どうも、switch難民、hkmです。
7月21日、スプラトゥーン2の発売により特需が生まれ、一度は市場相場が6万円を超えたNintendoSwitch。
2週間ほど過ぎた8月5日現在、ようやくスイッチを抱えている転売屋が水面下で悲鳴をあげ始めました。
いやー、ARMSがどうころんでも、7月21日までに定価で買えると思ってたんですけどね。
⇒ ニンテンドーSwitchを買い逃したけど今買うのは悪手っぽい話【6/15】
ここから定価まで価格が落ちるのに、また1~2ヶ月かかるのかと思うと恐怖しかありません。
一応、暴落の兆しもちょっとあるっちゃあるのよ?
[追記]
2017年12月8日(金)より開催されるアマゾンのセールで、Switchの販売が決定しました。
▶【12/8(金)18時~】Amazon「サイバーマンデー」でSwitchの割引販売が決定!
モノレート的にはそろそろ臨界点
モノレートというWebサービスがあります。
これは、Amazonでの価格の推移だけでなく、マーケットプレイスにどれだけの一般ユーザーが出品しているか、などを見られる、主に転売する方に向けたサービスです。
⇒ Nintendo Switch Joy-Con (L) / (R) グレー モノレート
⇒ Nintendo Switch Joy-Con (L) ネオンブルー/ (R) ネオンレッド モノレート
転売屋向けWebサービスの中でも知名度が高く、数多の転売勢が参考にしているサイト。
転売屋御用達だからこそ、転売屋の情勢を測るのにも使えるサービスですね。
さて、このモノレートで、Switch本体の状況を見ると、そろそろ市場に出回っているSwitchの台数が飽和しつつあるように見えます。
出品台数が3ヶ月内で最多
先ほどのモノレートで、Switchの出品者数を見てみましょう。
グレー及びネオンにおいて、5月~7月の最大出品者数は、グレーにおける5/9の240人。
転じて8月の最大出品者数は、8/3、ネオンツートンの240人。
つまり、ここ3ヶ月での出品人数が、最高値をたたき出しているんです。
5月と8月は意味が違う
さて、とはいえ数字だけ見ると、並んだだけに見えます。
が、発売ソフトを見ると、全く意味の違う240人なんです。
5月のケース
5月といえば、6月にARMS、7月にスプラトゥーン2という、任天堂渾身のソフトが立て続けに発売される前の状況。
発売日にプレイするためには、本体を確保しておく必要があります。
その商機を嗅ぎ取った転売屋が、早めに在庫を放出しはじめたのでしょう。
事実、5月あたりから品薄が加速しはじめ、モノレートの出品者数も5月中旬を境に激減、向こう3ヶ月間、出品者数が240を超えることはありませんでした。
最安値もおよそ横ばい、むしろ若干高騰の兆しを見て取れる状況でした。
▲240台しっかり売れてる
8月のケース
転じて、8月3日。
ARMSやスプラトゥーンの2大タイトルの波は収まり、発売を控えている最大タイトルといえば「モンスターハンターダブルクロス」。
「モンハンといえば超絶ビッグタイトルじゃん!」と一度は思うのですが、このダブルクロス、3月18日に発売済なんですよね、3DSで。
携帯ゲーム機で、気軽に友達と遊べるところを評価されたモンハンが、Switchに移植されたところで、爆売れ、ということもないでしょう。
Switchも一応携帯できるゲームハードですが、3DSとSwitch、同じソフトをどちらのハードを持ち歩くかと聞かれれば流石に3DSかな、と。
さらに、最安値のグラフと比較してみても、5月との違いは一目瞭然。
スプラトゥーン特需で高騰した価格が落ち着くのと、見事なまでに反比例した出品台数グラフ。
つまりは、スプラトゥーンを見越して在庫をかき集めたものの、価格設定が強気すぎて特需に乗り切れなかった末路なんです。
または、価格の暴落にあわせて、あわてて在庫を吐き出している最中か。
外的要因が無ければ緩やかに下降
この先、Switchにスプラトゥーン2以上の需要が生まれることはないでしょう。
ただ、市場価格が定価を超え続ける限りは、転売屋の在庫も増え続ける。
供給が増えて、需要が減る。
その場合、どうやって商品を売り抜けるのか、といえば、販売価格を下げるしかありません。
ということで、
- 突発的なビッグタイトルの発売
- 突然の大量増産
などが無ければ、緩やかに価格低下の一途を辿るはず。
4万円と3万5千円には壁があるのかな
ただ、市場価格が40,000円を切ったり、定価の約33,000円に近づいたりすると、「割安感」を覚えた消費者が購入を始めるので、一時下落はストップするはず。
まっすぐ値段が落ち続ける、というよりは、節目節目の段階的に落ちていく感じだと思います。
過去には2万円で買えた時期も
ちなみに、なんと過去にはSwitchの最安値が2万円を切っている時期もあったんです。
3月3日に発売された、NintendoSwitch。
初期ソフトって、なんとも鳴かず飛ばずなものばかりでした。
プレイしたいソフトが無いと、当然ハードなんて購入しません。
発売から1ヶ月ほど経過した4月上旬、捨て値での出品が目立ちはじめ、4月末には新品中古ともに20,000円以下での出品が出るほど。
▲一人が捨て値で出すと多数の人間がならう
鳴かず飛ばずとはいえ、ゼルダはそこそこ評判が良く、スプラトゥーン2の発売日は公開されていました。
じゃあ何故Switchが売れなかったのか、といえば、結局は
「ゼルダがWiiUでも発売された」
という点に尽きるんです。
じゃあWiiUでやるわ、ってなっちゃった。
8月に発売されるモンスターハンターダブルクロスでも同じことが言えるのであれば、相場が落ち着くどころか、10月末にはガタガタ相場の再来があるかもしれませんね。
どうせ発売日にスプラトゥーン2をプレイできなかったので、僕は定価を割るまで見守る構えです。
▲結局はコイツがどう転ぶか、っていうね