【タガタメ】『アインツ』の性能まとめ！強い点・弱い点を評価解説【誰ガ為のアルケミスト】

ヴェーダ十戒衆の『1番』を冠する『アインツ』の性能について。

満を持して登場した印象が強いアインツですが、その最たる特徴は騎乗ユニットであること。

汎用的な性能のユニットに新要素の強欲扉と騎乗(Move8)を加えたものなので、扱いやすい反面、実験台的な側面もあるのかも？

『アインツ』の性能・ステータス

属性	水属性
ジョブ構成	屠竜術師(固有) ベルセルク ダークナイト【シュピオン】
リーダースキル	【水属性対象】 HP50% 斬撃攻撃力20%→【色欲】全攻撃20% ストップ耐性30%
出身	ロストブルー
所属	ヴェーダ十戒衆

固有ジョブ「屠竜術師」の詳細

射程	1
Move	8
初期ジュエル	25%

屠竜技(ジョブ固有技)	アビリティ内容
『駆動』コーディング	3ターン自身の全防御アップ&デバフ効果を無効化 ジュエル26,回数3
『屠水』レイライン →【憤怒開眼】	範囲内の対象に水属性の斬撃攻撃 [射程:2,範囲:幅3マスの直線,高低差:2] ジュエル40,回数3
	範囲内の敵に水属性の斬撃攻撃&発動前に3ターン水属性耐性大幅ダウン [射程:3,範囲:幅3マスの直線,高低差:2] ジュエル40,回数3
『屠奪』アマルガム →【バベル戦技】	敵に水属性の斬撃攻撃&与えたダメージの一部を吸収 [射程:3,高低差:2] ジュエル30,回数2
	敵に水属性の斬撃攻撃&与えたダメージの一部を吸収&ジュエルを吸収 [射程:3,高低差:2] ジュエル30,回数2
『屠殺』ラストノード	敵に防御無視の斬撃攻撃&対人特効&確率でクリティカル発生&この攻撃でのリアクション発動無効&3ターン素早さ大幅ダウン [射程:1,高低差:2] ジュエル36,回数3
基本屠竜技(付け替え技)	アビリティ内容
『刻駆』ステラマリス	自身にクロックアップ効果 ジュエル24,回数3,詠唱350
『屠勢』フロストバイト	移動後自身を中心とした範囲内の対象に斬撃攻撃&CTダウン [移動範囲:菱形2マス,範囲:菱形2マス,高低差:2] ジュエル24,回数2
『屠世』アルペジオ	範囲内の対象に水属性の斬撃攻撃&1ターン自身の素早さ大幅アップ [射程:3,範囲:正方形1マス,高低差:2] ジュエル40,回数3
『駆昇』ルナティック	1ターン自身の物攻3倍 ジュエル24,回数3
リアクション	アビリティ内容
『屠撃』スパイラル	射撃攻撃・魔法攻撃による被ダメージ時に確率でダメージを大幅に軽減
サポート	アビリティ内容
『先駆』クロッシング	HP上限・初期ジュエル・ストップ耐性アップ

真理開眼の内容(公式)

各Lvごとのステータス(公式)

【新ユニット】『ヴェーダ十戒衆』の”1番”を冠する男『アインツ』＆黒の破壊者『ネロ』登場！

隙の無いステータスだが育成コストは多い

怠惰でオバドラが強化され、ここにさらに斬攻+20%が付くと考えれば、火力は上々。

強欲開眼キャラ恒例の高HP、そしてオバドラを装備しながらも400を超える物防など、耐久面も高め。

でもって素早さ161、武具念装で180～190まで上がってそこに自己クロックアップ……と隙の無い性能をしています。

ただ、限定キャラかつ強欲開眼時のステータスであることは忘れないように。「強欲&怠惰&憤怒5」程度の実用的な育成では、ステータスに大きく抜けたものはありません。

専用武具『双鋭刃ピオニール』性能

装備ステータス	物攻+40・初期ジュエル+15 斬撃攻撃力+5

WA	アビリティ内容
『屠開』トーラス	範囲内の対象に水属性の斬撃攻撃&3ターン自身の物攻・素早さアップ [射程:4,範囲:幅3マスの直線,高低差:2] ジュエル80,回数1

