どうも、いつの時代もマイペース、hkmです。
最近、ようやくKindleに手を出しまして。
時代遅れも甚だしいですが、いやあ、思ったより取り回しに優れますね、これ。
いくら広告費が出やすいAmazonとはいえ、どいつもこいつもヨイショしすぎじゃね?なんて思っていたのですが……。
ヨイショされるには、それなりの使いやすさがあったんだなぁ、と。
持ち運びが容易
まず、電子書籍全てに当てはまりますが、複数冊の持ち運びが容易なのはすばらしい。
漫画って、どうしても1冊を読破する時間って短いんです。
時間にして、1冊あたり10~30分程度でしょうか。
でありながら、2~3冊も持ち運ぼうものなら、すぐに飲料入りのペットボトルを超えるような重量になってしまいます。
それが、Kindleなら何冊でも、タブレット端末一台で持ち運べるんです。
共有が容易
また、複数端末間のファイル共有が容易なのも良いところ。
専用のアプリケーションから、書籍を購入したAmazonアカウントへログインするだけで、アカウントに紐付いた書籍をダウンロードできます。
そのため、外ではiPad、家ではPCといった読み分けも可能。
こういった提供形式では、元となるサービスが終了した場合のリスクが高いのですが、そこで「Amazon」という大きな企業が活きてきます。
よほどの事が無い限り、購入した書籍が完全に読めなくなる、ということもないでしょう。
さながら、PCゲームにおけるsteamのような安心感で利用することができます。
⇒ Steam
▲米国最大手のゲームダウンロード販売サービス。硬派な洋ゲーから、日本のアダルトゲームまで販売されています。
ただ、著作権諸々のことを考えると仕方が無い部分もあるものの、該当書籍を画像ファイルでダウンロードできればもっと良かったかな、とも思います。
特にPCには、優れたコミックビューアソフトも多いので……。
製作者のサイトは潰れているものの、有志によってバケツリレー式に語り継がれる「マンガミーヤ」なんかは良い例でしょう。
超軽量、そして高いカスタマイズ性を誇りながら、漫画を読むことに関しては他のイメージビューアの追従を許さないコミックビューアソフトです。
ダウンロード先を貼ろうにも、作者様によるオリジナルファイルがネット上に残っていないため断念。検索すれば出ます。
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紙より安い
また、購入時の値段についても良い感じ。
材料や流通費というコストがかからない以上当然ではあるものの、紙に印刷された単行本よりも1~2割程度安いものが多いです。
さらに、作品によっては、Amazonポイントが大量に付与されるものも。
2018年1月よりアニメ化!ということで、何かと話題になっている「ゆるキャン△」の第1巻なんかが良い例でしょうか。
- 作者: あfろ
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2015/12/04
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
通常の単行本であれば、税込み637円。
購入時の付与ポイントは10ptで、Amazonを定期的に利用する方であれば、実質627円といったところ。
転じて、Kindle版であれば、値段は税込み590円。
これだけでは、あまりお得感がありませんが、付与ポイントはなんと142pt。
Kindleを利用する、ということは、自ずとAmazonの利用につながるため、なんと実質448円。
▲2017年07月28日現在の価格
アニメ化による話題も追い風となり、ブックオフオンラインでは617円
駿河屋では500円で販売されていることを考えると、破格と言っても過言ではないでしょう。
……いや、というかブックオフ高すぎじゃない?
この価格差じゃ、どれだけ古本に抵抗無くても、作者の取り分が多い本屋で買わない?
unlimitedはlimited
ただ、Kindle unlimitedはなんともいただけません。
月額の読み放題サービスなのですが、「unlimited」なんて銘打っておきながら、読める範囲はとても狭いんです。
新書が読めないのは、まぁ百歩譲ってしょうがないとしましょう。
が、公式のページにて、「シリーズを読破」として紹介されている「賭博黙示録カイジ」ですら、全14巻中3巻までしか無料で読めない始末。
▲たしかに、カイジは3冊しか表示されていないけど……
1巻完結の作品を漁ったり、ビジネス書などの活字を嗜む分には申し分のないサービスです。
が、ことコミックにおいては「ためし読みの範囲が増える」程度のサービス。
期間限定で全巻無料!などといったイベントもありますが、逆を言えば、そういったイベントが無ければ途中までしか読めず、モヤモヤとした気持ちを抱えることになるんですよね。