どうも、乗り物酔いが治りません、hkmです。
ここ最近、頻繁に電車を利用するんですけど、まあ東京の電車って難しい。
鉄道会社が指定したルールに加えて、マナーなんかもごちゃごちゃしていて、わかりにくいですよね。
実際、守れてない方も多数いらっしゃいますし。特に混雑時。
東京の電車はルール過多
東京に限った話でもないですが、どうも、守らなければいけない事柄が多すぎる。
特に「混雑時」に限られるものも多いため、朝の電車に乗りなれていない方が居ると、ルールそのものを知らないから目立つんですよね。
人の流れをスムーズにさせる暗黙のルールも多々存在しているので、1人グダると周りがイライラしているのもわかるし。
どこかで共有すれば良いのになー、なんて、よく思います。
ルールとマナー
ルール、と一口に挙げても、
- 鉄道会社が指定しているルール
- 利用者内で発生した暗黙のルール、マナー
の2通りがあり、特に後者がややこしい。
たまに前者を守れていない方もいらっしゃいますが、これは、まあ、うん。
深く言及すると、暴言になりそうなので避けます。
鉄道会社が指定しているルール
とりあえず、鉄道会社が指定しているルールから。
主だったところでは、優先席関連だと、
- 優先対象となる方を見かけた場合は、優先席を空ける
- 優先席付近では、電波を発するものの電源を切る
みたいな。
その他、
- 駆け込み乗車
- 意図的にドアへ物を挟む
などの行為が禁止されています。
構内に
- 暴力を振るわない
- 痴漢禁止
なんて張り紙がされていることもありますが、これは電車っつーか、日本国内における法律の話なので省略。
優先席を空ける
譲渡対象の方を見かけたら、優先席を空ける。
そのための優先席といえばそうですが、まあ、見て判るレベルで優先対象の方であれば、別に優先席じゃなくても譲るよね、っていう。
結局、アピってもらえないと対象なのか判らないため、思ったよりも難しいルールの1つです。
優先席付近で携帯の電源を切る
優先席付近での携帯電話問題は、特に守れていない方が多い印象。
ペースメーカーなどの問題もあり、電波関連で不安のある方は優先席へ!という意図のルールなのですが、優先席に座りながらスマホを弄っている方もいらっしゃるレベルで無視されがちなルールです。
この場合、「実際に問題があるか」も重要ですが、それ以上に精神的な安定を提供する意図があるはずなので、ルールである以上は遵守するべきだと思うんですけどね。
いちいち電源を切るのが面倒な僕は、そもそも優先席へ近づかない、という施策で乗り切っています。
駆け込み乗車の禁止
駆け込み乗車についても、公で禁止。
挟まったら痛いし、1人走るだけで電車は遅れるし。
3分待てば次の電車が来る都心部でさえ、全力ダッシュの方々はそれなりにいらっしゃいます。
少し考えればアカんことは判るはずなのに、言われてもできない方が多すぎて、こちらに関しては僕もイラつきを隠せませんね。
ちなみに、駆け込み乗車では死亡事例も存在しているようで。
午後6時34分00秒、ホームの係員が発車予告ベルを鳴らしたため、高校生はあわてて7号車の自分の座席に戻ろうと6号車後部乗降口に、「駆け込んだ」が間に合わず、乗降口に掛けた指を閉じた扉に挟まれた。高校生は扉を開けてくれるように合図したが、駅係員、車掌はそれに気付かぬまま戸閉正常と認め、運転士は戸閉め知らせ灯の点灯により午後6時34分50秒(定刻から20秒遅れ)に列車を発車させた。そのため、高校生は指を挟まれたままホームを約90m伴走したのちに転倒、約160m引きずられた後でホーム端からホーム下の軌道敷に転落、車輪に頭部を轢かれ即死した。
これで車掌と駅務員が書類送検されるってのも変な話だよなあ。
ドアに対して、意図的に何か挟む件についても、駆け込み乗車と同様なので割愛。
利用者内で発生した暗黙のルール
お次は、利用社内で発生した暗黙のルール。
いわゆる、「マナー」と呼ばれるものです。
暗黙過ぎて誰も教えてくれないので、新社会人さんやら新大学生さんやらで、4月の電車が毎年スゲェ事になります。
都内であれば、もう学校で教えちゃっても良いと思うんですけど。
ぱっと思い浮かぶ内容としては、
- 降車優先
- 荷物は体の前
- 車両中央まで詰める
- ドア付近勢は毎駅降車
あたり。
知らないと対応しようがない癖に、対応できないとすげぇ白い目を向けられるんですよね……。
降車優先
降車する方を優先する件については、序の口、というか当然というか。
地方や混雑度合いに関係なく、降りる人優先。
電車に限った話でもないですし、私立小学校に通う新1年生さんがたまーにわからないくらいでしょうか。
荷物は体の前
荷物、特にリュックサックなどは、体の前に抱える形で持つのもマナーの1つ。
これ、案外ご存じない方が多い印象です。
人間の腕が前に出る以上、荷物も前にした方が、場所も取らなければ人にもぶつけません。
混雑時は「きほんのき」とも言えるマナーなんですけど、結構平気でリュック背負ってる方がいらっしゃいますよね。
特に、9時~10時の、おしくらまんじゅうしなくても乗車はできる時間帯に多い気がします。
網棚に置かないのであれば、荷物は抱えておきましょう。
車両中央まで詰める
先に乗車した方は、車両中央までつめましょう、ってのもマナー。
圧倒的な混雑時は車掌さんからのアナウンスがあるものの、そこそこ混んでる、程度ではアナウンスが無いんですよね。
そのせいで、乗車口付近のつり革につかまって、複数人で談笑している方の多いこと。
夜8時頃の中央線は、これをご存じない方のせいで、動けなくなったドア付近の人口密度が半端なくなります。
車両中央のつり革は余っているのに、ドア付近は腕動かせない、なんてザラ。
ドア付近勢は毎駅降車
ドア付近に乗っている方は、毎駅降車して乗りなおし推奨。
これについては、そこそこに混雑している時のみのマナーですね。
単純に、人多すぎて動けないですからね、満員電車。
人の波がある以上、知らなくても押し出されて体で覚えるため、ドア付近で仁王立ちしている方はなかなか拝見しません。
単純に混みすぎ
以上、都心部の電車、乗るだけで一苦労じゃない?ってお話でした。
これって、結局何が悪いかって言えば、単に「混雑しすぎ」って一点な気もします。
朝の利用人口に比べて、電車狭すぎだし。
かといって、本数増やしたら事故るだろうし。
今でも、3分待てば次の電車が来ますからね。
最近は、11時出社の企業も増えていることですし、利用者側での分散を進めて行きたいところ。
冷静に考えれば、朝に出社する理由もそんなに無いしなぁ。