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どうも、調べるだけで実践しない男、hkmです。

SEOの事、久しぶりに調べたらぜんぜん違う人になってたの。

5年の月日って長いわね。

ただ、なんか「機械の当たり前」が「人間の当たり前」になってて、それが怖かったので記事に。

SEOとは

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SEOというのは、[Search Engine Optimization]の頭文字をとったもので、日本語で言えば検索エンジン最適化

よくわからんって人は、「google(検索エンジン)の検索結果で、上位に表示させる手段や努力」って考えていただければ。

あれ、1,000,000件ヒットしても上位10件しか見ないでしょ?

ブラックハットとホワイトハット

ちなみにSEOには、大きく「ホワイトハット」と「ブラックハット」の二つにわかれます。

ホワイトハットSEO

googleが「こうしてね!」って言ったことをそのまま突き詰めて、結果として上位に表示させるSEO。

RPGで言うと、お城の周りで経験値稼ぐ感じです。

テクニック、というよりは、知識さえあれば、あとは努力に近い印象ですね。

ブラックハットSEO

仕様の虚を突くSEO。

膨大なWEBサイトを仕分けするのは機械なので、そいつに良いサイトだと認識させるSEOですね。

RPGで言うと、特定の操作を行ってはかいのつるぎとはやぶさの剣装備しちゃうようなもんです。

裏技チックなもので、今回主に言及するのはこっちの「ブラックハットSEO」になります。

裏技が通用しなくなってる

さて。

僕が少しだけWEBメディアに興味を持って、SEOを調べてたのが7~8年前。

当時のSEOは、「キーワードを入れろ」「被リンクを多くしろ」のような、テクニック的なものが多かった。

実際これが一番効果があるからこそ、「SEO」ってワードでググった結果がコレだったんですよね。

でも、今回ブログを運営するにあたって調べると、ブラックハットSEOのテクニックについて言及するサイトが一切無い。

つまるところ、ここ数年で、裏技っぽいSEOが通用しなくなっているんですよね。

指針も進歩してる

で、googleさんの「こういうサイト求めてるよ」≒上位に表示するよ なる指針も、結構変化してる。

昔は、「こういう表記でキーワードを入れろ」みたいな、テクニック的な記述が多かったんですよ。

でも最近は、

ユーザーに役立つサイトを作れ!

これ。

いや、何を今更当たり前の事をwww

なんて思うんですけど、いや、これとんでもない。

つまり、

googleのプログラムは、ユーザーに役立つサイトを判別できるようになった

って事で。

もはや人間だよ、それ。

今ある職業は、そのうち機械化されるよ

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オックスフォード大学の、Michael A. Osborne博士が2014年に発表した論文。

[PDF/英語]THE FUTURE OF EMPLOYMENT: HOW SUSCEPTIBLE ARE JOBS TO COMPUTERISATION?

が話題になった事は、記憶に新しいです。

ざっくり言えば、10年もすりゃあ機械で事足りる職業も多いよ?って部分がよく言及されていましたね。

論文なのでひたすらに科学的に、10年後における職業の消滅率を割り出している、はずです。

いや、ごめん、英語読めないのよ。

これに関連する記事もネットにあふれまして、まあ話半分の読み物、みたいな気分でいたんですよね。

でもさ、googleが独自にイジってるプログラムでそれなら、何か大きいキッカケがあればとんでもない進化しそう

そう考えると確かに、10年もあれば機械に取って代わられるよなあ、なんて思う職業も多いわけです。

なんなら、AI支配のディストピアも現実味を帯びてきて洒落になってないまである。

理性が統制する社会を楽観的に描き、非理性や感情が支配する現実の社会を批判してきたユートピア文学の書き手が、現実に社会が理性や科学で統制され始めた20世紀に入ってもはや楽観的ではいられなくなり、従来の『ユートピア』を逆転してディストピアとして描くようになったと考えられる。

ディストピア – Wikipedia

▲機械に統制された社会、みたいな

2016年に出た、「[PDF/英語]ARTIFICIAL INTELLIGENCE AND LIFE IN 2030(2030年の人工知能と生活)」なるレポートにも、「人工知能が社会へ密接に絡んでくるやろねw」みたいな事が書いてありますし。

2017年に入ってからは、韓国政府が「1800万人以上の労働者が2025年にはAIに変わるだろう」なんて発表もしたみたいです。(こっちはソース見つかりませんでした)

かがくのちからってすげー!

いや、調べりゃ調べるほどすげえな、っていう気持ちと、英語読めねえな、って気持ちが溢れてくる。

やりたい事の無い学生さんなんかは、こういう部門に手を出せば重宝される人材になるのは間違いあるまい。

あ、多分、英語でも可。