アズールレーンの9章における攻略の要点について。
8章までの海域と比べ、唐突に難しくなる9章はオートで攻略するのも一苦労。
幸い、ボスをS勝利しての周回が必要ないため、無理に低燃費艦隊を組む必要はありません。
ということで、今回は9章全般の「オートクリア」に焦点を当てて解説します。
9章全体の注意点・概要
9章は、コンセプトがはっきりしているマップです。
7章・8章に引き続き空母が出現しないものの、重桜の航空魚雷対策や燃焼による削りなどが苛烈となっているため、事前準備を怠らないようにしましょう。
重桜魚雷は対策されている
9-1から9-4まで、手法こそ違えど重桜魚雷による大ダメージを狙えない敵配置になっています。
そのため、8-4までのボスを一瞬で屠っていた「アーク・ロイヤル」が活躍しづらい点に注意。
▶8-4の攻略は安全地帯を使おう!最適艦は「アーク・ロイヤル」
対ボス艦隊は、戦艦主体の大艦隊で挑戦する必要があるでしょう。
低燃費によるオート攻略が難しい最大の原因はコレ。
戦艦主砲は榴弾推奨
道中・ボスともに軽装甲の敵が多いため、戦艦の主砲は「榴弾」系を活用しましょう。
戦艦の榴弾は重装甲にもしっかりとダメージが出るので、相手を選ばずに有効打を与えられます。
前衛も基本的には榴弾が好ましいですが、軽巡洋艦に限って言えば「150mmTbtsKC/36連装砲T3」の採用もアリ。
ダメージ倍率こそ榴弾に劣りますが、道中で多数出現する戦艦(重装甲)相手であれば大差ないうえ、非常に優秀な対単体性能を誇っています。
旗艦の燃焼に注意する
道中攻略時、よく見る旗艦の倒れ方として「燃焼ダメージの蓄積」があります。
燃焼ダメージはきっかけとなった砲ダメージに比例しているため、敵戦艦に直接狙われて炎上した日にゃアホみたいに体力が削られます。
オート攻略では意図して戦艦を処理できないため、「消火装置」などの装備でしっかりと対策を行いましょう。
対空性能はほぼ不要
9章では、対空性能に目を向ける必要がありません。
7~8章に引き続き、待ち伏せ艦隊以外では敵空母が一切出現しないので、航空攻撃を受けることはほぼないでしょう。
オート攻略にオススメの艦隊
道中:三笠+無凸祥鳳+フェニックス(消費27)
道中は、敵の艦船レベル以外8章と大差ありません。
そのため、9章前半(9-2)程度までであれば、8-4の攻略で運用した艦隊をそのまま流用できます。
ただ、敵艦船レベルの上昇は大きな痛手。
9-3及び9-4では敵のレベルが非常に高く、戦艦主砲一発で戦況が覆されかねません。
少なくとも、上記の艦隊では9-3あたりから少し安定感に不安が出てきたので、何らかの対応策を打つ必要がありました。
無凸ヴェスタルの追加(消費+4)
フェニックスや三笠の被ダメージが目立ち始めた際、最も効果的だったのが無凸ヴェスタルの追加。
専用スキル「応急修理」により、同時に編成されている艦船1隻をピンチ時に大きく回復できます。
なんだかんだで祥鳳+フェニックスはスーパー硬いわけでして、主力艦のピンチを救えるヴェスタルは重宝しました。いざという時の手動回復も非常に有用。
道中艦隊の装備構成
道中艦隊のポイントとなるのが、旗艦と前衛艦の装備構成。
9章では敵戦艦の火力が非常に高いうえ、榴弾主砲を装備しているため、1度の炎上ダメージが致命傷となりかねません。
目を離した隙に、三笠の体力が半分になってるなんてザラ。
対策として、旗艦に対する「消火装置T3」の装備は必須ではないかな、と。
▲三笠の装備例 (副砲は+6で十分でした)
欲を言えばフェニックスにも装備したいのですが、前衛の応急修理装置は必須ですし、SGレーダーを装備する枠が三笠にありません。
SGレーダー役をバトンタッチできる、という点も、無凸ヴェスタルの編成をオススメする理由の1つです。
▲フェニックスの装備例 (副砲は換装推奨)
ボス:全力艦隊
9章におけるボス艦隊をオートで攻略する場合、低燃費化する余裕は正直ありませんでした。
ボス艦隊に対するダメージソースとなりがちな「重桜魚雷」が対策されているうえ、攻撃も苛烈。
1~2隻の前衛が稼げる時間で安定したボス処理は難しいので、強力な艦船を6隻詰めて乗り込むべきでしょう。
ボスを倒しての周回をする必要性は薄い
9章は周回を考えた場合でも、ボスを無理に倒す必要はありません。
7章同様にSSレア艦船のドロップが無く、ドロップ限定のSレア艦船は道中艦隊からも獲得できる……はずです。恐らく。
