タガタメプレイヤーの目線で、FFBE幻影戦争と誰ガ為のアルケミスト(タガタメ)の違いについてまとめています。
目次
プロデューサーが違う
ゲーム | プロデューサー |
---|---|
誰ガ為のアルケミスト | 今泉 潤 |
FFBE幻影戦争 | 広野 啓 |
タガタメプレイヤーとして最も朗報なのが、FFBEはプロデューサーが(恐らく)違う方という点。
FFBE幻影戦争の事前生放送では、FFBEシリーズのプロデューサーという肩書きで「広野 啓」氏が出演していました。
タガタメおよびファンキルをプレイしていない方はパッとしない違いだと思いますが、今泉氏はパズドラの山本Pくらいやらかして煽ってくると思っていただければ概ねあってます。
山本氏よりはプレイヤーとコミュニケーションを取りたがるタイプの方で、以前は「自分の名刺に限定アイテムが付いている」という試みもされていました。なるほどな~~~。
恐らくタガタメプレイヤーが移民する理由としては最も大きなものになる
でもシナリオはほぼ同じ
ただ、ストーリーラインを読む感じはタガタメとほぼ同じ。別ゲーなのに。
主人公の双子が特殊な能力でビジョン(ファントム)を使役して、その確執や王家がどうのこうの……みたいな。
あれ?プロデューサー同じか?
今泉氏はストーリーを書きたがることでも有名。ストーリースキップ機能の実装は、氏の最も偉大な功績の1つとされています
倍速バトル機能をすぐ使いたいなら課金
FFBE幻影戦争には、累計課金額に応じて上昇する「Royal Rank」というものが存在します。
中国系のアプリゲームによくある「VIPランク」と同じものだと捉えていただければわかりやすいはず。
でもってなんと、ゲーム中の倍速機能がそのRoyal Rank特典。
1.5倍はRank1の特典ですから500円程度の課金。ですが、2倍に至ってはRoyal Rank8を要求され、それなりのジャブジャブ勢でないと使えません。
ソシャゲに課金しちゃうタイプの著者でもどちゃくそ萎えたので、無課金プレイヤーの萎えっぷりは想像に絶するものだと思います。
こういうのって額じゃないよね
ストーリー1節をクリアすれば1.5倍は解放
とはいえ一応、ストーリー1節のクリア報酬に300Royal Pointが設定されています。
Royal Rank1に必要なRoyal Pointは300ですから、ちょうど1.5倍速が解放される形。
2倍はやっぱり石油王用ですけど。
スポンサードリンク
魂の欠片システムの改悪
- ユニット練成機能の撤廃
- 限界突破には別途専用アイテムも必要
FFBE幻影戦争は「魂の欠片」回りのシステムが改悪されていると言わざるを得ません。
ハードクエストの周回で欠片こそ手に入るものの、150個集めれば限定キャラですら入手できた「ユニット練成」システムは撤廃(恐らく)。
また、限界突破には欠片のほかに、別途専用アイテムの「幻球」を要求されるようになりました。
「幻球」は主にガチャ被りで入手するもの。無課金だと、高レアリティキャラの育成は1点集中させないと厳しそうな印象を受けました。
FFBE幻影戦争は、まごうことなき課金ゲーです。
短期で集金したい思惑が色々見えるから、案外あっさりサービス終了するかも?
