先日、商標キーワードを狙ったアフィリエイトサイトのトップページを製作しました。
今回は、作ったサイトの記事コンテンツを充実させる!話と見せかけて、その記事コンテンツを買う話です。
僕はこれまで
「個人がライターさんや企業に依頼をして、記事を書いてもらう」
という行為に、すごい敷居の高さを感じていました。
僕と同じように考えている方も多いはず。
というか、数年前までは実際に敷居は高かったんだと思います。
気付けば敷居が低くなっていた
例えば、10年前。
外注といえば、フリーライターに、個人で交渉するとか。
付き合いのある方に、こういう作業をしてほしいんだけど、なんて頼むとか。
よほど腰を据えてないと、なかなか一歩が踏み出せない、そんな敷居の高さが「外注」にはあったのではないでしょうか。
クラウドソーシングの台頭
そんな中台頭してきたのが、クラウドソーシングというサービス。
ぼーっとしてても耳に入ってくるようになったのは、ここ4~5年ってところでしょうか。
実際には、10年ほど前から提唱されていたサービスのようですが、よほどアンテナを広げていないと受信できない情報だったはず。
こんな仕事できるよ!っつー受け手と、こんな仕事してほしいよ!っつー発し手を、マッチングさせるサービスですね。
ヤフオクなんかでもそうですけど、こういった場ができると、自然に「依頼のテンプレート」が生まれるんですよね。
「外注をする」という事に対するノウハウが生まれ、それが共有されていく。
個人に対して依頼していることには変わらないのですが、ノウハウの共有があるだけで、一気に「外注」が浸透していきます。
根底にある、「失敗したくない」という思いが、大きく払拭されるわけですからね。
さて、何かが社会に浸透していく。
この動きを、世のビジネスおじさんが見逃すはずがありません。
依頼を代行する業者の台頭
実際、いくらノウハウがあるとはいえ、個人同士での契約を行っているクラウドソーシング。
僕のような初心者には、低くなった敷居が、十分に躓ける高さなのもまた事実なんです。
すると、できるビジネスおじさんは、ここにビジネスチャンスを見出します。
ノウハウを活かして、「依頼」を代行し、マージンを受け取るビジネスが台頭するのです。
- クラウドソーシングサービス側で、依頼を管理するような企業
- ライターを抱えて、窓口を広く取るような企業
も、今は多いようで。
企業相手に、お金と希望を伝えれば、納期までに希望の記事を受け取れる。
さも通販のように、記事が買えるようになったんです。
個人的に惹かれたのが、
Shinobiライティング
(https://crowd.biz-samurai.com/)
アフィリエイト秘書
(http://www.afi-hisyo.com/)
このへん。
希望の記事を伝えて、代金を振り込むだけで問題ないとっつきやすさと、コケても諦められる文字単価が気になる案件。
予め執筆された記事を買うこともできる
ここまでは、希望の記事を「書いてもらう」敷居がどんどん低くなっていった、というお話。
これに関しては、もはやゴールのようなものでしょう。
ただ、この時点でも、仕様書の送付など、人同士の簡単なやりとりが必要になります。
当然、この敷居を高いと感じる方もいらっしゃいますし、何より、依頼から受け取りまでのタイムラグが生じます。
それを払拭するために、今度は
「執筆済みの記事を、選んで購入する」
というサービスも生まれています。
ソクキジ
(http://sokukiji.com/)
afb (旧アフィリエイトB)
(http://www.affiliate-b.com/)
のサービスである、「アフィBひろば」
Plus
(http://plus-report.net/)
などなど。
全部挙げたらキリが無い程度には、「記事販売」なるサービスも普及してきているようです。
おすすめは依頼代行
ちなみに、個人的に気になったのは「記事代行サービス」。
一律の金額を徴収する以上は、良くも悪くも質が安定しているでしょう。
また、情報にはどうしても、賞味期限のようなものが存在しています。
執筆時と今の常識が違う!ということも多々あるでしょうし、なにより記事の一部および全体が公開されている、と思うと、記事購入案件は割に合わない気がしています。
実際に記事作成を依頼してみた
さて、ということで、実際に記事の作成を依頼してみました。
今回お世話になった、というか、なっているのが
アフィリエイト秘書
(http://www.afi-hisyo.com/)
さん。
公式ページの構成が読みやすかった点や、初回依頼時に割引が適用される点で、依頼に踏み切りました。
