どうも、PRO、hkmです。
先日、はてなブログPROにしたんです。
はてなブログPROといえば、なんといっても独自ドメイン。
「はてなブログPROにしたからには、やっぱ独自ドメインでしょ!」
ってことで、その日のうちに設定までこなしちゃいました。
で、せっかくブログをやっているので、備忘録も兼ねて、記事としてまとめることに。
かかる費用は
- はてなブログPRO 1,008円 1ヶ月
- ドメイン取得 1,200円程度(企業によります) 1年間
の、計2,200円のみです。
そこから、毎月1,008円のランニングコストがかかる形。
ドメイン代は年更新ですし、まずは1年やってから気にすればいいかな。
- 独自ドメインで、自分だけの看板を作る
- はてなブログで独自ドメインを設定する方法
- 登録しているサービスのURLを変更する
- まとめ
独自ドメインで、自分だけの看板を作る
さて。
あなたは「独自ドメインって何?」と聞かれて、答えられますか?
また、どのように答えるでしょうか。
ドメインはよく、「ネット上での住所」などとたとえられます。
ですが、僕だったら「ウェブサイトの看板」という説明をすると思います。
そもそもドメインというのは、このブログにおける「jpneet.com」の部分です。
Googleでしたら「google.com」
Yahoo!JAPANでしたら「yahoo.co.jp」ですね。
ドメインを設定して、わかりやすく
そして、このドメインを設定する理由。
何も難しいことはありません。
覚えやすいから。
基本的にはそれだけです。
これに関して説明をするには、まずIPアドレスというものについて、少し理解しなくてはなりません。
IPアドレスは住所のようなもの
IPアドレスというのは、インターネットに接続した機器すべてに割り当てられる、個別の番号。
当然、あなたのスマートフォンにも、パソコンにも割り当てられています。
また、IPアドレスは、基本的にかぶらないようにできています。
世界中どこを探しても、です。
そのため、設定さえしておけば、
AのIPアドレスならば、Aの機器。
BのIPアドレスならば、Bの機器。
のように、IPアドレスから、接続している機器へ辿る事ができます。
そして、この辿る機能を使って、ウェブサイトは公開されています。
なので、IPアドレスは「ネット上における住所」であると言えるでしょう。
ここで、
![ぼく](https://jpneet.com/wp-content/uploads/sites/3/2018/06/favi.png)
いろんなサイトにアクセスするけど、IPアドレスなんて使ったことないよ!
と思う方もいらっしゃるかと思います。
これはひとえに、今回設定を行う「ドメイン」というもののおかげなんですね。
独自ドメインは看板のようなもの
さて、ウェブサイトへアクセスするのに、IPアドレスを使う、というお話をしました。
つまり、本当は、ウェブサイトのURLって「http://”IPアドレス”」なんですよね。
でも、どこへいっても「http://”IPアドレス”」なんてURLのウェブサイトはありません。
これは、どのウェブサイトにも「ドメイン」が設定されているからです。
例えば、このブログのURL。
http://jpneet.comも、本当はIPアドレスから辿っているんです。
でも、ドメインが設定されている。
今回の例で言えば、「jpneet.com」の部分ですね。
この「jpneet.com」が、「このIPアドレスにアクセスしてね!」と教えてくれるので、あなたのスマートフォンやパソコンから、このブログにアクセスできているんです。
つまり、ドメインというのは、IPアドレスまで導いてくれる道しるべ。
ウェブサイトをお店として、IPアドレスを住所とするなら、ドメインは「看板」のようなものでしょう。
住所だけ言われても、地図が無ければパッ!とお店へ行くことはできません。
そこで、ドメインというわかりやすい看板をつけて、道行く人へ、お店に立ち寄ってもらうんですね。
当然、この看板も、他のお店とは絶対!被らないようにできています。
独自ドメインが、Googleに評価される理由
ちなみに、「www」はホスト名やサブドメインといって、ドメインとはまた違うものです。
さて、これを踏まえて、無料版はてなブログのアドレスを見てみましょう。
例えば、「hatejob.hateblo.jp」
これは、当ブログの無料版URLです。
