アズールレーンの7-4「予想外の混乱」。
この海域でのドロップしか入手方法の無い「鳳翔」を獲得できるため、攻略後にも莫大な周回を必要とするマップの1つです。
その割に「7-4を周回できる低燃費艦隊」へ関する情報が少なかったため、実際にこねくりまわして試してみました。
7-4攻略の基礎知識
7-4を攻略、及び低燃費での周回をするにあたって、考慮するべきは
- 自爆ボート処理
- 継戦能力
- 艦船レベル
の3点。
対して、敵には航空戦力が殆ど出現しないため、航空攻撃対策はほぼ不要です。
航空攻撃を気にする必要はない
7章及び8章の恒例として「敵空母が一切出現しない」ため、航空攻撃を気にする必要はありません。
ただ、待ち伏せにより遭遇した艦隊のみ、弱めの航空攻撃を放ってきます。
対空砲の数が限られている場合は、移動距離の長い「道中用」の艦隊に優先して装備させましょう。
自爆ボートの処理が重要
7-4の周回には、自爆ボートの処理手段が重要になります。
航空攻撃が行われない分、多数の高レベル自爆ボートが出現します。
自爆ボートのレベルは78ですので、レベル100の艦船でも被ダメージをレベル差補正で軽減しきれません。
結果、自爆ボート1隻ごとに主力艦が800程度のダメージを食らってしまいます。
副砲の強力な主力艦や広範囲の弾幕スキル、手数の多い副砲巡洋艦などを駆使して自爆ボートを効率よく処理しましょう。
道中艦隊の戦闘数が多い
7-4の道中用艦隊は、多数の戦闘に耐えうる編成とする必要があります。
そもそもボスを出現させるのに5戦が必要で、しかもボスの出現位置が4マスよりランダムで選ばれます。
露払いや待ち伏せなどの戦闘を考慮すると、ボス用艦隊をボスへ集中させるには、7戦程度をこなせる道中艦隊が必要となるでしょう。
無理にボスを倒す必要は無い
ただ、周回の目的によってはボスを倒す必要がありません。
詳細は目玉ドロップ項で後述しますが、2つの目的となりがちな報酬のうち、Sレア軽空母「鳳翔」は中枢艦隊以外からもドロップします。
入場に有無を言わさず10の燃料を使う以上、道中艦隊を2つ用意し、ボス以外を処理したうえでの撤退なども有効な周回手段です。
榴弾が効果的
7-4へ挑戦する際、榴弾系統の砲を装備するのが効果的です。
自爆ボートなどをはじめとした軽装甲艦船が多数出現する反面、戦艦などの重装甲艦船の出現数は少ないため、徹甲弾はダメージ効率に劣ります。
特に、戦艦の徹甲弾は軽装甲の敵に対して30%しかダメージが出ないため、手数増加のために「381mm連装砲T3」などを装備している場合は注意しましょう。
特殊弾幕スキルが徹甲弾である「ウォースパイト」や「エルドリッジ」などの運用にも注意が必要です。
無凸キャラの活躍は厳しい
7-4の攻略は、6-4のように「無凸艦を並べる」編成だと厳しいところ。
無凸では最大レベルが70であるにも関わらず、敵のレベルが78~79であるため、レベル差補正によってこちらの攻撃が命中しづらくなります。
戦略の要となる「自爆ボート処理」の難易度が跳ね上がり、7-4特有の連戦には耐えられません。
低燃費艦隊例
7-4くらいの難易度であれば、まだまだ艦船同士の相性を考慮する必要はありません。
特に道中であれば、連戦において強力な艦船を2隻編成すれば問題ないでしょう。
フェニックス+レア戦艦(消費22/道中)
例えば、僕が実際の周回で利用したのは、
- フェニックス(消費9)
- 日向(消費13)
の2隻編成。
日向は「副砲に軽巡主砲を装備できる戦艦」なら、大抵の艦船で問題ありません。
フェニックス
道中における低燃費艦隊の前衛といえば、大抵の海域で活躍する艦船。
7-4も例に漏れず、道中の前衛艦はフェニックスで周回しました。
特に、7章からは敵のレベルが70を超えてしまうため、矢面に立つ前衛艦は限界突破が必須。
仮に1凸フレッチャー隊を編成したとすると、合計の燃料消費が10になってしまうので、フェニックスの方が少ない消費で周回できます。
ちなみに、主砲は自爆ボート処理に効果的な「155mm三連装砲」がおすすめ。蔵王製の砲塔で、通称「ベルファスト砲」って奴ですね。
レア戦艦
主力の日向は、自爆ボート処理のため編成した艦船。
この枠の条件としては、
- 自爆ボートへ対応できる艦船
- 高い火力と殲滅力を持つ艦船
の2つですね。
手ごろなところでは、副砲に軽巡主砲を装備できる戦艦であれば、戦艦特有の高耐久と相まって安定した攻略ができるはず。
ユニオンに所属している戦艦の多くは副砲に駆逐主砲しか装備できないため、おすすめは重桜陣営所属の戦艦でしょうか。
プレイ開始のタイミングなどで日向を持っていない場合は、改造で火力を大幅に強化できる「山城」がおすすめ。
山城を運用する場合は、改造を「近代化改修」まで進めてしまうと航空戦艦となり、副砲が無くなるうえに主砲砲座が-1されてしまう点には注意しましょう。
イラストの変化しないギリギリまで改造する、通称「半改」なる運用であれば、レア戦艦でありながら、全艦船屈指の火力値で敵を圧倒できます。
山城は6-2~6-4でドロップするので、夕立を掘っていればいっぱい溜まるはず。
空母は安定しなかった
レア戦艦の燃料消費が13なのに対しSレア空母の燃料消費が12なので、何隻か空母を試してみたのですが、安定とまでは行きませんでした。
- 飛龍
- レキシントン
- アーク・ロイヤル
- ユニコーン
の4隻では、ボスまで到達できたのが飛龍とレキシントンの2隻のみで、飛龍に関しては「到達できない時もある」といった感じ。
レキシントンは
- 何故か高く設定された耐久値
- 殲滅にも自爆ボート処理にも有用なスキル
のお陰か、5回ほどの挑戦では毎回ボスを出現させられたものの、1度だけ耐久値がギリギリまで削られてしまいました。
オート動作のブレや待ち伏せなどを考慮すると、そのうち削りきられて撤退させられそうですし、今回は戦艦を採用することに。装備や陣形を詰めれば安定するかも?
