アズレン公式Twitterにて、神通の近日実装表明がありました。
【艦船紹介】
軽巡洋艦・神通
冷静沈着、何事にも余裕をもって準備し行動する策士、川内型「知の神通」。考え込むことなく行動できる姉の川内にはどこか憧れている。扇子を使う神舞が得意だが、「趣味であり人には見せられるものじゃありません」というのは本人の弁。近日登場予定！#アズールレーン pic.twitter.com/Rch4X6azUJ
— アズールレーン公式 (@azurlane_staff) 2018年1月12日
で、こちらの神通、中国版では10-4でのドロップ艦。
恐らく10章の実装が来るので、10章アップデートの詳細や今やっておくべきことをまとめました。
10章アップデートが来る
10章及び、それに伴う大規模アップデートが来る根拠としては
- 神通の実装
- 海域システムに関わる仕様変更
が同タイミングに来る、という点。
神通の実装
神通は、アズールレーンですと「10-4ドロップでのみ獲得できるSレア軽巡洋艦」。
7-4における鳳翔のような位置づけで、図鑑埋めの隠れたボス枠といったところ。
ただ、本来は10章ドロップだった「セントルイス」が、日本では建造実装されたので、これだけでは10章アップデートが来る根拠としては弱い状況なのは事実。
この根拠の裏づけとして挙げられるのが、海域システムの改修です。
海域システムに関わる仕様変更
【海域マップ「？」について】
新システム実装準備に合わせて海域マップ上の「？」について仕様変更を行いました。・ほかの「？」が出現した場所でも「？」が出現するようになりました。
マップの「？」の出現回数（個数）は変更しません。
連絡が遅れまして申し訳ございません。#アズールレーン
— アズールレーン公式 (@azurlane_staff) 2018年1月12日
神通の実装と同時に、新システムの実装に伴う仕様変更が公式Twitterアカウントにてアナウンスされました。
中国版アズールレーンでは、10章の実装と同時に
- 危険海域
- 大講堂
という革新的なシステムが2つ実装されています。
特に「危険海域」については、実装に海域の内部システムを大きく弄る必要がありそうなので、ついでに？マスの仕様も変えたのではないかなぁ、と。
危険海域システム
危険レベル機能は、一言で言えば「全海域の難易度緩和」。
新しく各海域に設定される「危険度」という数値を、攻略度100%以降も周回することによって減らすと、その分に応じた被ダメージ減少効果を受けられるシステムです。
最高軽減率は海域によって違うものの、10章に至っては20%ものダメージ軽減が可能とのことです。
| 海域 | 最大軽減率 | 必要集回数 | ||
|---|---|---|---|---|
| ノーマル | ハード | ノーマル | ハード | |
| 1章 | 6% | 6% | 3 | 3 |
| 2章 | 6% | 6% | 3 | 3 |
| 3章 | 6% | 10% | 3 | 5 |
| 4章 | 6% | 10% | 3 | 5 |
| 5章 | 10% | 10% | 5 | 5 |
| 6章 | 10% | 16% | 5 | 8 |
| 7章 | 10% | – | 5 | – |
| 8章 | 16% | – | 8 | – |
| 9章 | 16% | – | 8 | – |
| 10章 | 20% | – | 10 | – |
▲1周ごとに2%被ダメージが軽減
大講堂システム
大講堂は、レベル100の艦船を出撃しやすくするシステム。
学園に実装される施設ですね。
レベル100にまで到達した艦船が獲得した経験値を別途貯めておけるようになり、その貯めた経験値をお金で特定艦船へ分配できるようになります。
レベリングを兼ねて、低燃費周回艦隊の艦船レベルを無理に下げる必要がなくなるため、熱心なレベリング教徒も安心してドロップ目的の周回ができるはず。
ただ、無差別に経験値を分配できるわけではなく、曜日ごとに受講できる艦船は決まっている、とのこと。
| 曜日 | 過程 |
|---|---|
| 月曜日 | 駆逐魚雷教学 |
| 火曜日 | 巡洋火力教学 |
| 水曜日 | 戦艦理論教学 |
| 木曜日 | 空母理論教学 |
| 金曜日 | 駆逐実践教学 |
| 土曜日 | 巡洋実践教学 |