そう、この場合も、「ドメイン」であるのは「hateblo.jp」の部分だけ、なのです。
ユーザー側が変更できる「hatejob」の部分は、ホスト名、サブドメインと呼ばれるもの。
いわば、「hateblo.jp」というデパートの看板に、「hatejob」という項目を間借りしているだけ。
これでは、「あの店舗に行こう」より、「あのデパートに行こう」という思考になってしまいます。
独自ドメインを設定すると、Googleからの評価が上がる、とされているの理由はこれですね。
はてなブログで独自ドメインを設定する方法
さて、ドメインについての簡単な説明が終わりました。
次は、実際に、独自ドメインを取得、設定していく手順のご紹介です。
流れとしては、
- 独自ドメインを取得する
- はてなブログをPROにする
以上の準備を行った後、
- はてなブログPROに独自ドメインを紐付けする
という形になります。
- 独自ドメインを取得する
- はてなブログをPROにする
この二つであれば、「独自ドメインを取得する」方が、時間や手間がかかるので、まずはドメインの取得から入ることをオススメします。
独自ドメインを取得する
ということで、まずは独自ドメインを取得しましょう。
ここで重要なのが、業者選択。
「ドメイン 取得」などで検索すると、色々出てきます。
僕はバリュードメインで取得しましたが、選ぶ際にも紆余曲折がありました。
アダルトサイトを禁止している業者もある
実は最初、エックスドメインでのドメイン取得を予定していました。
というのも、
- 無料のレンタルサーバーが付いてくるので、WordPressの練習ができる点
- エックスサーバーをレンタルする際の初期費用が半額になる点
この2つに魅力を感じたからです。
「ブログ」「ウェブサイト」という媒体を考えたとき。
最終的には、サーバーをレンタルして、隅から隅までファイルをいじれる環境が理想になりそうかな、と感じたんです。
そのため、オススメされている記事を散見する「エックスサーバー」に密接なエックスドメインは、多少の割高感があっても、それ以上の魅力を感じるものでした。
1年あたり300円高かったところでなんだ、って話ですし。
実際、個人情報の入力まですませたんです。
でも、利用規約にこんな記載がありました。
第23条 禁止事項
(7)公序良俗に反する行為やそのおそれのある行為、またはそれを助長する行為
(11)猥褻な表現を含む情報、または公衆に羞恥心を抱かせるおそれのある情報、その他公衆の射幸心を仰ぐ情報を掲載し、または他の利用者もしくは第三者に提供する行為
(32)バナーやリンク、他のサイトからの文章の引用または転載、キーワードの羅列などの、転載行為が主となる記事を掲載する行為
(33)プログラムによってブログ、記事、コメント、トラックバックを自動生成、自動投稿、自動送信する行為
うーん。
いわゆるアダルトサイト、それに順ずるサイト、そしてまとめサイトに関する規制。
はてなブログで開設するくらいですので、実際に運営するつもりは微塵もありませんが、それとこれとは話が別。
どうせやる気が無くても、「できない」と言われると、やはりモチベーションの低下に繋がるものです。
そもそも公序良俗なんて主観的すぎて、先方の言いたい放題ですし。
そこで、じゃあ逆に「アダルトサイトの運営に使われている業者を探そう」となったんですね。
whois情報から業者を探す
ただ、ドメイン取得業者がぜんぜんわからない。
どれがいいのかさっぱり。
ここで重宝したのが、whoisと呼ばれる情報。
これは、ドメインに登録されている、契約者の個人情報なんです。
どんなドメインにも、必ず登録されています。
また、一般の人間にも必ず開示されています。
このようなサイトを使えば、たとえ天下のgoogle.comでも、whois情報を閲覧することができるんですね。
ただ、このご時世、正直に個人情報を開示するのは少し怖い。
そのため、基本的に、ドメイン取得業者は「Whois情報公開代行」というサービスを行っています。
これは、読んで字の如く「Whois情報を業者で代行するよ」というもの。
裏を返せば、Whois情報を見れば、ドメインを取得した業者を確認できるということです。
なので、僕は気になったエロサイトのWhois情報を片っ端から抜き取りました。
GMO傘下が強い
そこでわかったのが、とにかく「お名前.com」が強いという点。
でも、お名前.comって名前が気に入らない。
