【じんるいのみなさまへ】日本一の新作ADVが神ゲーになる3つの理由

2019年5月30日の発売が決定した、日本一ソフトウェアの新作「じんるいのみなさまへ」。

手堅い「探索系サバイバルADV」というジャンルもさることながら、公式情報を読めば読むほど神ゲーの匂いしかしない

万人が楽しめるかは知ったこっちゃありませんが、少なくともノベルゲーを好む僕は絶対に楽しめちゃう。

ということで、公式情報から見た「『じんるいのみなさまへ』が神ゲーになる理由」をご紹介しようと思います。

ぼく

妄想なんですけど言い当ててたらネタバレ注意な謎記事

当記事に掲載している画像は「『じんるいのみなさまへ』公式サイト」および「公式Twitter(@minasamae_)」より引用したものです

「じんるいのみなさまへ」ゲーム概要

発売元 日本一ソフトウェア
共同開発 アクワイア
ジャンル ガールズアドベンチャー
対応機種 PS4 / NintendoSwitch
発売日 2019/5/30 (木)
プレイ人数 1人
価格 PS4版:6,980円(税抜)
Switch版:6980円(税抜)

「じんるいのみなさまへ」公式サイト

探索系ADV

「じんるいのみなさまへ」で秋葉原を歩き回っている画像

ぼく

Lスティックでフィールドを動き回れる様子

「じんるいのみなさまへ」は、絶体絶命都市のような探索系ADV。

スクリーンショットを見る限りでは、舞台となる秋葉原を自由に歩き回り、女の子5人の主人公達のやりとりを眺めて楽しむゲーム……のように見せかけています

初情報が公開された2019年2月現在では、ゲームそのものの目的も発表されておらず、あたかも「ぼくのなつやすみ」のようなゲームにも見えますね。

サバイバル要素もあり

「じんるいのみなさまへ」の食料栽培画面

「じんるいのみなさまへ」には、食料生産や道具クラフトなどのサバイバル要素もあるみたい。

ゲーム序盤は、生存するためのリソース管理へ躍起になる感じでしょう。

【理由1】荒廃的な世界観

「じんるいのみなさまへ」に登場する廃墟化したドンキホーテ秋葉原店

さて、「じんるいのみなさまへ」の情報を軽く眺めると、やはり強く印象に残るのは荒廃的な世界観

様々な場面で目に入る、確かに秋葉原である廃墟郡は、現実離れしつつも現実感のある不思議な感覚を僕たちに植えつけます。

秋葉原を知っていれば知っているほど楽しめそう。

ぼく

シュタゲも秋葉原の土地勘ある方が面白かった気がする

真相を暴きたくなるイントロダクション(導入)

じんるいのみなさまへの公式ストーリー(公式サイトより引用)

「じんるいのみなさまへ」の荒廃的な世界観をより興味深いものとしているのは、明らかに裏のあるイントロダクション。

理由も無い秋葉原の廃墟化は「理由を見つけ出せ」と言わんばかりですし、そもそも「とりあえずみんなとの旅行は、楽しもう!」とはならんでしょ。

こりゃもう、何者かの介入は間違い無い。起承転結における「転」の大きさを示唆している、興味深いプロローグテキストです。

ぼく

プロローグページの下にもうちょっと追記できそうなスペースもあるんだよね

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【理由2】第三者を示唆するタイトル

「じんるいのみなさまへ」のタイトルロゴ

第三者や黒幕の存在を裏付けるのが、「じんるいのみなさまへ」というタイトル。

「人類」という大きなくくりを使っているにも関わらず、この「みなさま」に該当するのは主人公5人だけだと考えるのが自然。

つまり人類はプレイヤー達5人のみで、さらにそこへ呼びかける第三者が存在していることを証明しています。

「じんるいのみなさま」=主人公達?