アインツの専用武具は、ソルの十戒イベント『十戒衆ディフレーリッヒェ -麒麟×靴底スタンドアロン-』で入手できます。

武具種は現状専用となる『双鋭刃』。配布なので物攻は40止まりですが、上昇ステータスには無駄がない印象。

武具アビリティは範囲攻撃に乏しいアインツには嬉しいもので、オートでも多用するであろうことから、物攻・素早さアップも非常に優秀。

消費ジュエルは多い反面、上昇ステータスも約60%/約20%と高めに設定されています。

ウェポンアビリティだけでも、わざわざ外してまで枠を用意する武具は無いように感じます。

専用真理念装『世界を壊す、先駆けに』性能

グループスキル名	ステータス(lvl40)
ロストブルーの火壁	【対象】ロストブルー&リル 火属性耐性+13
異層の神秘	【対象】アインツ・ネロ&リル HP上限+640 水属性+13 闇属性+13
無駄の軌跡	【対象】アインツ&リル 物攻+96 射撃耐性+16 魔法耐性+16 【限界到達】消費ジュエル-15％

VA	アビリティ内容
『屠界』フラクタル	範囲内の対象に3連続の水属性斬撃攻撃&3ターン自身の斬撃攻撃力アップ(限界到達時威力アップ) [射程:3,範囲:クロス1マス,高低差:2] ジュエル42,回数2

念装LS 【十戒衆】	HP30% 斬撃攻撃力40% 単体攻撃力20% クリティカル率10% <傲慢>特効40% <強欲>特効20%

アインツの専用念装におけるグループスキルは、防御ステータス強化が目立つ内容。

限界到達時に付与される『消費ジュエル-15%』は確かに強力ですが、反面限界到達できない場合、ただ物攻が上がるだけな念装感も否めません。

ビジョンアビリティの斬撃攻撃力アップも「大幅」ではない(およそ+40%)ため、強力ではあるものの、入手難度を考えれば必須とまでは行かない印象。

同時に実装されたソルの新念装『追いかけるは好奇心』が非専用ながらアインツにも有効な素早さ+10の効果を持っており、メイン念装はそちらの方がいいかもしれません。

ビジョンクリア報酬「先駆者の十字架」の性能

装備ステータス	素早さ+10・最大ジュエル+30 水属性+10・闇属性+10

武具アビ	アビリティ内容
『屠迅』アーキテクト	自身のCTアップ&1ターン消費ジュエルを0にする

専用念装のビジョンクリア報酬も、念装同様「便利だけど必須ではない」程度の印象。

装備ステータスはどれも汎用武具でも上がってしまう程度の性能ですし、武具アビリティもパッとしません。

CT上昇値は30程度なので、実質「0.7ターン使ってジュエル回復」のようなもの。

Move8あるなら殴ればよくない？というのが正直なところです。

十戒武具『戒環・黒炎』の効果

十戒・覇攻陣	3ターン自身を中心とした範囲内の味方の斬撃攻撃力・打撃攻撃力・刺突攻撃力・射撃攻撃力・魔法攻撃力・ジャンプ攻撃力アップ [範囲:菱形2マス,高低差:2] ジュエル110,回数1