しかも、先述の「Whois情報公開代行」について、良くない噂もあるんです。
具体的にいうと、「初期設定でチェックし忘れると、有料でしか設定できなくなる」というもの。
Whois情報公開代行サービスが無いのは洒落にならないので、他の業者を頼ることに。
結局、アダルトサイト運営に関するブログで言及されていた、「バリュードメイン」という業者でドメインを取得することになりました。
行き当たりばったり。
ただ、このバリュードメイン。
正直言うと、注意するべき点があります。
当ブログのWhois情報を確認していただくとわかるのですが、ぶっちゃけ「お名前.com」が代行してます。
▲下部はVALUE-DOMAINなものの、RegistrarにONAMAE.COM
後からの設定で、追加課金が発生する事はありませんでしたが、Whois情報の「お名前.com」がダサい!と感じる方にはおすすめできません。
もしかすると、GMO傘下の業者は一律お名前.comなのかも。
更に言えば、ぶっちゃけ「実績がある」というだけで、規約では「エロ禁止」の表記もはっきりあります。
逆に言えば、ドメイン取得業者は自己責任なら黙認するよ、という方針が主流なのかもしれませんね。
じゃあエックスドメインでいいじゃん。
第15条(禁止行為)
1 第14条(当社サービスに関する情報の取扱い)のほか、会員は、当社サービスの利用にあたり、以下の各号に定める行為を行ってはならないものとします。
(6)わいせつ、児童ポルノもしくは児童虐待にあたる画像、映像、音声もしくは文書等を送信又は表示する行為、またはこれらを収録した媒体を販売する行為、又はその送信、表示、販売を想起させる広告を表示又は送信する行為
(26)公序良俗に違反し、もしくは他の会員、第三者、又は当社の権利を侵害すると当社が判断した行為
ということで、正直言うと、今からドメインを取得するなら
か
がオススメです。
いや、オススメ、というか、僕だったらお名前.comで取得します。
ドメインを取得する
さて、ドメインを取得する業者選びが終わったら、いよいよドメインの取得です。
ドメインは、「あなたの好きな文字列.なんちゃら」という形で定まっています。
まずは、「あなたの好きな文字列」を考える……その前に!
「.なんちゃら」について、少しだけ理解しなければなりません。
この「.なんちゃら」。
当ブログで言えば、「.com」ですね。
そもそも、「○○.com」までをドメインと呼ぶのですが、この「.com」部分こそが、「第1レベルドメイン」と呼ばれる部分。
そして、好きな文字列を設定できる「○○」の部分は、第2レベルドメインと呼ばれるものなんです。
つまり、「○○.com」は、.comの○○だよ!という意味なんですね。
そのため、「○○」の部分は、「.com」の部分に応じて、使える文字に制限がかかったりするんです。
だからまずは、「.com」の部分を選ぶところから始めましょう。
よく見るものがオススメ
この「第1レベルドメイン」を選ぶ基準は、ずばり、その文字列をよく見かけるか、がオススメです。
やはりよく見かける文字列は、覚えやすいのです。
ドメインはウェブサイトの看板です。
同じ看板を出すのであれば、覚えやすい、目に付くものがいいでしょう。
それを踏まえて考えると、日本でよく見るのは
- .com
- .net
- .jp
- .co.jp
- .ne.jp
- .org
この6つではないでしょうか。
そして、この文字列も、適当に決められているわけではありません。
本来は、用途に応じて使い分けていたものです。
ここでは、それぞれのドメインについて、少し掘り下げていきましょう。
.comドメイン
まずは「.com」で終わるドメインから。
これは.netや、.orgと並んで、1985年に創設された由緒あるドメインの1つ。
本来は企業や商用サービスのために用意されたものです。
comドメインとは、インターネット上のコンピュータやネットワークを識別するドメイン名の種類の一つで、企業や商用サービスのために用意されたもの。“com” は “commercial”(商用の)の略。
有名なウェブサイトで言えば、Google.comなど。
ネットの黎明期から、企業がこぞって取得した結果、今では世界で最もよく見るドメインとなりました。
その結果、とても覚えやすいものになったので、個人的にはおすすめドメインの1つ。
ドメインの取得に必要な条件もありません。
.netドメイン