メインジョブが第一ジョブ固定
ジョブ | メイン運用 |
---|---|
第1ジョブ | メインジョブ(固定) |
第2ジョブ | サブコマンド(付け替えアビ) |
第3ジョブ | サポートアビリティ目的 |
FFBE幻影戦争にはジョブチェンジシステムがありません。
その代わり、第2・第3ジョブのアビリティは、全て付け替え可能なサブコマンドに搭載。
また、第3ジョブは一部アビリティを覚えられないので、サポートアビリティ目的での運用が主になります。
ジョブ構成だけでなく、ジョブの順番も重要になりました(改悪)
スポンサードリンク
戦闘・育成システム回りが少々異なる
FFBE幻影戦争とタガタメでは、戦闘や育成の基本システム回りが少し異なります。
逆に言えば少ししか異ならず、戦闘のおおまかな流れはタガタメのものを流用。
CT周りやダメージ計算式は、タガタメのものがとても参考になると思います。マルチに挑戦するならある程度は理解しておきましょう。
進化アイテムが超貴重に
FFBE幻影戦争では、進化に該当する「覚醒」素材が超貴重なものに。
なんとゲーム中でドロップせず、限られた配布か課金パックでやり取りするようになりました。
現状の配布量では1キャラを強化しきることすらできないため、無課金にFFBE幻影戦争を遊ぶ権利は実質ありません。
「使い込み」による育成要素が追加
- 武具熟練度
- Faith/Brave
- JP(ジョブポイント)
FFBE幻影戦争では、武具種に応じて熟練度が上がるシステムが追加。ファンキルのアレです。
また、クエスト中の行動で増減する「Faith(魔法攻撃力に影響)」と「Brave(物理攻撃力に影響)」という新ステータスも実装。
さらにはアビリティ獲得にお金だけでなく「JP」も使うようになりました。JPはクエストクリア時やギルドメニューの兵糧で増加させられる反面、課金による時短ができません。
強キャラを引いてすぐフル強化→運用という遊び方は難しくなった
クロックアップ(ヘイスト)が3ターン
FFBEでは、クロックアップ(ヘイスト)の効果が35ゲーム時間(50だっけ?)から3ターンに短縮されています。
これにより、高素早さのキャラクターがクエストの最初から最後まで駆け抜ける戦法は使えなくなりました。
逆に、鈍足であれば鈍足であるほど効果的なアビリティとなり、かける優先度がまさに逆転した形。
自分にかける意味は殆ど無くなった
ジュエルがTPとAPに分割
幻影戦争で無くなったもの | ・ジュエル ・連携 |
---|---|
幻影戦争で追加されたもの | ・TP ・AP |
FFBE幻影戦争では、特技と魔法で統一されていた「ジュエル」が「AP」と「TP」に二分化。
最初から最大で開始するTP(補助スキルに使用)と、行動でたまるAP(攻撃スキルに使用)に分かれ、どんなキャラでも最初からスキルを撃ちやすくなりました。
実質物理ユニットの強化?
また、連携システムは撤廃され、かわりに別仕様の「CHAIN」が追加。
同じ武器種や属性で連続攻撃すると威力が上がるため、タガタメ以上に武器や属性を揃えるメリットが生まれました。
属性の種類
FFBE幻影戦争では、属性の種類に「氷」と「地」が追加されました。
それぞれの相性は「氷」は炎と風の間に、「地」は風と雷の間に入ってきます。
タガタメは属性ゲーになることも多く、各属性のユニットを1PT分は育てておきたいゲーム。
FFBE幻影戦争はそのうえCHAINの存在もありますから、単純に育てなければいけないユニットは増えてしなうのかな、と思います。
「召喚獣」システムが追加
装備種類 | タガタメにおける役割 |
---|---|
武具 | 武具 |
ビジョンカード | 真理念装 |
召喚獣 | 新規 |
FFBE幻影戦争では、新たな装備要素として「召喚獣」が登場。
主に特殊なビジョンカードのおまけなどで手に入るようで、集金要素が1つ増えました。地獄か。
戦闘中に召喚できるとのことですが、それすなわち念装や武具のマスターアビリティが独立しただけなのでは?という懸念も。
FFファンとしては喜ぶ要素だけど、単純にソシャゲとしてだけ見るとクソ要素(というか念装あたりからクソ)
それに伴い「探検チョコボ」システムも追加
召喚獣の追加に伴い、強化素材が手に入る「探検チョコボ」システムが追加。
探検するキャラを指定すると一定時間後に報酬を獲得できるアレです。
探索中のキャラクターもクエストには出撃させられるため、キャラ富豪への救済措置というよりは、全員がやるべき日課という形。
蘇生アビリティ・アイテムが存在
FFBE幻影戦争には、蘇生アビリティやアイテムが存在します。
それに伴い、倒されたユニットはマップ上に3ターン残るようになりました。
結果として「止まれないマス」が増えたため、Moveや射程の短いキャラは、タガタメ以上に不利になっています。
ガンナーや弓がめちゃくちゃ強いの懐かしすぎて震える
スポンサードリンク
システム上の名称が異なる
FFBE幻影戦争とタガタメでは、ジョブ名やアビリティ名・課金通貨など、様々な固有名詞が別物です。
ただ、ジョブアイコンなどを見る限りでは、それぞれのジョブの役割はタガタメと全く同様な様子。
FFTをパクったタガタメのシステムを流用してFFのシミュレーションRPGを作った闇鍋ゲームなので、当然と言えば当然ですけど……。
とりあえずリリース初期は間違いなくアタッカー+時魔ゲー。くいっくくいっく!
