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どうも、ジャンクな味が大好物、hkmです。

 

今や、いたるところに100円ショップってあるじゃないですか。

左を見ればダイソー、右を見ればキャンドゥ、見上げればセリア。

 

そんなご時勢ですし、まあネットでもやれ

「この100円グッズは絶対買い!」

だとか、

「100円ショップのおすすめ商品まとめ!」

だとか。

 

そんなお話が蔓延してますよね。

 

いや、それ自体はいいんだ。

いいんだ、が。

 

誰も『つぶみオレンジ』に触れてないのはどういう了見なんだ、と僕は問いたい。

つぶみオレンジとは

100円ショップ最強のグッズ、つぶみオレンジ。

これは名の通り、みかんのつぶが入ったオレンジジュースなんです。

 

発売元は、安っぽいけど、美味いジュースの製造に定評のあるサンガリア。

「つぶみオレンジ」も例に漏れず、なんか安っぽいけど美味しいジュースに仕上がっています。

 

安っぽい

そう、安っぽいけど美味しい

 

何故か感じる安っぽさには、主に2つの原因があります。

  • 缶のデザイン
  • みかんのつぶ

これ。

 

缶のデザイン

まず、安っぽい缶のデザイン。

これはもう、サンガリアの飲料ならおなじみです。

 

律儀にヒョロヒョロの「つぶ」缶いっぱいに写した果汁感の一切無いストイックなデザイン。

それでありながら、ロゴによくわからないフォントを緑で印字する、食品にあるまじき毒々しさ。

 

もはや芸術とも言えるデザインは、安っぽさに一役も二役も買っているでしょう。

 

みかんのつぶ

また、つぶみオレンジの象徴とも言える、「みかんのつぶ」についても避けては通れません。

缶に印刷されている、ヒョロヒョロとした印象的なつぶは決してイメージなどではありません。

 

実際にヒョロヒョロした、それでいてどこか懐かしい味のするつぶが、これでもかというほど入っています。

 

ちなみにこの、「粒から感じる懐かしさ」。

これは、ひとえに「なんか缶詰っぽい味がする」事から感じるものでしょう。

 

というか、多分缶詰のみかんでしょう。

つぶつぶがみかんの缶詰の味がする・・・

価格.comの口コミより

 

小さい頃めっちゃ食ったよね。みかん缶。

 

なんか美味い

どうしても安っぽさからは免れない、つぶみオレンジ。

ただ、それ以上に感じるのが、「いやでもなんかうめえな」という感覚。

これこそが、100円ショップでつぶみオレンジをマストバイとする理由です。

 

僕の感じる、美味しさの秘訣は2種類。

  • 昔のバヤリースの味がする
  • 缶詰のみかんって美味しいじゃん

それが、こちら。

 

昔のバヤリースの味

まず、液体部分。

いくらつぶが入っているとはいえ、メインはジュース部分なので、ここの味がとても重要です。

 

そのジュース部分、なんと、昔のバヤリースの味がするのです。

いやね、バヤリースって、定期的に味のマイナーチェンジやってるんですよ。

 

果汁感の増加だとかを謳って、

ますますおいしくなりました!

なんてキャッチもつけたりして。

 

でも、ぶっちゃけ、昔のバヤリースもめっちゃ美味いんですよ。

というか、僕は昔のバヤリースのほうが好きなんですよ。

 

いかにもジュース!といったような、若干ジャンクな味。

果汁感なんて、100%ジュースで取ればええやん。

皮のほろ苦さなんて、邪魔なだけやん。

そんな声が聞こえてくるような、あっまあまなオレンジジュースなんです。

 

そんな懐かしい味が、つぶみオレンジの缶には詰まってる。

これは奇跡としか言いようがありません。

糖類ガバガバ入れてなんぼ、ですよ。

 

その証拠に、先ほどの価格.comでも

ジュースの評価は3だけど、中のつぶつぶの評価は1カモ。

という評価。

 

ユーザーの好みとはかけ離れたつぶつぶを経験してもなお、ジュースの評価に3が付くということは、それすなわち「美味い」証拠でしょう。

 

缶詰のみかんが普通に美味い

そして、忘れちゃならない影の主役、つぶつぶ。

「1カモ」などと評されるつぶつぶですが、いや、これ、普通に美味いよ?

 

「缶詰のみかん」である点は異論の無さに驚愕せざるを得ませんが、「缶詰のみかん」嫌いじゃないでしょ?

 

いや、実際に、缶に印刷されているように、ヒョロヒョロとしたつぶではあるんです。

でもまあ、甘いし、つぶつぶだし。

噛んだときの「ピシャッ」という感覚はないものの、缶詰みかん特有の、シロップと酸味の絶妙なハーモニーが口いっぱいに広がります。

 

確かに「評価5」は間違っても付きませんけど、悪いものでもないよ。うん。

 

100円ショップでしか見ない

さて、こんな「駄菓子のような魅力」がこれでもかと言うほど詰まったつぶみオレンジ。

当然どの店でも置いておくべき品なのですが、どうやら市場ではそのような評価に至っていない様子なんです。

 

真面目な話、ダイソーでしか見たことない。

 

そう。

つぶみオレンジは、

  • 100円でコスパがいいから買う!

のではなく、

  • 100円ショップにしか無いから買う!

商品なのです。

 

代替品も無くはない

さて、100円ショップで買うべきものは、デジモノでも突っ張り棒でもなく、つぶみオレンジ。

これに関しては、ご理解いただけたことかと存じます。

 

でも、この記事を読んでつぶみオレンジを飲みたくなってしまったあなた。

100円ショップが、この時間じゃあ開いていないかもしれません。

 

そんな場合に、代替品がいくつかございますので、そちらもご紹介。

  • バャリース オレンヂクラシック
  • つぶつぶオレンジ (サンガリア)

の2種類です。

 

バャリース オレンヂクラシック

先ほども少し出た、「昔のバヤリース」。

要望が多かったのか、初期のバヤリースを復刻版として販売しているんですよね。

 

のみ心地としては、いわば「つぶの無いつぶみオレンジ」。

評価1のツブが消え去って、おいしい部分だけ飲めるってんで、人によってはこっちの方が好きかも知れない。寂しいけど。

つぶつぶオレンジ

えーっと、なんていうか、ペットボトルに入ったつぶみオレンジ、かな。

 

わざわざ品名変えてますけど、多分中身同じで500ml入り。

コンビニとかでもちょいちょいあるので、つぶみオレンジと比べると見かける機会は多いと思います。

 

ただ、こちらのつぶつぶオレンジには注意点が1つありまして。

 

甘めのジュースに、甘いつぶつぶが入ってるつぶみオレンジ、それはもう甘いんですよ。

なんというか、500mlはちょっと、多いかもなぁ、って……。

 

美味いんだけどね。ついさっきも2本飲んだし。

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