魚雷を艦載していながらも主砲砲座+1を持つ艦船は存在する様子。

僕は流石にお持ちで無いので、中国wikiの誤植である可能性は否定できませんけど。

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中国wikiのアヴローラページより

アヴローラの評価

戦艦

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戦艦の特殊な限界突破効果は、

  • 主砲砲座+1
  • 副砲砲座+2
  • 水上偵察機+2

の3種類。巡洋戦艦もここに含まれます。

主砲砲座+1

戦艦の「主砲砲座+1」も、巡洋艦と同様「主砲発射数を2倍にする」もの。

多くの場合、1凸と3凸でそれぞれ+1されるため、合計+2になった結果、主砲を3回ぶっ放す化け物になります。

そもそも戦艦という艦船タイプ自体が燃費に劣るので、積極的に限界突破して運用するべきでしょう。

副砲砲座+2

戦艦の2枠目に装備できる「副砲」の発射数が、単純に3倍になります。

副砲は基本的には駆逐艦の主砲を装備できるスロットで、そこまでぱっとしたダメージは出ないのですが、発射数が3倍ともなれば話は別。

駆逐艦の8倍程度の火力ステータスで、3倍の砲弾を放つので、圧倒的なダメージ効率を誇ります。

また、所属によっては副砲へ軽巡洋艦の主砲を装備でき、そりゃもう圧倒的な火力に。

ただ、通常海域で主力艦隊まで寄ってくる敵は少ないので、

  • 自爆ボート処理
  • 演習

などでの活躍が主になります。

自爆ボートにひたすら耐える、曜日クエストの「海域掃討」が難しい場合は、戦艦を2凸して並べればなんとかなったりします。おすすめ。

水上偵察機+2

航空戦艦の場合、副砲スロットが水偵スロットへと変化するため、それに伴い限界突破の効果も変化します。

こちらの効果もなかなか凶悪で、発艦する水上偵察機の数が3倍へと増加

惜しむらくは、現状の航空戦艦が「山城改」だけでして、入手難度の割に航空ステータスがぱっとしない点。

艦載できる水上偵察機も瑞雲だけだったりと、現状はおもしろ枠に収まっています。

強力な航空戦艦や水上偵察機が実装されれば化ける!……と思いきや、そもそも航空戦艦なんていう酔狂を実行した艦船がめっちゃ少ないんですよね。

やっぱりロマン止まりになりそう。

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空母

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空母特殊な限界突破効果は、

  • 戦闘機数+1
  • 攻撃機数+1
  • 爆撃機数+1
  • 艦載機数+1
  • 攻撃隊上限+1

の5種類。「艦載機数+1」なる単語の圧がヤバい。

戦闘機数+1

「戦闘機数+1」は、発艦する戦闘機の数が、1スロットにつき1機増える代物。

砲座数増加とは違い、あくまで1機の増加になります。

航空攻撃は原則として1スロット2機発艦するので、ダメージ効率としては1.5倍ですね。

戦闘機は主に「航空機同士の戦闘」を担うので、敵空母に苦しめられている際は戦闘機数+1に頼ってみたり。

攻撃機数+1

「攻撃機数+1」は、攻撃機の数が1機、1スロット毎に増加する効果。

戦闘機+1の攻撃機版ですね。

攻撃機はその名のとおり「艦隊への攻撃」に特化した航空機。

艦載機数増加によりアホみたいに魚雷を発射するようになるので、移動速度の速い艦船に苦しめられている時なんかに有効です。数うちゃ当たる。

爆撃機数+1

「爆撃機数+1」も、お察しの通り、発艦する爆撃機が1機ふえるアップグレード。

上空から敵をめがけて、「単体への強力攻撃」を行う航空機です。

爆撃機数が増加すると、単純にボスへのダメージ効率が上昇します。

艦載機数+1

今までの+1を台無しにしそうな「艦載機数+1」は、発艦する艦載機を全て+1機するハチャメチャ効果です。やっぱり。

ただこの効果は、装備スロットが1枠「対空砲」に割かれている軽空母や艦載機を3タイプ積めたりする、機数+1の効果が薄い艦船限定のもの。

+1で2スロット以上の強化が狙える、普通の空母と差を付けすぎないようにする狙いがあるのでしょう。

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工作艦

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特殊な艦船シリーズ、工作艦。

工作艦の仕様について

限界突破の固有効果は、

  • 緊急補修回数+1
  • 弾薬上限+1
  • 対空火器砲座+1

の3種類です。

緊急補修回数+1

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「緊急補修回数+1」は、一度の出撃で発動できる緊急補修の回数を+1します。

緊急補修とは、海域マップで使える「艦隊全員の耐久をそれぞれ10%回復」するアイテム。

工作艦は、艦船特徴としてこの「緊急補修」を1度使えるようになっているため、1凸と3凸で1回ずつ増加し、計3回まで利用できるようになります。

工作艦の隠された効果について

緊急補修が使えるのは、あくまでその工作艦が編成されている艦隊のみである点には注意。

第一艦隊にヴェスタルを編成しても、第二艦隊で緊急補修は行えません。

ヴェスタルの簡単な評価

弾薬上限+1

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「弾薬上限+1」を持った艦船を編成して出撃すると、その艦隊は弾薬の上限が1増加します。

6戦必要で、本来2艦隊で出撃するようなマップもゴリ押せるようになるほか、与ダメージバフの条件である「弾薬4以上」の状況を保ちやすくなるため、ダメージ効率の改善にも繋がります。

複数艦編成すると、その分増加するはず……ですが、現状日本では誰も明石を持っていないので不明。

明石の入手方法と事前に準備しておくべきこと

対空火器砲座+1

お馴染みの砲座+1シリーズの「対空火器砲座+1」は、当然対空砲の発射数が+1されます。

主力艦が苦手とする航空機への対策となり、特に自身以外の戦艦などを防衛できるのが大きいです。

地味ながらも強力。マジで地味だけども。

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重砲艦

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最後は重砲艦の限界突破。

性能が戦艦に似ていれば限界突破の内容も戦艦に似ており、

  • 主砲砲座+1
  • 副砲砲座+1

といった効果を得られます。

主砲砲座+1

重砲艦の「主砲砲座+1」も、巡洋艦や戦艦と同様、主砲から放たれる砲弾の数が2倍になります。

ただ、戦艦のように+3までされることはなく、あくまで1回限り

重砲艦のメイン攻撃は、どうしても特殊弾幕スキルになっちゃいますね。

副砲砲座+1

「副砲砲座+1」も、戦艦同様に副砲の発射数が2倍になる効果です。

まとめて+2されることはありませんが、1凸と3凸で計2回実施されるので、結果としては戦艦と同じに。

演習で駆逐艦に張り付かれた際などには、部類の強さを発揮します。

どの艦船も大きく強化される

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以上、艦船タイプに応じた限界突破の効果一覧でした。

どの艦船タイプも、大抵は限界突破を1回するだけで「2倍」とかいう大味な強化に繋がります。

燃費の悪化に恐れてあえて限界突破されない上級者の方も多くいらっしゃいますが、初心者がクエスト攻略に詰んだらまずは限界突破

6-4くらいまでは、攻略だけなら3凸しておけばなんとかなります。レッツ限界突破。

効率的なレベリングマップとレベル上げの注意点

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