どうも、ついwikipediaで調べ物をしちゃうhkmです。
今回は、「アンサイクロペディア」についてのお話。
いつものようにネットサーフィンをしていたら、いつの間にかアンサイクロペディアに迷い込んでいて。
気付けば目の前に、アンサイクロペディアでありながらとても参考になる記事がありました。
これは記事にするっきゃない!
アンサイクロペディアとは?
アンサイクロペディアとは、誤りと嘘八百でいっぱいの百科事典です。アンサイクロペディアは、「エンサイクロペディア(百科事典)」に「サイケ」を持ち込んだものであるとも言えるでしょう。
そもそも「アンサイクロペディア」をご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
アンサイクロペディアとは、一言で言えばバカバカしいwikipedia。
面白い記事にするためなら、嘘もオッケー!そんなユーザー編集型百科事典サイトです。
面白い記事は多数転がっていますが、参考になる記事どころか、嘘が書いてない記事すら数えられる程度。
僕もウェヒヒwしながらぼーっと眺めていたんです。
……が!あるじゃないですか!参考になる記事が!
記事「読みにくい文章」
それが、「読みにくい文章」という記事。
特に「文の構造が原因で読みにくい文章」項。
読みにくい文章をひたすらに列挙して、読みづれぇーwとなるネタ記事です。
ただ、それ以上に、ライターの文章力がスゴい。
情報量が膨大で、誰も使わないような文章から、つい使ってしまうような文章まで、具体例を含めて解説されています。
例えば、「中心となる内容がない文章」を見てみましょう。
(長文です、スマホの場合は文末までジャンプ推奨)
中心となる内容がない文章について説明する前に、まず国語的な文章の表現や、中心となる内容がある文章について触れておかなければいけない。
小学校低~高学年の「国語」で学習する文章には、大抵一貫した表現がなされている、学年相応の言葉使いもしくは丁寧語で書かれている、適当な部分では漢字ではなくひらがなが用いられている、などである。しかしながら、世の中には丁寧語ではなく「だ・である口調」で書かれたものも多数存在することから、丁寧語だけでなくそういった大人的な口語で書かれた文章も学習すべきである。さらには、特に低学年において、国語と混同されやすい「道徳」の授業について、もっと明確に分化しなければ生徒が混乱してしまう。
さらに中学校の国語になると、文法的な問題も出現し、得意な生徒と不得意な生徒の差が激しくなる。そのためいじめ・劣等感の問題が心配だが、他人と自分を比較して得られるものは劣等感か優越感のどちらかでしかないので、いじめをするほうがいけない、いじめを嫌だと思うほうがいけない、いじめの原因を作る者がいけない、といったような責任転嫁が現代社会で日常的に行われているのは周知の事実である。しかし、無知は罪だと言っても、知らないことが必ずしも勉強不足によるのではないため、戦線では冷静さを維持しなければならない。
つまりは文章とは複雑な要素から成り立っており、より高度な社会性を養うためには文書による許可が必要となり、調理器具も使いようによっては医療器具となりうるのである。
以上のことから、中心となる内容がない文章について中心を探すことがいかに無意味であるかはさておき、このような文章は意味が理解できないという点は、この文章の意味を理解し、このような文章を書く意味が理解できないと思う読者には理解できたと思う。
結論が複数あると、長い上に、何が言いたいのかわからない文章になる、という趣旨でした。
ただただ読みづらくなりますが、書きたいことが多い時についやってしまう失敗でもあります。
実際に、書くことを整理せずに筆を持ち始めると、このような文章になりやすいです。
すでに、僕のブログでも結構あったり。反省。
他にも、「同じ文末表現が続く文章」「主語のない文章」など、気付くと該当してしまう文章が多々ありました。
文章について、学校以外で指摘してくれる場は少ないです。自分で気付くきっかけになる、このような記事は貴重であると言えるでしょう。
指示語もつい使いすぎちゃうんだよなー。
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手癖で書くと該当しがち
文章。
これは誰しも書いたことのあるものです。
そして、幼少期から触れるものなので、癖も付きやすいもの。
結果として、手癖で書いてしまう場合も多いです。
そんなとき、1度、今回のような記事を読み直してみると、新しい観点から文章を推敲する機会になると思います。
あ、でも原文は、超絶長文のページが10個ほど集まって1つの記事になっているので、スマートフォンだとちょっと読みにくいかも。
パソコンやタブレットでの閲覧を推奨。
大半はバカ記事だけどね
ただまあ、なんというか、冒頭で説明した意図を持つWEBサイトなので、記事のおよそ10割はバカ記事です。
「バカバカしいwikipedia」
本来まじめに書くであろう「免責事項」のページですら、
アンサイクロペディア(以下「八百屋」)は八百屋利用者(以下「変質者」)が八百屋を閲覧または編集すること(以下「変態行為」)によって発生した利益、不利益に関してその責任を負われて見たのはいつの日か。♪十五で姐やは嫁に行き、お里の便りも絶えはてた。
▲変質者による八百屋に対する変態行為
この始末。
1行目から「(以下「八百屋」)」。
当然文末にいたっては、
また、臨時休業によって八百屋店舗に蓄積された変質者の変態行為の記録が消滅(以下「記憶喪失」)することもあります。八百屋は記憶喪失が起きた場合、その回復に労を惜しみませんが、限界があります。変態行為の記録は八百屋店舗だけではなく、変質者の自宅にも保管するようにしてください。
▲なんのこっちゃ
こんな記述になります。どういう事だってばよ。
信じられるか?メジャーサイトの免責事項なんだぜ?これ。