BODYLINE(ボディーライン)製衣装の品質・クオリティについて

この記事では、思わず二度見しかねない安さのコスプレ衣装メーカー「BODYLINE(ボディーライン)」についてまとめています。

コスプレ界隈・ロリィタ界隈ともに「BODYLINEはとりあえず避けろ」という風潮があるメーカーで、販売形態やジャンルへの姿勢を考えると個人的にもおすすめはできないのですが、客観的に考えるとそう悪いものでもないのが事実。

オタクの感情論なんて興味無い、といわれれば確かにその通りなので、客観的な事実を主にまとめてみました。

ぼく

割と肯定的な意見が出ちゃったやつ

基本情報

サイズ展開
S / M / L / 2L
衣装によっては4L程度まで
価格帯(一式)
1,000 ~ 5,000円程度
中古相場
新品の20~40%程度
メインジャンル
  • アニメ
  • ゲーム
  • ロリィタ
  • その他なんでも
取り扱い店舗

超激安なコスプレ衣装を販売

BODYLINE(ボディライン)製衣装の価格(一式)

ぼく

どれも一式フルセットでこの値段

BODYLINE製衣装の特徴は、なんと言ってもその値段。

一般的な業者であれば10,000円程度で販売せざるを得なさそうな品質の衣装を、高くても5,000円程度で購入できる価格設定が魅力です。ブレザー系の制服ですら、3,000円もあれば買えてしまうのは驚愕の一言。

新品を気軽に購入できるとあって、楽天市場のコスプレジャンルではランキングをいつも席巻している印象です。

ティーンアパレルで使われていそうな布地

BODYLINE製衣装の品質を、お世辞にも「良い」とは言えません。ただ、Amazonで数千円で売られているような衣装と比べると、「劣悪」とまでも言えないのが正直なところ。

たとえば使用している生地は、しなやかさこそ少し欠けるものの、「布」としての役割は果たすしっかり織り込まれたもの。フレアスカートはちゃんと広がりますし、動きにくいほど硬いというわけでもありません。

それこそ、繁華街で見かけるティーン向けアパレルブランドなんかでは、こういう生地を使っている店もあると思います。

布をケチることもない

及第点な品質の生地を使いながら、布の量を抑えたコスト削減をしないのもBODYLINEのすごいところ。

f:id:hkmy:20171116035335j:plain
たとえば発売時に4,000円、初売りセールではまさかの2,199円で販売されていたCCさくらの衣装は、

  • 白いインナーワンピース
  • 赤い羽根つきオーバードレス
  • リボン付き帽子
  • リボン付き手袋
  • 白いオーバーニーソックス

の5点フルセット。公式のタカラトミー製衣装がブラウス一体型のワンピースであった事を考えると、いかに豪華であるかがお分かりいただけると思います。

ぼく

正直安すぎ

色移りはしやすい

織り込みこそ悪くないものの、色移りのしやすさには注意。

洗濯したら移るのはもちろんのこと、到着時すでに色が移っていたというレビューも散見されます。

衣装自体は凄く可愛くて満足です。残念なのは、インナーの白いワンピースに赤色が色移りしていることと帽子の形が崩れてること。そして、付属の白いニーハイソックスにも何故か赤が色移りしていました。衣装自体は可愛かったのでそこだけが残念でした。

悪くない縫製

BODYLINE製の衣装は、新品価格から見て考えられないほど、縫製や型紙がしっかりしています。

多少雑に扱った程度ではほつれないので、ミシンの質は良さそう。

また、元はプレイ用コスチュームをメイン路線としていただけあって、衣装のシルエットは特に魅力的。

同価格帯どころか、10,000~15,000円帯の衣装まで比較対象を広げても、BODYLINEを超えるシルエットの衣装メーカーは数えられるほどしかありません。

ぼく

ブランド名は伊達じゃない

ディテールは意図して間違っている

ACOS製CCさくらクロウカード編のOP衣装

ぼく

帽子におけるリボン位置の正解(ACOSより)