次は「.net」ドメインを見てみましょう。
これも「.com」と並んで、1985年より創設されているドメインです。
本来は、インターネット事業、つまりは通信サービスなどのために用意されたものですね。
netドメインとは、インターネット上のコンピュータやネットワークを識別するドメイン名の種類の一つで、通信サービスなどのために用意されたもの。“net” は “network”(ネットワーク)の略。
ぱっと思いつくところでいえば、pixiv.netでしょうか。
通信関連事業でも、企業であれば.comドメインを取得していたりするので、.comほど目には付かない印象ですね。
.jpドメイン
こちらもよく見る「.jp」ドメイン。
これは見てわかるとおり、「日本」のドメインです。
なんと、日本に住所を持っていなければ、取得できないドメインになっています。
JPドメインとは、インターネット上にあるコンピュータやネットワークを識別するドメイン名のうち、もっとも最上位の階層であるトップレベルドメイン(TLD)のひとつで、日本を表すドメイン名。各国・地域に原則一つずつ割り当てられているccTLD(country code Top Level Domain:国別コードトップレベルドメイン)の一つで、日本レジストリサービス(JPRS)が管理している。
このドメインを取得するうえで注意したいのが、少し割高である点。
.comや.netが1年あたり1,000円程度なのに対して、.jpだと3,500円ほどかかります。
年単位での決算なので、見た目ほどの負担増にはなりませんが、jpにする意味がなければオススメはしません。
逆に、jpかっこいい!程度でも、理由があるならjpが良いでしょう。
ドメインは基本的に一生付き合っていくものなので、値段度外視で、1番気に入ったものにするのが良いと思います。
.co.jpドメイン
そして日本つながりで、「.co.jp」ドメイン。
これは.jpドメインから派生したもので、jp(日本)のcom(企業)ドメインですよ、という意味ですね。
誰でも取得できる.comドメインと比べて、その門戸は狭く、取得するには
「日本国内で登記されている企業」
である必要があります。
また、企業用であることから、Whois情報の代行サービスも存在しないでしょう。
そのため、個人には少し敷居の高いドメイン、と考えざるをえません。
CO.JPドメインとは、日本を意味するJPドメインの種類の一つで、企業(営利法人)のためのドメイン。右から2番目のセカンドレベルドメイン(SLD)が組織の属性を表す「属性型JPドメイン名」の一つで、「CO」は “commercial”(商用、営利目的)の略。株式会社日本レジストリサービス(JPRS)が登録受付や管理を行っている。
日本語版のGoogleなんかは.co.jpドメインですし、Yahoo!JAPANも.co.jpですね。
.ne.jpドメイン
これも日本つながりで、「.ne.jp」ドメイン。
インターネットを意味する.netと、.jpの融合したドメインですね。
日本のインターネットサービスや通信事業、で使われるドメインです。
そのため、日本で契約できる携帯電話のメールアドレスは、.ne.jpであることが多いですね。
NE.JPドメインとは、日本を意味するJPドメインの種類の一つで、ネットサービスやインターネットサービスプロバイダなどに発行されるドメイン。セカンドレベルドメイン(SLD)が組織の属性を表す属性型JPドメイン名の一つ。NEは “network” の略。株式会社日本レジストリサービス(JPRS)が登録受付や管理を行っている。
.orgドメイン
そして最後が、「.org」ドメイン。
これは、本来「非営利団体」向けに作られたドメインです。
寄付のみで運営されている、wikipediaなんかが.orgドメインですね。
ただこれも、.comや.netのような、誰でも取得できるドメインなので、.orgでも広告バンバン貼ってあったりします。
orgドメインとは、インターネット上にあるコンピュータおよびネットワークを識別するドメインのうち、もっとも最上位の階層であるトップレベルドメイン(TLD)のひとつ。orgはorganization(組織)の略であり、主に非営利団体に対して.orgが割り当てられる。
おすすめは.com
以上を踏まえて、第1レベルドメインを選択しましょう。
個人的なオススメドメインは、「.com」です。
理由としては、
