アズールレーンにおける装備強化。
装備の性能が飛躍的に向上するため、積極的に行いたいのですが、なにぶん強化の基準がわかりにくい。
「強化におすすめな装備」をまとめるだけだと、結局最強装備ランキングになっちゃうんで、今回は「強化するべき装備の基準」にもフォーカスをあててみました。
強化するならT3装備
アズレンにおいて、装備を強化するなら「T3」と書かれたものを優先しましょう。
Tの数値に関しては、「倉庫」画面の「装備」タブにて、アイコンをタップすると確認できます。
装備済みの装備は表示されないので注意。
さて、アズレンの装備は、特殊な装備を除いて各アイコンごとにT1~T3と分かれています。
Tの値が増えるたびに、全ての性能が向上するので、T2以下の装備は完全な上位互換装備が存在することになってしまいます。
ただ逆に言えば、青背景であってもT3ならば完全な上位互換装備は存在しません。
そのため、最大まで強化してしまっても、後から後悔することは少ないです。
代表的なものを挙げるとすれば、駆逐主砲の「76mm砲」。
T3でも青背景の★3止まりであるものの、全装備中最速の装填速度を誇るため、全段発射が強力な「エルドリッジ」などの艦船では主力装備として評価されます。
T2以下なら紫装備で
どうしてもT2以下の装備を強化する場合は、背景が紫のものを選びましょう。
アズレンの装備は、レア度と能力補正が比例しているため、レアリティさえあれば最低限の実用性はあります。
特に序盤であれば、艦船のステータスがそもそも不足している場合も多いです。
時には、強力な青装備よりも優秀となることもあるでしょう。
ただ、航空機の場合は要注意。
艦載機が装備している機銃などの性能は、「T」の数値に比例しています。
T2以下の艦載機は、すぐお役ごめんとなりますので、可能な限り強化を控えましょう。
装備強化はどこまでするべきか?
+3までなら気軽に強化
アズレンでは、強化値が+3までなら気軽に強化してしまってかまいません。
一部艦船の初期装備である「青背景装備」を廃棄すると、+3までの強化に必要な「強化パーツT1」が入手できてしまいます。
入手頻度が高い割に、強化に必要なパーツ数が少ないため、指揮官レベル60程度にもなる頃にはアホみたいな量の強化パーツT1が余ることになります。
序盤の装備強化は効率的なクエスト進行に大きく貢献するので、+3未満で強化を迷っている場合は、ガシガシ強化しちゃいましょう。
T3ならとりあえず+6
「T3」とある装備であれば、何も考えずに+6まで強化してしまって問題はないでしょう。
全てのアズレンプレイヤーが周回するであろう「3-4」で、T2までの強化パーツがドロップするため、気づけばそれなりの量がたまります。
また、大抵の装備は+6まで強化すれば実用範囲内にはなる印象です。繋ぎ装備の強化値としては十分でしょう。
ちなみに、青背景の装備は+6までしか強化できないため、「76mm砲T3」などはこの時点で完成となります。
+7以降は金背景で
+7以上強化する場合は、金背景の装備が良いでしょう。
強化パーツの入手難度が、T3のみやけに高いため、ある程度慎重な強化を心がける必要があります。
紫背景の装備にも、一部+10強化に耐えうる強力な装備は存在していますが、やはりわかりやすさで言えば背景色。
★5の金色や、★6の虹色を目安に強化するのがおすすめです。
ちなみに、+10まで強化しても後悔しない紫装備の例としては、
- 応急修理装置T3
- バルジT3
- 自動装填機構T3
- 150mmTbtsKC/36連装砲T3
- SB2CヘルダイバーT3
あたりでしょうか。
優秀な低レア装備は、唯一性の高い設備に多い印象ですね。
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全力で強化するべきおすすめ装備
強化において、紫色の強化パーツT3を使う+7以降は慎重になるもの。
もっと強化するべき装備が出てきたらどうしよう、そんな考えで、なかなか強化に踏み切れない場合も多いと思います。
そこで、とりあえず間違いない装備もいくつか挙げてみました。
155mm三連装砲T3(★5)
155mm三連装砲T3は、弾薬タイプ「榴弾」における最強の軽巡洋艦主砲です。