BODYLINE製衣装を購入する際、小物やリボンなど細部のディテールをあえて違うものにしてある点には注意。

先ほど紹介したCCさくらの衣装も、帽子におけるリボンの位置なんかは一目瞭然で違います。

これは恐らく著作権対策で、デザインが違うためにオリジナル衣装であると主張するための施策。真っ黒。

縫製の技術や知識があると○

縫製の技術や知識があるなら、デザインが僅かに違う程度のBODYLINE製衣装はおすすめと言えるでしょう。

たとえば先ほどのCCさくらであれば、リボンの位置を帽子のてっぺんに縫いかえるだけで、ぐっと設定に近づきます。

コスプレ衣装製作の土台としての購入であれば、布代としても安いうえ、手間も大きく減るはず。今から縫製技術を見につけたい方も、「衣装の改造」は入り口として丁度いいはず。

スポンサードリンク

コストパフォーマンスはかなり高い

すでに何度か触れてしまいましたが、定価を基にしたコストパフォーマンスを考えた場合、非常に高いというのが率直な感想。

BODYLINE製程の質な衣装を買おうと思えば2倍の値段は下りませんし、同程度な価格の衣装を買えば着れたものではないようなものが届くと思います。

高くても5,000円程度

BODYLINE製衣装は、布をふんだんに使ったパーツの多い衣装でも5,000円程度。

どれだけ豪華でも5,000円程度というよりは、5,000円程度でなんとか販売できる衣装までしか作っていないだけかも。

とはいえ、やはり商品一覧に4桁台の商品が並ぶのは圧巻です。

いつでもセール販売

何かにかこつけて、いつでもセール価格で販売しているのもBODYLINEの特徴。

同じ商品でも価格がしょっちゅう変化するので、気になる衣装は定期的にチェックすると吉。

昔は定価を10,000円などと称して割引き販売をしているように見せかけていましたが、流石に怒られたのか現在は販売価格しか表示されなくなりました。

中古相場はさらに安価

中古商品がかなり安いのも、BODYLINE製衣装の特徴。

プレイ用コスチュームから流れてきたメーカー自体の歴史や、前述のディテール変化などが伴って、そもそもコスプレイヤーにあまり好かれていないというのが1つ。

また、この価格程度であれば、わざわざ中古で購入せずに新品を入手するというのが1つ。

以上2点から、ただでさえ安いBODYLINE製衣装は、脅威の割引率で市場に出回っています。

ぼく

とはいえ中古で買うような衣装でもないんだけど

ジャンルはまさに「雑多」

BODYLINEの衣装ジャンルは、まさに「雑多」の一言がふさわしいでしょう。

ごちうさ・CCさくらなどのアニメ衣装から、シャッフルなどの有名美少女ゲーム、果てはカラフルウィッシュなどのニッチなギャルゲーまで。

販売形態や顧客層が特殊なので、ジャンルの人気の有無を問わず、デザインがかわいらしい衣装は商品化してしまうイメージです。

公式ライセンス商品の取り扱いもあり

ボディラインの邪神ちゃんドロップキックバナー

キャラコンテンツ業界に喧嘩をバーゲンセールしているようなBODYLINEですが、何をトチ狂ったのか公式ライセンス商品の取り扱いも存在。

具体的なところでは邪神ちゃんドロップキックのビーフ100%Tシャツなど。

邪神ちゃん関連はすべて公式ライセンス商品なのかも?その辺りの記載も若干曖昧。

ぼく

作品イメージを損ねかねない気がするけど大丈夫なんだろうか

ロリィタ系商品も充実

BODYLINEでは、キャラクター系コスチュームのほかに、ロリィタ・ゴスロリ・パンクファッション系の商品も充実しています。

もちろんロリィタ勢には大不評。ロリィタ勢はそもそもコスプレと同一視されるのを嫌っているので、コスプレ界隈以上に毛嫌いされている傾向にあります。

ただ、パニエなどの小物まで安いのも事実。見えないところは実はBODYLINEにお世話になっている方も多いかもしれません。

ぼく

実店舗が原宿にあるせいか売れてはいるらしい