中古ドメインを購入して、IP分散サーバーのレンタル契約も締結。
⇒ 中古ドメインの探し方を調べるくらいなら買ったほうが良さそう
⇒ IP分散サーバーをレンタル契約!値段だけじゃないメリットとか
となれば、あとはサーバーに関連付けて、ワードプレスを乗っければ、サテライトサイトの完成です。
今回は、
「記事を入れればサテライトサイトが完成する」
というところまで、作業を進めます。
通常の設定と概ね同じ
IP分散サーバーといえども、結局はサーバーの集合体に過ぎないため、やることとしては、普通のサイト設定と同じ。
- ネームサーバーの設定を行い
- サーバーに関連付けして
- ワードプレスを乗っける
これだけです。
僕の使っている123サーバーだと、ネームサーバーはサーバー一覧より確認できるため、
パパっとコピペするだけでおっけー。
ワードプレスを乗っけてしまえば、ダッシュボードにログインして、テーマやパーマリンク設定を行うだけですし、1つでもサイトを公開まで持っていった経験があれば、どうということはありません。
以上、サテライトサイト製作、終わり!
と思いきや、一応「中古ドメインならでは」の、注意点があるんですよね。
それが、「被リンクのあるページの復元」です。
これを行わないと、せっかく購入した中古ドメインに付いているリンクが無駄になってしまうんですよね。
被リンクのあるページの復元
サーバーへ中古ドメインを載せただけでは、被リンクが「ドメインに直接付けられているもの」しか働きません。
ですが、リンクが自然なものであればあるほど、個別記事に付くものです。
また、特殊なサブドメインで運用されているサイトだった場合、そちらの復元も行わなくてはなりません。
ということで、
- サブドメインの復元
- 個別記事の復元
については、忘れずに実行する必要があるでしょう。
サブドメインの復元
まずは、中古ドメインを運用されていた状況に合わせてやる必要があります。
中古ドメイン販売屋さんから購入したドメインであれば、ユーザーページからサブドメインの有無を確認できるため、そちらを参考に設定しましょう。
普通であれば、運営URLに準じた構築をするだけで問題ありません。
ただ、問題なのが、サブドメインを活用したサイト構築をしており、運営URLとは別のサブドメインに被リンクを貰っているパターン。
この場合、運営URLの他、別途サブドメインの設定をしないと、被リンクが無駄になってしまいます。
対応策としては、
- マルチドメインに対応したサーバーと契約
- 諦めて被リンクを捨てる
といったところ。
123サーバーと契約している場合、シングルドメインプランでは、サブドメインの複数設定を行えないため、必然的に諦める形になると思います。
こういったドメインを購入する予定があるならば、マルチドメインプランでの契約か、別途安価なレンタルサーバーを用意しておく必要があるでしょう。
個別記事の復元
また、個別に被リンクを貰っている記事URLに関しても、復元を行ったほうがいいでしょう。
該当URLに記事を作成し、
- あたり触りの無いコンテンツを設置する
- トップページへリダイレクトで飛ばす
などといった作業を行えば、個別記事への被リンクも、無駄なく活用することができます。
リダイレクトで飛ばすということは、「リンク元の記事が無い」というアピールを行っているのと同義であるため、できれば記事コンテンツの設置が望ましいでしょう。
この際、「Custom Permalinks」などのプラグインを活用すると、ダッシュボード上から設定を行えるため、おすすめです。
専用のソフトウェア使って、サーバーに直接アップロードして……。
なんて手間を、メインサイトならまだしも、サテライトサイトに裂きたくないですし。
プラグインに関しては、ワードプレスのダッシュボード内から
- プラグイン⇒新規追加
- 検索窓にキーワードを入力
- 検索結果より、該当プラグインをインストール
という手順を踏むことで、難しい設定も無く使用することができます。
記事のURLを変更するプラグインは多くありますが、「Custom Permalinks」の場合は、記事執筆画面にて、パーマリンクを直接変更できるようになります。
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作業量はちょっと多い
以上、中古ドメインを使って、サテライトサイトを製作する際の細かい注意点でした。
新規ドメインでのサテライトサイト製作と比べて、作業量は少し多くなってしまいます。
ただ、この作業に見合うだけの効果はあるはず。
というか、素人目に見ると、効果が無い理由が見当たらないんですよね。
特に、サテライトサイト用に購入するようなドメインは、そこまで被リンク元が分散していないため、そこまで気になる作業量の増加はないはず。