十戒衆装備時のみウェポンアビリティの発動する『戒環・黒炎』ですが、アインツが装備した場合は(ほぼ)全攻撃アップ。

「自身中心」の範囲を高いMoveで活かしやすいとはいえ、攻撃区分を色々上げすぎて効果量は低めに設定されているので、このためだけに装備するほどのものではないかも。

とはいえ武器枠がイベントドロップ品に割かれる点まで考えると、VC報酬を装備した残りの1枠は、やはり物攻+50の戒環・黒炎でいいのかな、とも思います。

汎用性の高い高機動アタッカー

アインツを一言で表すなら、汎用性の高い高機動アタッカー。

強欲開眼によりそもそものステータス土台が高く、怠惰オバドラ・発動前の耐性大幅ダウン・3倍ためると攻撃性能は抜群。

CT低下・自己クロックアップ・素早さ大幅ダウンなど行動速度関連のアビリティも多く、そのほとんどが何かのついでに使える扱い安さも嬉しいポイントです。

また、リアクションもリアクティブアーマーのような『着け得』系軽減アビリティ。騎乗ユニットのため、これらをMove8で扱える点が非常に強力です。

火力を出しやすいアビリティ構成

サブにダークナイトを持つアインツは、物攻が高くなりやすい傾向にあります。

怠惰開眼を行うとさらに物攻の倍率が上がり(計+60%)、これはもちろん武具にもかかります。

『刻駆』ステラマリス	自身にクロックアップ効果
『駆昇』ルナティック	1ターン自身の物攻3倍

さらには『ステラマリス』で手数を、『ルナティック』で単発火力を上げられるため、「状況に応じた高火力」に都度アプローチできる点も優秀。

また、サポアビではさらに斬撃威力が+20%されているうえ、そもそも斬撃は念装LSで火力を盛りやすい傾向にあります。

憤怒開眼後はレイラインで水属性耐性を大幅に下げてから攻撃できるのもあり、とくに『エヴェリカ』や『アルマス』などの斬水アタッカーと組ませると、大きな火力貢献が期待できるハズ。

小回りの効くアビリティが充実

『屠殺』ラストノード	敵に防御無視の斬撃攻撃&対人特効&確率でクリティカル発生&この攻撃でのリアクション発動無効&3ターン素早さ大幅ダウン [射程:1,高低差:2]
『刻駆』ステラマリス	自身にクロックアップ効果
『屠勢』フロストバイト	移動後自身を中心とした範囲内の対象に斬撃攻撃&CTダウン [移動範囲:菱形2マス,範囲:菱形2マス,高低差:2]
『屠世』アルペジオ	範囲内の対象に水属性の斬撃攻撃&1ターン自身の素早さ大幅アップ [射程:3,範囲:正方形1マス,高低差:2]

アインツは、「素早さ大幅ダウン」「自己クロックアップ」「CTダウン」などといった、あれば嬉しいクロック管理系アビリティを大抵所持しているユニット。

これにより自身のためるアビリティを絡めた高火力を出しやすくなるほか、対ボスコンテンツにおけるサポートとしても活躍できます。

1度に8マスの移動が可能

アインツは新要素である『騎乗』システムを採用したユニットなので、Moveが驚異の8。

ジュエル回収効率・火力効率共に優れているのはもちろんのこと、特筆すべきは「今までいなかった」点でしょう。

現状多くて5、頑張って6程度のMoveですから、初ターンには踏んで欲しくないマスをマップおじさんが設定するとき、初手エリアから7～8マス程度離れた場所に置かれることが多いです。

このため、アインツを持っているだけで途端に楽になる既存マップは少なくないはず。

『屠勢』フロストバイト	移動後自身を中心とした範囲内の対象に斬撃攻撃&CTダウン [移動範囲:菱形2マス,範囲:菱形2マス,高低差:2]

さらには移動攻撃の「フロストバイト」が範囲攻撃。マス指定で移動できるため、1ターンで10マスまでなら好きな場所へ移動できますし、リアクションをわざと発動させたりもできます。

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『特化した何か』は存在しない

さて、現状強力な要素の詰め合わせ感があるアインツですが、反面ユニットとして特化した何かはありません。

片面は耐久サポアビを使わねばならず、同育成の特化アタッカーと比べればどうしても火力は低くなります。

また、現状トップクラスの耐久ステータスも、アインツの強さというよりは強欲開眼の強さ。

目玉である「Move8」も騎乗ユニットの強み……と、「アインツ自身の持つ強み」は実はそこまで多くありません。

強欲開眼や騎乗ユニットが出揃ったとき、立ち位置がザインのようなものになってしまうような懸念はあります。

育成優先度は高いが無理育成は非推奨

総じて評価するなら、アインツの育成優先度はかなり高い部類に入ると思います。

ただ、やはり懸念すべきは前述の『強欲・騎乗どちらとも初期ユニットである』点。

他ユニットにこれらの要素が出揃ったとき、アインツがトップクラスの性能として君臨しつづけることはまず無いでしょう。

でありながら、欠片入手の難しい限定ユニットで、かつフル開眼には約700欠片必要……となると、消費リソースに対する寿命は短そうな印象を受けます。

個人的には、『怠惰』『強欲』『憤怒』あたりの優先度の高い扉だけ開けて運用するのがコスパに優れているんじゃないかな？と。