これからの季節、体臭って気になりますよね。
蒸れ気味なワキですとか、局部ですとか。
普通の方ならいざ知らず、体質によっては強いにおいを発する事もあります。
僕もそうです。
で、そういうにおいって、普通のボディソープじゃ対応に限界があるんですよね。
どんなにナイロンタオルやスポンジで擦っても、体臭が残る。
あなたはこんなコンプレックスをお持ちではないですか?
事実、僕も体臭で悩んでいた時期がありまして、本当に洗っても取れなかったんです。
でもある日、ふと思い立って固形石鹸を使ってみたら、凄い勢いで無臭になったんですよね。
当然、日中の行動でそれなりに臭いは戻るんですけど、蓄積された臭いを1度、ゼロまで戻せるのが凄く大きい。
ということで、今回は固形石鹸の魅力と、その使い方についてご紹介
固形石鹸
固形石鹸とは、その名の通り、固形で販売されている石鹸です。
時代の流れに応じて、徐々に市場から姿を消している印象ですが、人体を洗うならば今なお高い効果を発揮します。
安いほうがおすすめ
固形石鹸とはいえども、値段はさまざまです。
1つ100円程度の安いものから、キリのないほど高いのまで存在しています。
効果を得たいのであれば高いものを購入しなくてはならないのか、と言われれば、答えは全くのNO。
安いのでいい、というか、安いほうがいいんですよね。
高価な素材が洗うのに邪魔
というのも、「洗う」事に関してだけ言えば、変な素材(うるおいとか保湿とか)は全くいらない、むしろ邪魔と言っても全くの過言ではないんです。
純粋な石鹸と比べて、汚れが取れにくくなるのはもちろん。
うるおいや保湿に関しても、お風呂上りの化粧水+乳液の方が何倍も効果的なんです。
「保湿」というのは、肌の水分を通さなくすること。
つまり、水分を通さないようにすることなので、石鹸で行うと化粧水が肌へ浸透する邪魔にすらなってしまうんです。
同様の理由で、化粧水と乳液を併用する場合は、必ず化粧水を先に塗布するのが重要だったり。
逆にしちゃうと、ニス塗った後にペンキ塗ってるようなもんですからね。
効果的な洗い方
ちなみに、ただ「固形石鹸で洗う」といえども、洗い方は様々。
ただ、ここを間違えると、全く効果を発揮しません。
重要なのは、
- しっかりあわ立てる
- 泡で洗う
の2点。
しっかりあわ立てる
固形石鹸は、しっかりとあわ立てて使うと真価を発揮します。
おすすめは、洗顔用のあわ立てネット。
無印良品購入したものを愛用していますが、あわ立ちさえすれば問題はないでしょう。
こちらも安価なもので構いません。
泡であらう
また、実際に洗う際に、泡だけでなでるように洗うのもポイント。
気になるポイントは、手で丁寧に洗ってやりましょう。
ちなみに、洗顔用のあわ立てネットを使った事があればおわかりだとは思いますが、洗顔時と全く同じ洗い方です。
これって、汚れがしっかり取れるうえに、においもめっちゃとれるんですよね。
おまけに、ニキビとかが無くなったり小さくなったり、という効果も。
続けたら症状が軽くなる、なんてもんじゃなくて、症状が酷いときなんかは、洗った瞬間ちょっと小さくなったりします。
おすすめの石鹸
「安いので良い」と言っても、ドラッグストアやスーパーマーケットで買えるような石鹸は軒並み安価であるもの。
せっかくなので、ここで少しおすすめの石鹸をご紹介します。
ミューズ
「薬用石鹸」のCMでおなじみのミューズ。
古くから愛されており、安心して人体の洗浄に使うことができます。
また、ミューズでの洗顔は「ニキビにも効果がある」ともっぱらの噂。
こちらは風の噂程度なので、真偽のほどはいささか疑問ではありますが。
ただ、いかにミューズといえども、純石鹸という訳ではありません。
実際に、ミューズの固形石鹸に含まれる「トリクロカルバン」が米国で規制の対象となり、製造元が声明を出すこともありました。
米国の規制は「念のため」という意味合いが強く、石鹸に含まれる程度のトリクロカルバンであれば人体への影響は無いでしょうが、様々な物質が添加されているのもまた事実。
⇒ トリクロカルバンを含む当社石鹸製品について [pdfファイル]
不安な方は使用を控えたほうがいいかもしれません。
白雪の詩
僕が今、実際に愛用している固形石鹸は「白雪の詩」というもの。
成分「純石鹸分(98%)」との記載の通り、ほぼ脂肪酸ナトリウムのみで生成された、無添加石鹸です。
無添加ですので、あわ立ちがとてもよく、汚れや臭いに対する対応力も高い。
さらに、白雪の詩については、実際にニキビが減少した経験があります。
完全に無くなる訳ではありませんが、明らかな減少が見られ、洗い上がりの突っ張り感も随一。
また、巨大な石鹸が2つ入って、およそ200円程度でスーパーマーケットに並んでいるのも嬉しいポイント。
安さの秘密としては、薬事法による化粧石鹸としての認可を受けていない点にあります。
そのため、品名には「台所用石鹸」とあるため、使用は自己責任かも。
かれこれ3年間ほど愛用していて、特に問題は発生していませんが、肌のトラブルが発生しても泣き寝入りなのはリスク。