どうも、口内ボロボロ、hkmです。
ちょっと良い歯ブラシを買うと、必ずついてくる歯ブラシキャップ。
この歳になると、出先で使う歯ブラシは現地で買っちゃったりして、あんまり使いません。
が、幼稚園なんかでは歯ブラシを家から持ち寄る場合が多く、そんな場合はまぁ必須。
歯ブラシキャップと言えば子供用!ともいえる商品ですが、免疫力の低い幼児こそ、歯ブラシキャップの使い方には気をつけるべきなのでは?という記事です。
雑菌だらけ
というのも、歯ブラシキャップって雑菌の温床となる条件がびっくりするほど揃っているんですよね。
キャップをつける流れを振り返ると、
- 歯ブラシを手で洗って
- 汚れないようにキャップをする
訳ですが、雑菌には理想的とも言える環境が作られるんです。
雑菌は虫歯の原因とまではならないため、大人であればそこまで問題にはなりません。
が、免疫力の弱い子供であれば話は別。
力加減の難しさもあり、歯茎を傷付ければ、口腔トラブル一直線でしょう。
歯ブラシを手で洗う
まずは、歯ブラシを手で洗う点。
これはもうしょうがなくて、流水に当てながら指で洗浄せざるを得ないっちゃー得ないのですが。
もはや周知の事実とはなりましたが、人間の手は雑菌の温床。
洗えばブラシの汚れは取れます。
が、水分がブラシに吸着し、長期的に停滞。
これは、菌にとって心地の良い環境なんです。
手には無数に雑菌が付いているので、当然歯ブラシへ移る固体も存在するでしょう。
汚れないようにキャップをする
一番の問題は、この状態でキャップをしてしまうこと。
自宅の歯ブラシであれば、洗浄後に立てかける事で風が通り、ブラシがすぐに乾きます。
が、キャップをして、更にはポーチなどにしまってしまうと、長期間蒸発せずに残ってしまいます。
これでは、雑菌は増える一方で、次回以降、とても口に入れられる環境にはならないでしょう。
使い方を教えるべきかも?
そもそも、歯ブラシに菌が付着してしまうのは致し方ないこと。
極論、空中にも雑菌ははいて捨てるほど存在しており、歯ブラシへの付着は免れません。
それでも自宅でそこそこ清潔に使えているのは、しっかりと乾かしているから。
雑菌が居なくなっているわけではありませんが、いわば「許容範囲」に成り下がっているんです。
っつーことで、キャップを付けるなとまでは言わないものの、しっかりと乾かす事まで教えてこその歯磨き指導じゃないかなぁ、と。