- 有名である
- 維持費が安い
この2点。
シンプルながら、ドデカいメリットなので、こだわりがなければ.comドメインがオススメです。
日本語ドメインは要注意
ちなみに、「ああああ.com」のような、日本語を使ったドメインも取得できるんですね。
そして、この日本語を使ったドメインを考えているのであれば、第1レベルドメインには更に注意が必要になります。
というのも、「ああああ」を設定できる第1レベルドメインと、設定できない第1レベルドメインが存在しているからです。
上記であげたものでも、例えば「.org」は日本語に対応していません。
大文字と小文字は同じ文字
第1レベルドメインの選択が終われば、いよいよ第2レベルドメイン。
google.comにおける「google」の部分を決めていきましょう。
基本的には好きな文字列を選ぶことができますが、ここでも注意する点が。
- 英字の、大文字と小文字は同じ文字として扱われる
- どうあがいても使用できない文字が存在する
大きいものだとこの2点。
例えば、
- Google.com
- GOOGLE.COM
- GoOgLe.CoM
これって、ドメイン的には全て同じ文字列として扱われるんです。
なので、見た目の面白さ、のようなもので決めてしまうと、後悔する場合も。
「文字列の意味」でドメインを取得するのがおすすめです。
また、日本語が使えるドメインでも、使えない文字が存在しているのも事実。
- 「。」や「、」の句読点
- 「□」や「△」の記号
- 半角カタカナ
はもちろんの事、
- _(アンダーバー)
- ,(コンマ)
- .(ドット)
など、半角でも記号は利用できません。
唯一「-(ハイフン)」は使えるので、単語を区切りたいのであれば、「-(ハイフン)」を使うことになります。
また、文字数にも制限があり、3文字以上、63文字以内におさめる必要があります。
実際に取得する
どんなドメインを取得するか、決まりましたか?
決まったら早速、実際にドメインを取得してみましょう。
僕はバリュードメインを利用したので、ここではバリュードメインの画面を使って、ドメイン取得の説明をしていきます。
ドメインが使えるか確かめる
まずは、取得したいドメインが、すでに使われていないかを調べます。
ドメイン取得業者のウェブサイトへアクセスします。
そして、設置されているであろう検索窓から、取得したいドメインで検索をかけましょう。
すると、検索結果に、第1レベルドメインがずらっと並んで出てくるはずです。
バリュードメインでは、
取得できるドメインは「購入」
取得できないドメインは「×」
で表示されました。
取得できるようであれば、「購入」ボタンをクリックしましょう。
個人情報の入力
バリュードメインでは、購入ボタンをクリックすると、そのまま個人情報入力画面へと移行します。
ドメインの購入も立派な契約なので、この個人情報は、しっかりと自分のものを入力しましょう。
ごまかすと最悪裁判沙汰です。
ここで「登録年数」なども選択できますが、まずは「1年」でいいでしょう。
それより、「Whois情報の代理公開」設定を忘れずに。
バリュードメインでは、ページ下部にある「弊社の代理名義にする」をクリックすると、
個人情報に、バリュードメインの情報が自動で入力されます。
▲バリュードメインにWhois情報を代行してもらう
ちなみに僕の場合、バリュードメインでのWhois代行は、1度会員登録をしないと上手くいきませんでした。
ウェブサイトに紐付けするまでは、特に代行の必要もありませんので、まずはドメインの確保をしてしまいましょう。
バリュードメインなら、後から無料で変更できます。
必要事項を記入したら、最後に「ドメインを登録」をクリック。
その後、支払い方法などを選択して、支払い。
これで、ドメインの取得は完了です。
はてなブログをPROにする
さて、ドメインの取得は終わりました。
ですが、はてなブログで独自ドメインを設定するには、有料版である「はてなブログPRO」へと登録する必要があります。
そのため、あなたが無料版はてなブログを利用しているなら、料金を支払ってはてなブログPROへしなければなりません。
1ヶ月毎の更新がおすすめ
さて、そこでやっぱり気になるのは、負担する金額。
この記事を執筆している時点では、
1ヶ月:1,008円
1年:8,434円
2年:14,400円
とのこと。
ぱっと見まとめ買いかお得に見えるんですけど、そこはぐっとこらえて、1,008円で、1ヶ月ずつの更新がおすすめ。