| 日曜日 | なし |
中国wiki「大講堂」ページより引用
ちなみに、大講堂は海軍売店や海軍食堂よりも必要レベルが高く設定されており、利用するだけでも指揮官レベルが50、レベル最大まで上げようとすると指揮官レベルが95必要らしいです。こわい。
やっておくべきこと
10章実装までにやっておくべきこととしては、やはり10章の開放。
また、大講堂実装に向けて、艦船や指揮官のレベルを上げておくのも良いでしょう。
10章攻略に対空砲が重要となるため、最低でも前衛3隻分くらいは+10対空砲も作っておきたいですね。
9章海域までの攻略
まず大前提として、9章をクリアしていない場合は通常海域の攻略を進めましょう。
10章へ挑戦するには、9-4の達成度を100%にする必要があります。
指揮官レベル上げ
余裕があれば、指揮官レベルは上げておくべきでしょう。
「大講堂」は学園の設備なので、設備のレベルアップには「海軍売店」や「海軍食堂」同様に指揮官レベルが必要となります。
施設利用は50からとなるため、どうにかして50まで上げておけると、今後のアズレンライフが快適になるはず。
また、10章の挑戦条件としても指揮官レベルが必要。
指揮官レベルが70無いと挑戦すらできないので、実装後すぐに10章へ挑戦したいのであれば、指揮官レベル上げは最重要事項でしょう。
ちなみに、獲得できる指揮官経験値は、艦隊に艦船を多く編成すればするほど増加します。
艦船レベル上げ
大講堂が控えている以上、レベル100艦船での出撃は機会損失ですし、艦船レベル上げを意識したプレイがおすすめです。
10章クリアには複数のレベル100艦船が必須と言っても過言ではないので、レベル90台艦の追い込みを優先するのが効率的。
99と100でも受けるダメージに2%ほどの差が生まれるので、しっかりと上げきることが重要となります。
資金調達
大講堂システムを有効活用するのであれば、資金を貯めておきましょう。
設備のレベルアップに多額の資金が必要です。
| 大講堂のレベル | レベルアップ資金 |
|---|---|
| 1 | 6,000 |
| 2 | 8,000 |
| 3 | 10,000 |
| 4 | 12,000 |
| 5 | 15,000 |
| 6 | 18,000 |
| 7 | 21,000 |
| 8 | 25,000 |
| 9 | 30,000 |
| 10 | – |
対空砲の強化
10章の攻略では、前衛艦の対空砲が肝になります。
7章以降姿を消していた空母が再度出現し、艦船レベルは当然100前後。
移動で爆撃を回避できない主力艦が狙われると大惨事も大惨事なので、航空機をしっかり処理できる対空性能が必要です。
ただ、演習と比べて航空攻撃の頻度が高いので、 無理に「113mm連装高角砲(ルンバ)」で固める必要はないのかも。
攻撃速度に優れる「四連装ボフォース40mm機関砲」なんかも十二分に活躍すると思います。手動でプレイする予定なら尚更です。
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レベル100艦での周回は控えるべき
我慢できるのであれば、今、レベルカンスト艦船による周回をするべきではないでしょう。
前述の通り、大講堂と危険海域の2システムが実装されれば低燃費周回の難易度は大幅に緩和されます。
特に大講堂システムの実装が控えているとあれば、レベル100艦船の出撃は大きな機会損失となり得るはず。
アズレンの燃料って、課金してもなお制限がありますし。
とはいえ期間限定要素があるわけでもないので、あくまで我慢「するべき」程度。
低燃費をつき詰めた周回よりも、レベリングを兼ねた周回がオススメ！くらいのニュアンスで受け取っていただければ。
10章海域の特徴
アズレンの次回アップデートにて実装されるであろう、10章海域。
こちらの詳細についても、簡単にまとめてみました。
敵レベルが100を超過
10章は、敵の艦船レベルが非常に高い海域です。
10-1の「道中96・ボス97」から始まり、最終的には10-4の「道中101・ボス102」まで上昇します。
アズールレーンのダメージ計算式には、艦船同士のレベル差が大きく関わっているため、レベル100艦船での出撃は必須でしょう。
1レベルごとに2%のダメージ補正がかかるため、レベル95の艦船ですら10%も多くダメージを受けてしまいます。
