どうも、ポンコツだけどアンドロイドではない、hkmです。
あなたは、布団に入って「さぁ寝よう」となったとき、スネのあたりがムズムズしたことはありませんか?
僕はしょっちゅうあります。
小さい虫が這うような、なんとなくいやーなムズムズ。
実際は虫なんて居る訳無くて、ちょっと何かが触れるだけで治るようなムズムズ。
実はこのムズムズ、れっきとした病気らしいんです。
その名も「むずむず脚症候群」。
えぇ……。
むずむず脚症候群
むずむず脚症候群。
なんというか、まぁこれ以上無い病名と言えば病名ですよね。
病名がちょっと可愛らしいせいで、微笑ましい病気に見えてしまうむずむず脚症候群。
ただ、そんな生易しい病気ではないようで。
出典も無いため、信用に値するか、といえば否ですが、Wikipediaによれば「自殺する人もいる」らしい。
いや、調べてもそれらしい事例が出てこないので、真偽の程は疑わしいですが。
合併症が多い
まず、症状に伴う合併症の多さが恐ろしい点。
深夜帯に多く発症することから、不眠症を患うことが多い。
毎夜のようにムズムズすると、ノイローゼを患うことも想像に容易いです。
不眠症やノイローゼにより日中の疲労感は蓄積されますし、行き着く先には重い鬱。
元は身体へのダメージであるにもかかわらず、最終的には精神に深刻なダメージを与える病気なんです。
個人差が激しい
また、症状の個人差が激しい。
病名の可愛らしさも相まって、他の人から理解を得にくい点も「むずむず脚症候群」の恐ろしさでしょう。
僕の症状としては、「小さい虫が這っている」程度のもので、何かが触れるだけでも治まるため、別段気になるものでもありません。
が、人によっては「針で刺すような激しい痛み」を感じる方もいらっしゃるようで。
激痛ともなれば、気にするなと言うほうが無理でしょう。
簡単な腹痛で神に対する脳内懺悔を始める身としては。想像するだけで恐ろしい。
症状は薬で大きく緩和される
ただ、症状は薬が効くらしい。
厳密には、治るわけではないものの、症状が日常生活への支障が無いレベルまで緩和されるらしいです。
それも、8割を超えるような方が。
正確な原因は解明されていないものの、5大感覚の一つである「触覚」が関係していると考えられているむずむず脚症候群。
薬で触覚を少し抑え込むことで、問題ない範囲まで症状が緩和されるのだとか。
生理現象なのかわかりづらい
それにしても、これって生理現象なのか病気なのかわかりづらいですよね。
何も無くても「なんかかゆい」というのは存在しますし、そりゃかゆければむずむずしますし。
症状の個人差が激しいことからも、これが
- ただかゆいのか
- むずむず脚症候群なのか
なんて、なんなら医者でも判断が難しいでしょう。
この辺りの線引きってどうしてるんでしょうね。