ちなみに、フェニックスやカッシン、ダウンズのような回復スキルを持った「ヨークタウン」にも可能性を感じますが、未育成のため調べきれていません。
回復できても1戦1,500程度ですし、自爆ボート2隻程度までと考えると「行ける!」とも言い切れないので、今回のためだけに育てるほどでもないかなー、って……。
ヘレナ+アーク・ロイヤル+無凸祥鳳(消費26/ボス)
ボス戦で使ったのは、
- ヘレナ(消費10)
- アーク・ロイヤル(消費12)
- 無凸祥鳳(消費4)
の3隻編成。フルオートです。
ただ、そもそもボスを倒す必要がありませんし、ボス編成はかなり適当でした。
もうちょい安い艦隊でいけるかも。
ヘレナ
ヘレナは、道中艦隊の日向同様に代用が効く艦船。
それなりに耐久性能があり、与ダメージに貢献できれば誰でも問題ありません。
無難なところでは、クリーブランドでも大丈夫でした。
単艦でも強力な副砲軽巡洋艦ということで、セントルイスも良さそうですね。
あ、ポートランドは一瞬で蒸発したので、移動速度や回避はそれなりに必要のようで。
アーク・ロイヤル
正直8-4周回のためだけに育成したアーク・ロイヤルだったのですが、7-4のボスでも大活躍。アホみたいに強い。
装備は8-4に引き続き「蔵王攻撃機による集中攻撃」に特化したものです。
7-4ボスは移動こそするものの、アークロイヤルのスキル「ソードフィッシュ発進!」により移動速度を低下させられるため、5割程度は命中するんですよね。
ボスを素早く処理しないと前衛艦の体力が厳しく、回復しようにもユニコーン単艦では2分以内の討伐が難しかったため、アーク・ロイヤルは最適解に近いと思います。
ただ、スキルレベルを上げたエンタープライズなんかも行けそうな感じ。エンプラの火力によっては、無凸祥鳳を外せるために燃費も向上するかも。
無凸祥鳳
無凸祥鳳は、手軽な回復要員として採用。
前衛主力1隻ずつでも行けないことはないのですが、ちょいちょい前衛が倒されてしまったため、何も考えずに編成しました。
ボス戦に限っていえば、対処するべき自爆ボートの数も少ないので、主力艦隊は殆どダメージを受けず、無凸軽空母でも倒れることはありません。
与えるダメージを一切無視し、攻撃速度に特化した装備構成とすることで、回復や弾消しの頻度を上げています。
特に7-4のボスは弾速が遅く、画面に敵弾が停滞しやすいため、その弾を消せる航空攻撃は大きな被害軽減へと繋がりました。
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目玉ドロップ
ちなみに、7-4における目玉報酬は
- 鳳翔 (限定Sレア軽空母)
- 533mm五連装魚雷T3 (オート向けの★5魚雷)
の2つ。
他のドロップは悲しいくらいに「普通」なので、鳳翔を1隻入手できたら卒業です。
凸はブリで。
鳳翔
ドロップ海域が7-4のみ、かつ建造入手も一切不可能なSレア艦として、図鑑埋めの隠れたボスと言える鳳翔。
軽空母でありながら、軽巡洋艦の主砲を艦載できるのが最大の特徴です。
その特性上、航空戦力の中でも自爆ボートに強く、さらに消費燃料がノーマル戦艦より低い。改めてみると7章及び8章の低燃費艦隊で可能性を感じる性能ですね。
なんなら7-4の答えである可能性まであるような……。
実の所、僕は図鑑埋めのために掘ったのですが、ワンチャンを感じたので現在進行形で育成中です。
育成に一段落ついたら、当記事なり別記事なりでまとめるかもしれません。
ボス艦隊以外でも落ちる
▲うっすら見える「大型主力艦隊」の文字
目玉ドロップのうち、鳳翔はボス以外の敵艦隊からもドロップします。
実際に僕がドロップしたのは大型主力艦隊でした。
意味するところは
- 大型=▲3つ
- 主力=黒い艦隊アイコン
ですね。
533mm五連装魚雷T3
7-4では、533mm五連装魚雷T3の設計図もドロップします。
金設計図のお約束として、こちらはボス艦隊からしかドロップしません。魚雷もあわせて狙うのであればボスもしっかり倒しましょう。
ただ、533mm五連装魚雷T3は入手手段が豊富な装備。7-4以外でも、
- 全ての装備箱T4
- 図鑑「主人公」の達成報酬
などから入手できるため、優先して掘るようなものでも無いかも。強いけど。
道中周回が気楽
以上、7-4におけるオート周回用編成についてでした。
前述の通り、鳳翔は道中艦隊からもドロップするので「2艦隊で雑魚を処理して撤退」を繰り返すのが個人的にはオススメ。
とはいえ、ボスを倒せば
- 533mm五連装魚雷T3の設計図
- 複数の強化パーツT3
- 少し多めな経験値
などのメリットはあるため、手持ちの戦力と相談して周回しましょう。