コンテンツを依頼するページが、ガバガバコンテンツだったら依頼しづらいですしね……。
発注時、
- ライターの人数 ( 1人 or 複数人 )
- ライターの性別
などまで、無料で選べるのも嬉しいところ。
依頼の流れとしては、
- 申込み
- 仕様書の送付
- 代金の振込み
- 記事の受け取り
となっていました。
大抵のサービスは、こんな流れを汲むんじゃないかなー、と思っています。
1.申込み
まずは、「貴社に発注しますよ~」という申込み作業を行います。
アフィリエイト秘書さんですと、ページ上部にある
「お申込み・お問合せ」
というボタンリンクから飛ぶのが簡単ですね。
リンク先に、個人情報や希望する依頼内容などを入力するフォームがありますので、そちらを送信すれば、後日メールアドレスに返信が届く形。
その時のメールに、仕様書のテンプレートが添付されていますので、このフォームでは細かい希望を書かなくて構いません。
というか書いても意味がありません。
2.仕様書の送付
さて、フォームから問い合わせると、後日、依頼するための概要と、仕様書のテンプレートがメールにて送られてきます。
僕の場合は、「【アフィリエイト秘書】お問い合わせに関しまして」なる件名でした。
メールに目を通し、添付された仕様書を埋めて、返信に添付する形で仕様書を送付すれば、依頼は完了です。
ちなみに、仕様書は.xlsファイル (Microsoft Excel用規格) となっています。
僕は貧乏人なので、Excelを使用できる環境にはありませんでしたが、OpenOfficeのCalcで問題なく編集、保存が行えました。
MicrosoftOfficeを代替するフリーソフトなのですが、規格によっては表示がズレたり、保存できなかったりするんですよね。
⇒ 無料総合オフィスソフトウェア – Apache OpenOffice 日本語プロジェクト
さて、仕様書を書く上で、一つ注意点。というか反省点。
「読者ターゲット」という項目があるのですが、こちらに関しては
「できる限り細分化して記入する」
のが正解となっています。
「10代後半~20代前半の、ワキガに悩む女性」
などという、典型的な悪い例で依頼をしてしまいましたが、
「22歳、新卒で総合商社へ入社して、満員電車でふとワキの臭いが気になったOL」
程度には突き詰めたほうが良いでしょう。
ターゲットに近い方であれば、まさに自分の事が書いてあるわけですから、読み進めてもらえる。
遠い方でも、ターゲットを絞っている記事のほうが、「専門性」があるように見えるため、やはり読み進めてもらえる。
「22歳、新卒で総合商社へ入社して、満員電車でふとワキの臭いが気になったOL」
に興味がある人だって、気になる記事になるでしょう。
- 「満員電車での臭い」
- 「オフィスでの臭い」
といった、様々な人に刺さる効果的なキーワードが、
「10代後半~20代前半の、ワキガに悩む女性」
では絶対出ないのも気になるところ。
3.代金の振込み
さて、仕様書の送付が完了したら、代金の振込みです。
先方から、
- 仕様書についての細かい質問(あれば)
- 代金の振込先
が記載されたメールが届くため、そちらに目を通した後、指定の口座へ振り込み作業を行います。
この際、ネットでの振り込みを行えると、
振り込み⇒連絡
の流れがスムーズになります。
セルフバックの活用で、解説時に報酬が発生する、
楽天銀行 (a8.netにセルフバック案件あり)
などのネットバンク口座を持っておくと、何をするにも楽になります。
⇒ セルフバック可能なASP10選!セルフアフィリエイトのやり方
セブンイレブンで入出金できるのは、思った以上に便利ですしね。
ちなみに、僕はアフィリエイト案件の一切関係ない、
を愛用しています。
余計なメールも来ませんし、一番使いやすいんじゃないかなあ。
4.記事の受け取り
さて、代金を支払ったら、あとは納期まで待つだけです。
実は、ゴールデンウィークを挟んだこともあり、この記事を執筆時、まだ記事の受け取りが完了していません。
記事の受け取りに関しては、受け取り完了後、
- この記事の編集
- 新規記事の執筆
のどちらかで対応させていただく予定です。
記事の質とかも含めて。
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ぶっちゃけ簡単だった
以上、外注にて、記事コンテンツの作成依頼してみた話でした。
感覚としては、
取引ナビで売買していたヤフオク!
といったところでしょうか。
相手が企業である以上、ヤフオクよりも敷居が低いかも?
社会経験の薄い、クソザコニート野郎でも滞りなく手続きを行えたので、記事外注を視野に入れている方の参考になれば幸いです。