コラボ先の方針が異なる
FFBE幻影戦争とタガタメでは、どんなコンテンツとコラボするかが大きく異なります。
FFBE幻影戦争はあくまで「FF」シリーズの1つですから、概ねファイナルファンタジーシリーズとのコラボ。
もちろん他社コラボもあるにはあるでしょうが、そもそもFFという名前自体がコラボ級の集客力を持ち、必然性があまりありません。
対してタガタメは独立したアプリゲームで、運営会社がコラボに積極的ですから、他社コラボキャラクターは色々と実装されます。
例えばFateだとか、マクロスFだとか、ハガレンですとか、FF15(あれ?)ですとか。
一時期ノクティスが環境キャラだったので実質FF
フィールドキャラの等身が異なる
FFBE幻影戦争とタガタメでは、フィールド上におけるキャラクターの等身が異なります。
タガタメでは3等身程度のかわいらしいデフォルメが施されているのに対し、FFBE幻影戦争では等身そのままのリアルな造形。
SDキャラを嫌う層が一定数いる一方、FFBE幻影戦争は造形が複雑すぎて、アプリゲー特有の画質の悪さが気になる印象を受けました。
上記以外は同じゲーム
驚くなかれ、ここまでに挙げた要素以外は、FFBE幻影戦争とタガタメに別ゲー要素はありません。
戦闘中のインターフェースや、クエストミッションを3つ達成して報酬を手に入れる流れ、ギルド・デュエル・マルチ・レイド……といった具合で同じです。
で、結局どっちを遊ぶべきなの?
ゲーム | おすすめのプレイヤー |
---|---|
FFBE幻影戦争 | タガタメをプレイしていない方 タガタメ初心者の方 今泉Pに愛想を尽かした方 FFシリーズのファン |
タガタメ | 無課金でのプレイを楽しみたい方 外部コラボが好きな方 ある程度ゲーム内資産を作ってしまった方 お友達とプレイしている方 今泉Pのファン |
どちらもスルー | 無課金で遊べるゲームを「今」探している方 |
上記の違いを踏まえFFBE幻影戦闘とタガタメのどちらを遊ぶべきかの結論を出すと、上記のような表になります。
まずタガタメは過去実装のコラボキャラや限定装備が強力で、新規で始めると絶対に追いつけない壁が存在します。
そのため、タガタメ未プレイの方や、最近タガタメを始めた方は絶対にFFBE幻影戦争がおすすめ。
また、FFシリーズのファンはもちろんのこと、運営方針に違和感を感じた方も移住することになりそうです。
FF15コラボがあったのと、FFTっぽかったってことで、FFファンのタガタメユーザーは多いんじゃないの?
逆に、外部コラボが好きな方や、ある程度タガタメをやりこんでしまっている方は、タガタメに残るのも多いにアリ。
特にアニメとのコラボはタガタメにしかない特権だと思います。
ガチャ引かずにガチャキャラ手に入るから無課金でもコラボ用の石を確保しやすいし
他、タガタメよりも一緒にプレイしているフレンドや今泉Pが目的となっている方は、当然タガタメから離れるべきではないでしょう。