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どうも、オークションジャンキー、hkmです。

一般ユーザー間での取引を、手軽に行える場、ヤフオク。

最近はメルカリなんかも台頭してきて、ヤフオク1強!という訳でもなくなりましたが、まだまだユーザー数は莫大な量に上ります。

で、このヤフオク、ちょっと工夫するだけで、安く落札できる可能性がぐぐっと上がるんですよね。

ニート時代に培った、ヤフオクの、ほんのちょっとしたコツをご紹介。

基本的に安価

そもそもヤフオクというのは、Yahoo!が運営しているオークションサイト。

Yahoo!は取引の場所を提供しているだけで、基本的には個人間での取引が主となります。

流通が簡略化されており、出品者からすると不要であるものも多いため、基本的に相場より安価で購入できるのが特徴です。

ただ、売る側もまたYahoo!のお客さまであるため、店頭での購入と比べると、トラブルも多い点には注意したいですね。

更に安く落札するには

そんなヤフオクも、少し工夫するだけで、安く落札できる可能性がググっと上がるんです。

ずばり、「ヤフオクの仕様」を利用しましょう。

というのも、正直な話、ヤフオクってちょっと使いづらいんです。

というか、慣れ親しんだGoogleが使いやすすぎる。

そのため、ヤフオクの仕様を上手く利用することで、知らないユーザーに差をつけられるんです。

結局はユーザー間での入札額勝負となるため、他ユーザーに差をつけられるということは、すなわち、安価で落札できるということ。

とりあえずは、

  • 1円単位での入札
  • 順番ソートを活用する
  • カテゴリの活用

あたりが簡単で、効果も大きいかなあ。

1円単位の入札

ヤフオクはオークションであるため、基本的には、現在価格よりも高値で入札して、他ユーザーと競い合う形になります。

その時、1円毎に競られるといつまで経っても終わらないため、「入札単位」というものが設定されています。

現在の価格 入札単位
1円~1,000円未満 10円
1,000円~5,000円未満 100円
5,000円~1万円未満 250円
1万円~5万円未満 500円
5万円~ 1,000円

そのため、基本的には1,000円、1,100円、1,200円…と価格が上がっていくわけです。

が、この「入札単位」が「入札するための最低単位」であることを利用すると、細かい単位での入札が可能になります。

例えば、現在価格が1,900円の物にあなたが入札するとします。

この時、入札単位が100円であるため、普段であれば2,000円で入札することになるでしょう。

でも、2,000というのはとてもキリのいい数字です。

前の入札者が、2,000円で入札していることも十分に考えられるでしょう。

ヤフオクでは、すでに2,000円での入札がある場合、後から2,000円での入札を希望しても無効となり、購入権を得るためには、新たに2,100円での入札をする必要があります。

