どうも、カードゲームは遊戯王派、hkmです。
最近、新興タイトルを見ていて思うのですが、あからさまなパクりゲーが増えつつある気がします。
広告でよく見る「神姫プロジェクト」はグラブルだし、バンナムの新規タイトル「グラフィティスマッシュ」はモンストだし、萌え豚要注目のきららファンタジアのルームシステムはデレステだし。
⇒ バンナムのモンスト「グラフィティスマッシュ」はクソゲーでも多分流行る
何も、人道的に「パクるな」と言っているわけではありません。
むしろ、ゲームの歴史なんて殆どがパクりの歴史ですし。
僕は、「もっと上手くパクれ」と言いたい。
パクり先を先人から倣うべき
ゲームの歴史は、パクりとともにあります。
長く愛されているあのタイトルだって、元はパクりだったりするんです。
そのため、「パクって儲けよう」という姿勢は、ことゲーム業界においてそこまで問題ではない。
ただ「流行っているタイトルをそのままパクる」ゲームが多すぎるんです。
せっかく「パクって成功した」タイトルがあるんだから、そういうタイトルの「パクり方」を参考にすればいいのにね。
ドラゴンクエスト
まず、かのドラゴンクエスト。
ぶっちゃけ、まぁ「ウルティマ」のパクりですよね。
「ウィザードリィ」より先に「RPG」というジャンルを確立した「ウルティマ」。
それをパクり、ついでにダンジョン内も見下ろしにしたのが「ドラゴンクエスト」。
であるにも関わらず、日本で「ドラゴンクエスト」は大流行。
なぜかと言えば、ウルティマを知らない日本人をターゲットにしたソフトだったからでしょう。
いわば、違う市場からパクってきた。
面白い事が保証されている上に、目新しさまで兼ね備えているなら、そりゃ流行るんだよなぁ……。
Hearthstone
上手くパクった例としては、ハースストーンなんかも参考になるでしょう。
これは、アナログが主流だったMTGを、完全なコンピューターゲームへとパクったために流行した例。
違う市場、という条件を満たしつつ、「対戦相手を見つけないとプレイできない」というカードゲームの弱点も補っています。
カードゲームでは再現しにくい「盤面のランダム効果」や「全カードを参照にした効果」が多いのも特徴。
システムもデジタル向けにはなってはいるものの、どう足掻いてもパクりでしょう。
そもそもトレーディングカードゲームがギャザのパクり。
シャドウバース
ハースストーンを挙げたなら、シャドウバースもセットにしておきましょう。
シャドウバースは、MTGをパクったハースストーンをさらにパクり、極限まで日本人向けにチューニングしたために流行しました。
日本人のゲーマーは、軽く見積もって9割程度が萌え豚。
しかも、義務教育に取り入れられているにも関わらず、英語に拒否感を覚える人間が多いため、洋ゲーの敷居も不思議と高くなっています。
上手くかみ合ってない所に、すっと入り込んだ結果流行したのがシャドウバースなんですね。
ターゲットの知らないゲームをパクれ
つまるところ、「ターゲット層がプレイしていない面白いゲーム」をパクる必要があるんです。
それなのに、ブラウザゲーがブラウザゲーからパクったり。アプリゲーがアプリゲーからパクったり。
これでは、「いや、○○のパクりでしょ?じゃあ○○やるわ。」ってなっちゃうんですよね。
いや、それやるならモンストやるけど?ゲーはいつまで世にはびこり続けるのでしょうか。