はてなブログPROにした記事でも書きましたが、1年契約し続けるかがわからない、というのが最大の理由です。
1年コースでも8,434円単位でしか契約できないので、
- 1~8ヶ月間
か
- 13ヶ月~14ヶ月間
しか契約しないのであれば、1ヶ月コースが1番お得なんですよね。
13ヶ月~14ヶ月間に関しては1年→1ヶ月がお得といえばお得ですけど、あまりにも狙い撃ち過ぎるので除外。
![ぼく](https://jpneet.com/wp-content/uploads/sites/3/2018/06/favi.png)
ワードプレスに移行後、はてなPRO暦を数えたら、丁度13ヶ月だったのはここだけの秘密
まずはポイントを購入する
はてなが運営する有料サービスを利用する場合、「はてなポイント」というポイントを使用します。
当然、はてなブログPROにおいても、例外ではありません。
そのため、まずははてなポイントを購入する必要があります。
サイト内を閲覧、ダイアリーなどの各サービスは基本的に無料でご利用いただけますが、人力検索はてなで質問をする際や各サービスの有料オプションなど、一部サービスのご利用には、はてなポイントが必要です。
はてなポイントは、1ポイント=1円で、1000ポイントからご購入することができます。
1ポイント=1円。
1,008ポイントぴったりでの購入もできるので、いよいよポイントを経由する意味がわかりませんが、ルールだから仕方が無い。
購入するポイント数と、支払い方法を選択して購入。
購入したポイントは、即反映されます。
クレジットカード支払いがほぼ必須
ポイント購入時の支払い方法。
これは、「クレジットカード支払い」を選択しましょう。
公式ページを見ると、用意されている支払い方法は
- クレジットカード
- コンビニエンスストア支払い
- ちょコム
- 楽天銀行によるオンライン送金
- 銀行振込みによる送金
- 郵便振替による送金
この6種類あるように見えます。
ですがここで、注意点が1つ。
実は、1,008ポイントちょうどで購入できるのは、クレジットカード支払いのみなんですね。
差異はあれど、他支払いは
- 1,000円刻み
だったり、
- 2,000円からの購入
だったりします。
当然、手数料が発生する支払い方法もあります。
▲コンビニ支払いの例
そのため、「クレジットカード支払い」でのポイント購入がおすすめですね。
さて。ここで。
クレジットカードを持っていない!という声も聞こえてきます。
しょうがないからコンビニエンスストア支払いで済まそう、というそこのあなた。
コンビニで支払う、そこに1手間加えるだけで、グッとお得になる方法もあります。
クレカが無ければVプリカ
コンビニで、お得に支払う。
それが、コンビニで「プリペイドカード」を購入すること。
簡単に説明するなら、○○円分の買い切りクレジットカードです。
「Vプリカ」などが有名でしょうか。
有名な「Vプリカ」であれば、
- セブンイレブン
- ローソン
- ミニストップ
- ファミリーマート
- サークルKサンクス
- デイリーヤマザキ
- セイコーマート
などでも購入する事ができます。
購入は2,000円程度からになってしまいますが、
- 残りの992円がはてなポイントにならない(ショッピングに利用できる)
- 手数料が一切かからない
という点において、コンビニ支払いより優れています。
手順も簡単で、iTunesカードのように購入して、クレジットカード支払いを選択、カード番号を入力するだけ。
どうせ、コンビニ支払いでも、備え付けの端末に番号入力する手間が必要ですからね。
せっかくコンビニまで足を運ぶなら、少しくらいは得をしてもいいでしょう。
はてなブログPROを契約する
ポイントを購入したら、ついにはてなブログPROへと進化の時。
ブログのダッシュボード、設定より、PROにアップグレードできます。
まずは、はてなブログのダッシュボードにアクセス。
左下の「Proにアップグレード」をクリックします。
そうすると、PROの紹介ページが開きますので、ページ下部より料金プランを選択。
そのまま画面の指示に従えば、滞りなくPROデビューです。
ちなみに「はてなブログPRO」は、アカウント毎の登録なので、利用できる10個のブログ全てで、広告の非表示や独自ドメインの設定が行えるようになります。
これで、全ての登録が完了。