であれば、低燃費でボスを倒す艦隊を考える必要も薄いかな、というのが正直なところ。
9-1~9-2:戦艦主体
9-1及び9-2においては、戦艦主砲によるダメージがボス艦船に刺さります。
それぞれ挙動こそ違うものの、戦艦や爆撃機による範囲攻撃で巻き込みやすい行動パターンなので、榴弾主砲でさくっと焼き払うのがオススメ。
無理なくクイーン・エリザベスを編成できますし、フッドの特殊弾幕も当たりやすいので、何も考えずにロイヤル艦隊で挑戦するのが無難でしょうか。
ウォースパイトの特殊弾幕は駆逐艦と相性が悪いので、そこは差し替える感じで。徹甲弾ですし。
▲オートだと駆逐艦より巡洋艦かなって
9-3~9-4:前衛主体
9-3や9-4は、前衛艦のダメージ効率を重視した艦隊で挑戦しましょう。
特に9-4は敵が円状に高速で動き回るため、戦艦主砲ですら避けられてしまいます。もちろん重桜魚雷が命中するはずもありません。
いろいろこねくり回してみた結果、僕の場合はエンプラやレキシントンなどのユニオン爆撃艦よりも、バフをしっかり乗せた前衛艦での削りが安定しました。
前衛艦隊のダメージ効率という意味では重桜艦隊が強力なイメージもあるのですが、道中の自爆ボート処理で三笠を使いたかったので結局ロイヤル。
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ボス艦隊攻略のコツ
9章は、それぞれのボス艦隊が特徴的な挙動をしており、対策が重要となります。
ここでは、9-1~9-4におけるボス艦隊の挙動や対策などを紹介。
9-1ボス (レベル89)
9-1はボスこそ動かないものの、取り巻き2隻がボスよりこちら側へ配置されているうえ上下に動くため、攻撃の狙いが吸われがちです。
その特性上、「フッド」や「ネルソン」などが持つ範囲固定の特殊弾幕や、「ウォースパイト」などが持つ最も遠い敵を狙う特殊弾幕が特に活躍するでしょう。
ちなみに、敵のレベルもまだまだ低いので、S勝利にこだわらないのであれば4隻程度の編成でもオートクリアは可能です。
9-2ボス (レベル91)
9-2のボスは、演習における前衛艦隊のように駆逐3隻が固まって動き回ります。
戦艦や爆撃機などの範囲攻撃がまとめて削れてオススメ。
何故か軽巡程度の移動速度なので、ビュンビュン移動による回避はありません。
榴弾主砲を艦載した戦艦なら誰でもオッケー。
9-3ボス (レベル93)
9-3は、ボスも取り巻きも8-4同様に一切移動しません。
▶8-4の攻略は安全地帯を使おう!最適艦は「アーク・ロイヤル」
ただ、9-1同様に取り巻きがボスを守るように配置されており、蔵王攻撃機の重桜魚雷はやはり効果が薄め。
敵の配置幅が絶妙でして、戦艦でゴリ押せるように見えて、一度の攻撃で複数隻へダメージを与えられないのも特徴の1つ。
適当に放った魚雷でも誰かに当たるので、雷装巡洋艦なんかで固めるのが無難だと思います。磁気魚雷だとなお良し。
ちなみに旗艦へフッドを据えると、特殊弾幕スキルの攻撃範囲に3隻ともぴったり収まります。
砲弾タイプの関係上、単発ダメージは800程度に収まりますが、命中する弾数を考えればダメージソースとしては十二分でしょう。
▲調整ミス感溢れる超範囲
9-4ボス (レベル95)
9-4のボスは、3隻が等間隔で円を描くように動き回ります。
9-2とは違い駆逐艦相応のスピードで移動するため、戦艦主砲ですら当たらないと考えて差し支えありません。
着弾の早い前衛艦による攻撃や、爆撃機・汎用攻撃機などの面による攻撃が重要となります。
フルオートでの攻略を考えると、9-4だけ頭一つ抜けて難しい印象がありますね。
▲耐久寄りの編成も有用
ただ、手動であれば話は別。
決まったルートでしか動かないので、魚雷を密着して当てるのが容易。一発1,500ダメージと考えても、4,500~7,500ダメージをコンスタントに与え続けられるでしょう。
どうしてもクリアできない場合は、手動操作での挑戦がオススメです。
消火装置は紫箱から
以上、9章全体のざっくりとした攻略や、オートクリアに有用な艦隊例でした。
ちなみに、9章の取り巻き処理で有用な「消火装置T3」は、紫色の装備箱から排出されます。
T3でも★3なうえ、開発企業不問の設備枠であるため、全ての紫装備箱からハズレとして排出されるはず。持ってなくても安心!