空母が出現
7章以降は待ち伏せ艦隊以外で出現しなかった空母が、10章では再度出現します。
高レベル空母から発艦される航空機の破壊力は、演習で実感する通り。
動けない主力艦まで到達されると壊滅は必至なので、攻略の是非は前衛艦の対空能力にかかっていると言っても過言ではないでしょう。
副砲による自爆ボート処理と、高性能の対空バフを兼ね備えた「クリーブランド」なんかは特に活躍するはずです。
目玉のドロップ艦は2隻
10章で目玉となるドロップ艦船は、
- 神通(Sレア軽巡洋艦)
- ホノルル(レア軽巡洋艦)
の2隻。
10-3ドロップのセントルイスも中国版では大きな目玉艦ですが、建造で入手できる日本版プレイヤーとしてはそこまでムキになる必要はないのかな、と。
建造一点狙いも闇っちゃ闇ですけど。
神通(SR軽巡/10-4ドロップ)
10章の目玉は、なんといっても神通。10-4でドロップします。
重桜の軽巡洋艦ということで、低耐久の使いづらい軽巡洋艦かと思いきや、スキルがどうにもぶっ壊れ。
「自身が生存している」という条件こそあるものの、駆逐艦と軽巡洋艦のステータスを大幅に向上させるバフスキルを持っています。
| スキル名 | スキル効果 |
|---|---|
| 华之二水战 | この艦が戦闘可能である限り、駆逐艦・軽巡洋艦の雷装値・装填値を5.0%(最大20.0%)強化する |
| 不屈の神通 【改造取得】 |
自身の受けるダメージを20.0%軽減。この艦が戦闘可能である限り、駆逐艦・軽巡洋艦が放った魚雷のクリティカル率が4.0%(最大10.0%)上昇する。【レベル6以上:クリティカルダメージが5.0%(最大30.0%)増加】 |
- 重桜所属
- Sレア軽巡洋艦
- 改造実装艦
を兼ね備えていることから素の雷撃性能も高く、自身のスキルのみで実数値は脅威の440ほど。
耐久値は改造後でも2,500程度にとどまるものの、改造後に取得するスキルにより、実数値はやはり3,000を突破。ブルックリン級と同程度なので、実用に支障は無いでしょう。
バフが専用スキルであることから、○○指揮系スキルと重複するのも強みの1つ。
唯一注意するべき点があるとすれば、「重巡洋艦は強化対象から外れている」点。
重桜艦隊を編成する場合、三笠のスキルが主砲を大きく強化するため、高雄や愛宕、摩耶なんかの重巡洋艦を編成したいんですよね……。
そこだけはどうにもかみ合って居ないので、重桜艦隊での運用というよりは便利なSR軽巡としての運用が主になると思います。
……となると、通常海域はフェニックスやクリーブランド、ヘレナなんかの方が便利そうですし、性能の割には使わない艦船になるかも。案外不遇艦？
ちなみに、ドロップ限定のSレア艦「鳳翔」が雑魚艦隊から入手できるのは確認済みなので、神通も恐らく道中艦隊からドロップするはず。
ホノルル(レア軽巡/10-2ドロップ)
ホノルルは、ブルックリン級軽巡洋艦のレア枠。10-2でドロップします。
単純な話、「消費燃料9の副砲軽巡洋艦」ってだけで強いブルックリン級特有のアレです。
感覚としては、
- 連戦に強いフェニックス
- 軽巡をバフできるブルックリン
- 単艦性能の高いホノルル
といった住みわけですね。
| スキル名 | スキル効果 |
|---|---|
| 火力全開 | 20秒毎30.0%(最大60.0%)で発動。10秒間自身の火力が20.0%(最大40.0%)アップ |
ホノルルを育成しておくと、ボス戦で副砲軽巡洋艦を1隻だけ使いたい！という時に、ヘレナやセントルイス、クリーブランドなんかと比べて消費燃料が1安く済みます。
……まぁそれだけなんですけど。
全艦で見てもかなり強い部類の艦船ですが、同列のフェニックスやブルックリンが入手しやすすぎて、そこまで強く見えない不遇艦。
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低燃費周回がすげぇ楽になるはず
以上、近日来るであろう10章アップデートの詳細と、アップデートに向けての準備についてでした。
危険海域機能の実装により、低燃費艦隊での周回が楽になるのはとにかくあり難いところ。
流石に「今までクリアできなかった艦隊が安定するように！」とまでは行かないと思いますが、必要装備などのハードルは大きく下がるでしょう。