「じんるいのみなさまへ」に登場する5人のキャラクター

「じんるいのみなさま」という単語をタイトルに付けるということは、プレイヤーがみなさま全てを認識できるか、はたまたみなさまへ影響を与えるシーンがあるかということ。

つまりは、主人公達がみなさまへ呼びかけるのか、はたまた主人公達だけでみなさまなのかのどちらかでしょう。

この記事では「じんるいのみなさま」が主人公達だけである前提で話を進めますが、どちらに転んでも転結のスピード感に優れる良シナリオな予感がビンビンです。

ぼく

良シナリオというか僕の好きなタイプのシナリオというか

未来へ飛ばされている?

「じんるいのみなさまへ」公式サイトイメージの水平線

たった5人でみなさまだとすれば、主人公達以外の人類が何らかの形でいなくなっていることが予想できます。

ここで、イメージイラストの秋葉原の道の先が、地平線ではなく水平線になっていることに注目。

もちろん、現実の秋葉原の歩行者天国から海なんて見えません

水位=海面の上昇と言えば、世界の常識ともいえる「地球温暖化」がどうしても頭を過ぎります。

ぼく

時間弄り系は鉄板だよね

じんるいのみなさま「へ」→呼びかける形

呼びかける形のゲームタイトルも、第三者の存在を裏付けています

タイトルロゴの背景が色あせたメモ帳であることから考えるに、文字による過去からの呼びかけが肝になりそう。

メモをヒントに、廃墟化の真相を少しずつ暴いていくタイプのお話であれば、僕の心にド直球です。

真相へ近づいていくほど気持ちいい、ついつい夜更かしして読み進めてしまう系のADVゲームになっているのではないでしょうか。

ぼく

同人(誌)ショップが特別扱いされてるのもそれっぽい

「じんるい」ではない何かが存在=黒幕?

ただ、「じんるい」へ呼びかけている以上、「じんるい」ではない存在から呼びかけられている可能性も否定はできません。

とはいえ、突然宇宙人が全ての黒幕でした!とか言われると「星をみるひとかよ」って話になるので、伏線などを張り巡らせるのが難しい気も。

ぼく

シナリオライター公表してくれ

【理由3】「ほのぼの」で終わる予感がしない

少なくとも、「じんるいのみなさまへ」が、プレスリリースにあるような「ほのぼのガールズアドベンチャー☆」で終わる気は全くしません

「まどか☆マギカ」や「がっこうぐらし」を彷彿とさせる「1話でほのぼのにみせかけるどんでん返し系シナリオ」オーラをここまで放つ作品を、僕は見逃すことができそうにありません

ぼく

ゆる~く(公式談)

「みせかけて」系に流行の兆しもある

手法としては古いものなのでしょうが、ここ数年、やはりキャラクターコンテンツ系シナリオで「みせかけて系」は流行の兆しもあると感じます。

先述のまどマギやがっこうぐらしは、ただ面白いだけでなく話題性もありました。

ネットが社会における軸の1つとなった今、SNSでの拡散は1つの完成された宣伝の形ですし、話題性は盛り込んでくるんじゃないかなぁ、なんて。

日本一ソフトウェアだし……

というかそもそも。そもそもですよ。あなたは日本一ソフトウェアが「たのしかったね!」で終わるようなADVを作ると思いますか?

日本一ソフトウェアといえば、良い意味で「変なゲームを作る」ことに関しては超一流。

でもって共同開発のアクワイアはアクワイアで、「侍道」とか「勇者のくせになまいきだ。」とかの製作会社です。

こちらも油断したところに気持ちいいストーリーを差し込んでくるのが上手いメーカーというイメージで、「じんるいのみなさまへ」は「コイツらが作りそうなゲーム」に見えるんですよね。

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個人的には「CV:ななひら」も気になる

じんるいのみなさまへに登場するえりなちゃそ

以上が、僕個人の考える「『じんるいのみなさまへ』が神ゲーになる理由」でした。僕はパケ欲しいんで予約します。

ちなみに、実は「CV:ななひら」もこっそり気になってます。

二次元コンテンツはとことんにわかなので、ななひらさんのお声は音楽でしか拝聴したこと無かったりして。

ぼく

あ、「百合ゲーだ」と決め付けるのは時期尚早だぞ!

「じんるいのみなさまへ」公式サイト