2.5次元ブランドレビュー

この記事では、今は無きコスプレ衣装メーカー「2.5次元(2.5jigen)」についてまとめています。

当方所有の衣装がそもそも1種類しかないので、子細な情報は書けないものの、参考程度にはしていただければ幸いです。

情報が少なすぎるうえに、「2.5次元」という言葉が意味を持ちすぎて、コスプレ衣装に関するページやサイトが見つからんのですよね……。

ぼく

手ごろ価格の版権ライセンス衣装ブランド

2.5次元(2.5jigen)の基本情報

サイズ展開
S / M / L / XL / 2XL / 3XL
価格帯(一式)
8,000 ~ 15,000円程度
中古相場
新品の50%程度
メインジャンル
  • ギャルゲー
  • アニメ
取り扱い店舗
http://25jigen.com/(閉鎖済み)

安価な版権ライセンス衣装

2.5次元(2.5jigen)は、8,000円程度から高くて15,000円程度と、比較的安価に版権衣装を提供しているブランドでした。

言うなればギャルゲー版ACOSのような立ち位置を目指したのでしょう。

ただ、美少女ゲージャンルはターゲットにできるコスプレイヤーが少ない点や、ACOSほどのクオリティを提供できない点などからあえなく閉店。

代表的な衣装は「スーパーそに子」系で、ナース服やボンテージ・私服などは、今でも活発に取引されています。

ぼく

上に広いサイズ展開も特徴的

スポンサードリンク

現在は営業終了

2.5次元(2.5jigen)は、すでに営業を終了してるブランドです。2017年4月末に閉店セールを行っていたので、同年4月から5月にかけて営業を終了したのでしょう。

ちなみに、トップページのURLは「http://25jigen.com/」。ウェブアーカイブサービスなどを利用すれば閲覧は可能です。

新規入手は難しい

すでに営業が終了しているので、2.5次元(2.5jigen)製衣装の新規入手はかなり難しいです。

流通量が少なく、公認衣装であることからコレクターズアイテムとしての側面もあるため、中古市場に出回りません。

運よく中古品を見かけたら、チェックしておいても損はないでしょう。

ぼく

迷ったら買ったほうが後悔しないかも

美少女ゲーム衣装が主

2.5次元(2.5jigen)でメインに取り扱っていたのは、いわゆる「ギャルゲー」と言われる界隈のキャラクター。

ただ、その中にSOAのキリトが混ざっていたりと、大変混沌としたラインナップ。

ブランドとしての軸が定まる前に、営業を終了してしまった印象です。

スポンサードリンク

品質が高いわけではない

2.5次元(2.5jigen)製衣装で注意したいのは、決して「特筆して高品質ではない」という点。

ACOSのような「高品質でライセンスまで付いているのにこの値段!?」というブランドではなく、「ライセンスがあるのに業者製程度の値段!」というブランド。

とはいえ、公認で監修も入っているため、細部のディテールなどは業者製より一回りも二回りも上。

マテリアルには妥協が見える

2.5次元(2.5jigen)製の衣装は、細部の出来が優れている反面、布やニットなどの素材(マテリアル)に妥協が見られます。

例えば手元にある「あの夏で待ってる」の夏制服にはセーターが付属しているのですが、どうにも少しゴワついている印象を受けました。

コストパフォーマンスはそこそこ

新品価格を元にして考えた場合、コストパフォーマンスとしては「そこそこ良い」という印象。

業者製と同程度の値段で、細部まで正確な公式衣装が手に入ったので、必要としているジャンルの製品があるなら問題なく購入に進むべきかな、と。

ぼく

まぁもう買えないんだけど

定期的に大規模セールを実施

2.5次元の在庫一層セール

2.5次元(2.5jigen)では、公式ページで定期的に在庫一層セールを行っていました。

元から安い衣装が定価の50%OFFで提供されていたほか、閉店間際には全商品3,000円均一のセールまで。

そのため、市場に出回っている2.5次元製品はセールで購入された商品も多いはずです。

今となっては関係ありませんが、購入時の価格よりも高額では買いたくない方は、値段に注意したほうが良いかもしれません。

スポンサードリンク

ブランドタグが存在しない

2.5jigen製衣装には、大抵のメーカーで縫い付けられている首もとのブランドタグがありません。

サイズの記載された小さなタグが縫い付けられているだけなので、写真で見るだけではまさに「業者製」そのもの。

ヤフオクやメルカリで、やけに質の高そうな業者製衣装が出品されている場合、もしかすると2.5jigen製衣装かもしれません。

特徴的な袋で販売

2.5次元製衣装の入った袋

ブランドタグが存在しない代わりという訳ではありませんが、2.5次元製衣装の梱包は、ブランドロゴが大きく入った袋で行われていました。

タイトルや商品説明に一切記載がなくとも、該当する袋の影が見えた場合、2.5次元製衣装である可能性は非常に高いです。

公式サイトの跡地で気になる衣装を見つけたら、「[商品名] 業者製」などのキーワードで検索をかけてみると、あっさり安価で手に入るかも。