艦砲パーツの使い道としては、最優先と考えて良いでしょう。
155mm三連装砲を強化するべき理由は2つ。
- ベルファストの理論値装備であること
- 戦艦副砲の理論値装備であること
です。
ベルファストの理論値装備
155mm三連装砲の特徴として、最強の軽巡洋艦「ベルファスト」の理論値装備であることが挙げられます。
ベルファストは、弾薬タイプ「榴弾」の装備火力を大幅に向上させるスキルを持つため、榴弾主砲最強の155mm三連装砲が、自ずと最強装備となります。
ただ、他の軽巡洋艦主砲としては、弾道が優秀な「150mmTbtsKC/36連装砲T3」にお株を奪われがち。
それでもなお強化を最優先にするのは、戦艦の副砲として非常に有用だからです。
戦艦副砲の理論値装備
155mm三連装砲は、戦艦の副砲として非常に有用です。
そもそも戦艦の副砲は、
- 駆逐艦の主砲
- 軽巡洋艦の主砲
を装備できるのですが、該当する金背景の武器が3種類しかありません。
さらに、そのうち2種類が駆逐主砲なので、装備補正を「対空」ステータスに割いてしまっています。
つまり、155mm三連装砲T3は、唯一の「火力が45上昇する副砲」なのです。
そのため、通常の戦艦はもちろん、特に副砲スロットが2枠ある「三笠」などでは無類の性能を発揮。
戦艦主砲とあわせて、合計+135もの火力補正を得ることが可能になります。
軽巡洋艦1隻分くらい。
533mm五連装魚雷T3(★5)
533mm五連装魚雷T3は、現状最強の魚雷装備です。
そもそも魚雷に★5装備は2種類しかないのですが、もう一方の「610mm四連装魚雷」と比較して、
- 攻撃速度
- 攻撃範囲
において優れています。
単発の威力さえ負けているものの、同時発射数でも勝っているため、密着時のダメージ効率も533mm五連装魚雷の方が高いです。
奇数発射なので、正面へ向けてまっすぐ発射できることから、扱い安さもこちらの方が上。魚雷を艦載できるキャラは、533mm五連装魚雷T3を装備しておけば間違いありません。
当然、魚雷パーツも533mm五連装魚雷T3へつぎ込むこととなるでしょう。
四連装ボフォース40mm機関砲T3(★5)
四連装ボフォース40mm機関砲T3は、最もダメージ効率に優れる対空砲です。
11月のアップデートにより「QF 2ポンド八連装ポンポン砲T3」以外の★5対空砲が強化され、一躍最強の対空砲として躍り出ました。
ただ、ダメージ効率に優れる反面、攻撃範囲はそこまで広くありません。
★5対空砲に関しては、奇跡的にバランス調整が上手く行っているため、どの装備を強化しても後悔はしないはず。
オレンジ背景の対空砲を入手したら、とりあえず強化しちゃっても問題ありません。
烈風T3(★5)
▲+10にした気でいた
烈風T3は、現状最強の戦闘機。
爆撃機や攻撃機は所属に応じて魚雷の挙動が変わるため、何も考えずに艦載機パーツをつぎ込むなら戦闘機がおすすめです。
こればっかりは強弱ではなく、好き嫌いの問題になるので……。
さて、烈風で唯一惜しむらくは、入手手段が限られていること。
現状ではイベント報酬のみでの入手なので、「烈風が手に入るまでパーツ温存」として立ち回ると、大幅な機会損失が生まれます。
その際の強化先としておすすめなのは、同じ★5戦闘機である「F6FヘルキャットT3」。
多少の優劣こそあれどほぼ同様の性能ですし、航空機本体の耐久に至ってはヘルキャットの方が高い……「らしい」です。
そこまではちょっと確認できていませんが、ヘルキャットは5-2で設計図がドロップするので初心者でも手が届くはず。
設備はお好きなのをどうぞ
以上、強化するべき装備の基準と、全力で強化するべき装備についてでした。
汎用パーツを使う設備に関しては、T3なら大抵強化しちゃって問題ありません。
個人的には「油圧カタパルトT3」と「九三式酸素魚雷T3 」がマストなのですが、油圧カタパルトは空母専用ですし、酸素魚雷は雷装艦を一切編成しないなら使いませんし……。
お使いの編成に合わせた強化が必要なので、「コレ良く使うな~」ってなT3設備であれば後悔はしないでしょう。
強化では特殊効果は変化しないため、ステータスの上昇をメインとする設備を優先する、程度。