ここから、あなたのブログに独自ドメインを紐付けする設定にうつります。
はてなブログPROに独自ドメインを紐付けする
さて、
- 独自ドメインを取得する
- はてなブログをPROにする
が終われば、あとは独自ドメインの紐付けのみ。
入力するだけ!……かと思いきや、ドメインのほうで、少し設定する必要があります。
「www.jpneet.com」のように、「www」を登録する必要があるんです。
サブドメインを設定する
はてなブログPROでドメインを登録するには、サブドメインを設定する必要があります。
というのも、「独自ドメインが、Googleに評価される理由」でも説明したとおり、無料版のはてなブログって、「サブドメイン.ドメイン.jp」で運営されてるんですね。
で、はてなブログのサーバーも、「サブドメイン.ドメイン.jp」に最適化して構成されている。
なので、独自ドメインを設定するときも、このサブドメイン部分に、何かしらの文字を入れる必要があるんです。
この設定は、ドメイン取得業者のホームページで行います。
これも、バリュードメインでの画面で説明します。
まず、ドメインの設定操作をクリック。
ジャンプ先のページから、設定したいドメインの、「DNS/URL」をクリックします。
これでドメイン毎の設定画面に飛べるので、中央の大きい空欄に
1 |
cname www hatenablog.com. |
と入力。
これは、
「hatenablog.com.」を参照して、「www」を、「cname」という方法でサブドメインに登録する、という意味。
サブドメインを設定しないと、上手い具合に転送されません。
仮に設定しないで登録するのは、たとえるなら、キャバクラで、一人だけ本名でやっているようなもの。
例えば、「本名で呼ばれたときはお金や勤務に関する話」という取り決めが、お店であったとしましょう。
それなのに、源氏名を本名にしてしまうとどうなるか。
これは想像に容易いでしょう。
譲もお店もややこしいですし、最悪の場合、勤務に関する話を聞き逃して、ドラブルにまで発展する事も。
そのため、はてなブログでは源氏名である、「cname」での指定が必要になります。
人間からみると「www」が先頭に付いただけですが、機械からすると、全く別のものに見えるんですね。
バリュードメインであれば、「cname www hatenablog.com.」をコピーするだけでかまいませんので是非。
ちなみに、1番最後の「.(ドット)」は誤字じゃないので注意。
また、他設定は、基本的にいじらないことを推奨。
修正したあとは、「保存」をクリックするのも忘れずに。
「www」である理由
ちなみに、先頭に付ける文字列は「www」が推奨されています。理由は、「デメリットが少ないから」の一言。
実は「www」以外の好きな文字列を使うと、
![ぼく](https://jpneet.com/wp-content/uploads/sites/3/2018/06/favi.png)
好きな文字列.○○○.comは、○○○.comのおまけサイトだろ。ちょっと重要度さげたろ。
なんて、googleさんに判断されるといわれています。サブドメインの付いていないURLアドレスで、サイト運営を一切行っていなかったとしても、この判断は適用されるとのこと。
これは、そもそも「www」が何故「www」なのか、を考えるとわかりやすいです。
この「www」とは、「WorldWideWeb」の略称で、「世界に張り巡らされているネットワーク」つまり「インターネット」の事をさしています。
事の始まりは、今となっては大昔。
インターネットが台頭してきた頃は、WEBサイトもメールも、同じような地位だったんです。
そのために、このアドレスは「メール」なのか?「WEB」なのか?という事をあらわす必要がありました。
なので、当時のURLアドレスはWEBサイトであることを主張した「http://www.○○○.com/」のような物が主流だったんですね。
ですが、時は進んで、今となってはまず「WEB」ありきの通信になりました。「www」をつける必要は無いでしょう。
それでも、古くから「○○○はWEBのURLアドレスですよ」という理由でのみ、使われてきたので、邪魔にならないのもまた事実。
「www」ならgoogleさんが、
![ぼく](https://jpneet.com/wp-content/uploads/sites/3/2018/06/favi.png)
これはメインサイトか!
