各社から発売されている家庭用ゲーム機ですが、正直なところ、どれを買えばいいのかわからなくありませんか?
実際、著者はパソコンでばかりゲームをしていたので、いざゲーム機を買おうと思ったときにどれから手を付けていいのかわかりませんでした。
他にもこういう方はいらっしゃると思うので、PS4Pro/NintendoSwitch/XboxOneXの3機種から、今から買うならどれがいいのかをわかりやすくまとめてみました。
目次
買うべき家庭用ゲーム機ランキング
順位 | ハード名 | 特徴・注意点 |
---|---|---|
1位 | Nintendo Switch |
・魅力的な専売ソフト ・独特のプレイ体験 ・テレビを占領しない ・競技プレイには不向き |
2位 | PlayStation4 Pro |
・コスパの良い性能 ・FPSの日本スタンダード ・買うならPro |
3位 | Xbox One X | ・パソコンに近い |
1位:NintendoSwitch
- 魅力的な専売ソフトが多い
- 独特のプレイ体験
- リビングのテレビを占領しない
- 競技プレイには向かない
2019年、今から家庭用ゲーム機に手をつけるなら、間違いなくNintendoSwitchから購入するべきでしょう。
Nintendoのソフトは、基本的に自社ハードでしか販売されないのですが、そのソフト郡の完成度が高いのが1番の理由。
専用コントローラー「JoyCon」のおかげで「Switchにしかできないゲーム体験」も確かにありますし、テレビを使わずに遊べるのもメリットです。
Nintendo Switch JOY-CON ネオンブルー
魅力的な専売ソフトが多い
任天堂開発のゲームには、「スプラトゥーン2」や「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」を初めとした魅力的なゲームが多数存在しています。
そのどれもがSwitchでしか販売されておらず、面白いゲームを遊びつくすには、どうしてもSwitchが必要という現状。
逆に「PS4専売」や「Xbox1専売」というソフトは殆どありません。
ほとんどパソコン版も同時発売されるので、ゲーミングPCとSwitchだけ持っていれば、世の中のゲームは全てプレイできると言って過言では無いでしょう。
独特のプレイ体験
PS4やXbox1が一般的なコントローラーでプレイするのに対して、NintendoSwitchはシェアできる「Joycon」や「傾き検知」などを駆使してプレイします。
USB接続ではないので、パソコンとの互換性は無いのですが、互換性が無いからこそ「Switchでしかできない体験」が山ほどあります。
大の大人が集まって1-2-Switchをプレイするだけで盛り上がるって、結構すごい事だと思うんですよね。
リビングのテレビを占領しない
一般家庭のプレイ環境に目を向けると、リビングのテレビを占領しないのもSwitchの素晴らしい点。
ハードに備え付けられたモニターでプレイすれば、携帯ゲーム機としても、小型モニタを使った据え置き機としても運用できます。
大人が子供にゲームプレイ時間を制限するのって、ぶっちゃけ「テレビが見れなくなるから」という理由が含まれていることも否定できないし。
競技プレイには向かない
とはいえNintendoSwitchも、万能ハードではありません。
正直に言うと、「競技性のあるゲームプレイ」にはあまり向かないハードなんです。フォートナイトなんかが顕著。
というのも、Switch自体のフレームレート(秒間に切り替えられる画面数)に制限があり、30FPSしか出ないんですよね。
PS4やXboxが60FPS、パソコンに至っては240FPS程度まで現実的に出るので、その中でガクガクしながら戦うのは得策とは言えません。
パソコンとSwitchが、お互いの弱点を上手く補完しあうので、性能の高いPCをお持ちのご家庭なら気にすることでもないかも。
スマブラやスプラ2は全員30FPSだし問題ない
Nintendo Switch JOY-CON ネオンブルー
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2位:PlayStation4 Pro
- コスパの良い性能
- FPSゲーの日本スタンダード
- 通常版を買う理由はほぼ無い
NintendoSwitchほどではないにしろ、PlayStation4Proも買う価値のあるゲームハードです。