そこで、最低単位であることを利用するのです。

1,900円に、2,000円で上乗せするのではなく、2,001円で上乗せする。

すると、入札単位が100円であるため、

  • 2,000円での入札があれば2,001円
  • 2,000円での入札が無ければ2,000円

での入札が行われるんです。

また、開始価格が1円でないのに、現在価格の下一桁が1である場合。

これは、上記の入札方法が使われているため、現在価格が最高入札額であると考えられます。

欲しい商品であれば、狙い目だともいえるでしょう。

入札を呼び寄せてしまう可能性もあるため、終了間際で活用すると効果的です。

順番ソートを活用する

商品の表示順をソートすることで、安く落札できる商品を見つけやすくなります。

ヤフオクでは、商品の優劣や、出品者の評価などは、一切表示順に影響していません。

出品時に、料金を支払って設定できる、「注目度のようなもの」に応じて表示された後、残り時間に応じて、注目度0の商品が表示される仕様となっています。

そのため、注目度上位の商品は多数のユーザーから見られており、相場より大きく安価になることは殆どありません。

安く落札するには、他のユーザーが見つけていない、安価で出品された商品を見つける事が重要なのです。

その際、順番を上手くソートできれば、他ユーザーの目が届いていない商品を、簡単に見つけられるんです。

ヤフオクでは、得体の知れない「注目のオークション順」「おすすめ順」の他、

  • 価格(安価、高価)
  • 即決価格(安価、高価)
  • 入札数(多い、少ない)
  • 残り時間(長い、短い)
  • 新着順

でのソートが可能になっています。

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この中で特に有用なのが、

  • 残り時間の短い順
  • 新着順

の2つ。

残り時間の短い順

まずは、「残り時間の短い順」から。

なんといっても、「注目されていない商品が人目で判る」点に優れます。

値段など、納得の行く条件を設定したら、あとは残り時間の短い順でソート。

上位の商品に入札がないのであれば、それは誰にも見られていないと考えて、ほぼ差し支えありません。

納得の行く価格であれば、即入札してしまえば、そのまま落札できてしまうことが多いです。

新着順

転じて新着順。

こちらは、「即決価格」と併用すると、真価を発揮します。

商品検索の条件より、「この値段なら絶対に買う!」といった価格を設定したら、新着順でのソート。

現在価格であれば、いくら安価でも入札が重ねられてしまいますが、即決価格であれば問答無用で落札です。

案外、相場よりはるかに安価な即決価格で出品されることって多いんですよね。

実際、オークファンのような落札価格検索サイトで調べてみると、めっちゃ安い即決価格で売買されている商品が、どんなジャンルにもあるんです。

でも当然、見つけた人が即買っていくので、ヤフオクに並んでいく時間は長くて1時間程度。

そんな商品を見つけるために、「新着順」は手放せません。

他のソートは微妙

上記2つのソート以外は、正直言うとあまり使いません。

  • 価格の安い順
  • 即決価格の安い順

あたりは、ぱっと見有用そうに見えるのですが、

  • 入札でいくらでも上がっていく点
  • 上位の商品はほぼ変動しないため、注目が集まる点

などから、落札することには相場程度の値段になっていることが多く、「価格の安い順」は使いづらい。

即決価格の安い順についても、割安感のあるものは少しすれば捌けていくので、結局新着順の方がお手ごろアイテムを見つけやすい、ということで使いづらい。

使ってみると、案外、かゆいところに手が届いてないんですよねぇ。

入札はギリギリで

ちなみに、「入札の多い順」というソートがある都合上、入札は可能な限り終了ギリギリにしたほうが、競合ユーザーが付きにくいです。

いわずもがな、競合者が少なければ少ないほど有利であるため、入札は都合の許す限り、終了ギリギリにするべきでしょう。

カテゴリの活用

でもって、カテゴリの活用。

これはどちらかというと、小ネタの部類ですかね。

PC版のヤフオクでは、トップページからカテゴリを推移させると、孫カテゴリ程度まで進まない限り、商品一覧が表示されません。

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▲「コンピュータ」カテゴリでは一覧が表示されず

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▲5段階ほど掘り下げる必要がある

ただ、そのままでは、カテゴリ揺れでチェックできない商品も多くなってしまいます。

「その他」などが近くにあるカテゴリで顕著ですね。

そのため、カテゴリや商品ページにあるパンくずリストから、親カテゴリをクリックして、上位の商品一覧ページを使うようにしましょう。

変に検索ワードを入れてしまうと、ヤフオクに不慣れな方が出品している商品が見つかりません。

こういった、見つかりにくい商品こそが、競合ユーザーの少ない商品となりやすいため、一覧ページとカテゴリーはしっかり活用しましょう。

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高く売りたいなら逆のことを

以上、金の無い身はよく使っている、ヤフオクの利用法でした。

ちなみに、出品時に高く売りたい場合は、上記とは逆のことが起こるように気を使いましょう。

需要が多い商品であれば、「入札の多い順」「価格の安い順」で見つかりやすくなるように、1円でのスタートは、割と有効です。

この時は、相場より高めに即決価格をつけると、「即決価格より安く入札した」というお得感を訴えることができます。

逆に、需要はあまり無いものの、供給が更に少ないために相場が存在している商品は、「即決価格」で売ってしまう方が良いでしょう。

下手に安価で出品してしまうと、商品を見つけられて、価値までわかるユーザーが1人しか居なかった場合、開始価格で落札されてしまうためです。

即決価格には、自分がしっかりと納得できる価格を設定しましょう。