と、しっかり判断してくれるんですね。
以上が、サブドメイン設定にあたって「www」が推奨される理由。
ちなみに、「www」の由緒正しさはtwitterでも垣間見えます。
「www.○○○.com」を自身のWEBサイトとして設定すると、
プロフィール画面では「○○○.com」と表示されます。
あ、リンクは「www.○○○.com」へ行われているのでご安心を。
Whois情報を確認する
また、Whois情報が代行されているか、も確認しておきましょう。
ドメイン設定画面より、Whoisをクリックして、設定画面へ進みます。
上部に「WHOIS代行は有効です」との表記があれば問題なし。
この項は無視して、先へ進んでしまってかまいません。
ですが、この表記が無かったばあい。
Whoisを調べると、名前から住所から電話番号まで、全ての情報が、誰からでも閲覧できるようになっています。
このまま紐付けしてしまうと、びっくりするほど個人情報がさらけ出されているので、ブログの内容によっては、社会的な死が約束される事が必至。
忘れずに、Whois代行サービスの依頼をするようにしましょう。
Whois代行サービスに申し込む
バリュードメインでのWhois代行サービスを依頼する方法。
簡単なんですけど、ちょっとわかりづらいんですよね。
設定は、やはりページの最下部。
「事前登録されているユーザー情報へ統一」の下にある、「ここをクリック」というテキストをクリックすると、Whois情報がバリュードメインのものに変更されます。
上のテキストボックスをしっかり確認して、「変更」をクリックすれば、代行サービスの申請は完了。
正しく処理されていれば、登録したアドレスにメールが送られてくるので、そこに書いてあるURLをクリックします。
思いっきりURLがお名前.comですけど、問題ありません。
クリック後も当然お名前.comですけども。
はてなブログPROに独自ドメインを紐付けする
事前準備
- ・サブドメインの設定
- ・Whois情報の代行
事前準備が終われば、あとはいよいよ、あなたのブログに独自ドメインを登録するだけです。
独自ドメインの設定は、はてなブログのダッシュボードから。
アクセスしたら、「設定」→「詳細設定」へと移動します。
すると、「独自ドメイン」を入力する項目があるので、ここに、あなたの取得したドメインを入力。
設定したサブドメインを頭につけるのを忘れずに。
今回の例でいえば、「www.」ですね。
入力したら、最後に「変更する」をクリック。
これで、ドメインとの紐付けが完了です。ようやく。
独自ドメイン項の、「ドメイン設定をチェック」なり、実際にURLへアクセスするなりで確認してみましょう。
スポンサードリンク
登録しているサービスのURLを変更する
独自ドメインを設定して、ブログのURLが変わったら、色々なサービスに設定しているURLも変更しましょう。
実際に僕が変更したのは、
- Google-Analytics
- Search Console
- Amazonアソシエイト
- ブログ村
- ブログランキング
- バリューコマース
- もしもアフィリエイト
このへん。
これについてもこの記事で書こうと思いましたが、気づけばアホみたいに長くなっちゃいましたね。
せっかくなので、余裕があるときに、別記事としてまとめる予定。
まとめ
以上が、はてなブログPROで独自ドメインを設定する理由、そしてその方法でした。
- 独自ドメインを取得
- はてなブログPROと契約
- 独自ドメインに、cnameでサブドメインを登録
- ダッシュボードから、ブログと独自ドメインを紐付け
のような流れで、登録できる、というお話。
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