通常版からProへのバージョンアップに伴い、大幅なスペックアップが行われたのがその理由。安価なゲーミングPCよりも、グラフィック性能はPS4Proの方が上です。
また、日本でFPSというと、まだまだPS4でのプレイが主流なのも有利な点。
マッチングしない対人ゲーほどつまらないものはありません。プレイ人口と楽しさは概ね比例します。
SONY PlayStation4 Pro CUH-7200BB01
コスパの良い性能
PlayStation4Proは、ハードスペックと価格のバランスに優れる家庭用ゲーム機。
そのグラフィック性能はコスパ重視のゲーミングPCに肉薄し、安価を追い求めたゲーミングPCを追い抜いてしまうほど。
トップレベルの技術・環境を求めるガチゲーマーで無い限りは、十分ゲームを遊びつくせる性能です。
FPSゲーの日本スタンダード
日本でFPSと言えば、まだまだCoD。そしてCoDと言えば、ずばりPlayStation4。
CoDが人気というよりは、PS4に最適化されたFPSがCoDシリーズだけという話なのですが、日本人とFPSゲームを遊びたいならPS4が賑わってるんですよね。やっぱり。
CoDはプロが集う世界大会もPS4+ゲームパッドで行われるほどにPS4向けのゲームだったりします。
通常版を買う理由はほぼ無い
今PlayStation4を買うなら、必ず「Pro」を購入しましょう。
1万円程度の価格差はあり、少し躊躇はするのですが、グラフィック性能に2倍以上の差があります。
ゲームプレイ時の環境を追い求めないならSwitchで十分な訳ですし、あえてPS4を今選ぶなら、Pro以外の選択肢はありません。
SONY PlayStation4 Pro CUH-7200BB01
3位:Xbox OneX
- 良くも悪くもパソコンに近い
惜しくも3位となったのは、Microsoftが開発する「XboxOneX」。
Microsoftは、主に「Windows」や「Office」などの有名ソフトウェアを手がける、ソフトウェア製作会社。
結果として、どうしてもパソコンに近いゲーム機になっちゃってるんですよね。じゃあパソコン買ったほうがよくね?って。
Xbox Oneで発売されるソフト≒パソコンでプレイできるソフト
「Xbox Oneにしかできないこと」がない
正直なところ、XboxOneにしかできないことが無い、というのが個人的な印象。
マシンスペックがPS4Proと大きくかわるわけでもなく、魅力的な周辺機器があるわけでもなく。
となると、結局普及率の高いPS4Proの方が、日本で遊ぶ分には一歩上なのかな、と。
ハードスペックは最も高い
Xbox One Xは、現行3機種の中で、最もハードウェア性能の高い家庭用ゲーム機。
とはいえ、やはりゲーミングPCと比べたら劣りますし、60FPSの制限がある中では、PS4Proとの差も体感できるほどではありません。
むしろこれがパソコンなら……といった印象
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【比較】ハード性能の早見表
Switch | PS4Pro | Xbox1X | |
---|---|---|---|
CPU | 1.0GHz 8コア |
2.1GHz 8コア |
2.3GHz 8コア |
メモリ | 4GB DDR4 | 8GB DDR5 | 12GB GDDR5 |
GPU | 0.1572 TFLOPS オンボ相当 |
4.20 TFLOPS GTX1060相当 |
6.00 TFLOPS GTX1070ちょい下 |
モニタ接続 | HDMI | HDMI | HDMI |
ストレージ容量 | 32GB フラッシュ |
1TB HDD | 1TB HDD |
最大FPS | 30 | 60 | 60 |
どのパーツはどのハードが強いということはなく、全てのパーツ性能が XboxOneX > PlayStation4Pro > NintendoSwitch の順番で低くなります。
Switchのスペックの低さが目立つものの、このスペックで遊べるゲームしか発売されないので問題なし。
特にストレージの小ささは目に余りますが、フラッシュメモリであるために衝撃に強く、転送速度も他ハードと比べて速いです。
それぞれSwitchはSDカードで、PS4ProやXbox1Xは外付けHDDで容量を拡張できるため、ストレージに関してはそこまで気にすることでもないのかな。