どうも、画像乱用系ブロガー、hkmです。
当ブログのような、日記っぽいブログだと、避けては通れないのが写真の添付。
さっと撮ってさっと上げたいので、スマホで撮影することも多いんです。
が!スマホで撮った画像って、なんか向きが安定しないんですよね。
全部縦長にされる
スマホで撮った画像をブログにアップすると、まあひどい。
スマホを横にしようが、縦にしようが、縦向きにアップロードされやがるんです。
一旦パソコンに移動させて、ローカルで見てみると正しい向きなのに、アップロードすると変わる。
Windowsにくっついてくるペイントソフトで向きを変えようと、お構いなし。
流石に不便も不便なので調べてみたところ、どうやら「exif」なる情報が原因みたいです。
画像の情報を保存するexif
名前くらいしか聞いたことのないexif。
[Exchangeable image file format]の頭文字をとった単語のようで、日本語に訳すと「互換性のある画像ファイルの規格」ってところ?
jpegやtiff形式の画像ファイル自体に登録されている画像の情報で、「撮影日時」や「GPS情報」などのデータが保存されている部分のようで。
以下のようなデータが記録される。適切なサイズでのプリント、撮影時のカメラの設定情報などユーザーが使う上での利便性がある。
- 撮影日時
- 撮影機器のメーカー名(製造・販売元)
- 撮影機器のモデル名(カメラ付き携帯電話・スマートフォンの機種名など)
- 画像全体の解像度
- 水平・垂直方向の単位あたり解像度
- 撮影方向
- シャッター速度
- 絞り(F値)
- ISO感度
- 測光モード
- フラッシュの有無
- 露光補正ステップ値
- 焦点距離
- 色空間(カラースペース)
- GPS情報 – GPS付きカメラの場合、緯度・経度・標高など。
- サムネイル(160×120画素)
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ブログ用の画像はexif消していいんじゃない?
様々な情報が保存されているexif。
利便性、という意味では「画像の向き」が悪さしかしませんし、個人情報的な考え方ですと「撮影日時」「GPS情報」がろくなことをしません。
というか、撮影日時とGPS情報が同じ部分にあったら、それはもう個人情報とほぼ同義じゃねーのか。
ってことで、ブログでアップロードする画像は、exif情報消しちゃってもいいんじゃないのかな?と思った次第。
ExifEraserを愛用しています
さて、exifを消す!と言っても、
パソコンで右クリックして修正して……なんてするのも面倒くさい。
ということで、僕は「ExifEraser」なるフリーソフトを愛用しております。
ExifEraser – With nothing better to do
使い方はとっても簡単。
インストールしたら、デスクトップにでもショートカットを用意して、
画像をぐぃ~っとドラッグするだけ。
これでExifが消去され、画像の向きや個人情報が消去される、だけではなく!
なんかめっちゃファイルサイズ小さくなります。よくわかんないけど。
▲25,170バイトの容量削減
元のファイルサイズにかかわらず、大体20~30KBほど軽くなるので、公開用に編集した画像なんかだと、2/3くらいの容量になったり。
モバイルフレンドリーで良い事尽くめです。
ExifEraserはネットにアクセスする?
ただ、やけに便利なExifEraser。
Vectorのレビューを見ると、「動作時、インターネットへのアクセスを試みる」との情報も。
機能には問題ないのですが、なぜか、このプログラムは、動作時にインターネットにもアクセスしようとします。気持ちが悪いので低評価としました。
デリケートな情報を扱うからこそ、インターネットへのアクセスはちょっと怖いかも。
不安な場合は、他ソフトの利用を推奨。
幸い、Exifを弄れるソフトウェアは多数ありますし。
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SNSでは自動で削除されがち
以上、今回は、Exif情報についてのお話でした。
ちなみに、
「……場所やら時間やらが保存されるってことは、twitterとかFacebookとか、危ないんじゃないの?」
とお思いのあなた。
これについては、安心しても良いようで。
ユーザー数の多いSNSでは、このような情報についての管理も、一層注意されているもの。
といったSNSサービスでは、自動でExif情報の削除を行っているようです。
そりゃそうか。