恐怖の首すじ理髪店 (@at_raku_obake) | Twitterより
どうも、お化け屋敷は死ぬほど苦手、hkmです。
今日は、7月15日より東京ドームシティにて開催されている、「恐怖の首すじ理髪店」のお話。
都内電車の中吊り広告で目にした途端、タイトルにビビっときたので記事を書かずにはいられませんでした。
あ、首すじ理髪店を経験したわけではないので、感想などは一切出てきません。あしからず。
想像力をかきたてる名前
首すじ理髪店。
この表題を見たときに、すげぇお化け屋敷なんだろうな、という感覚にびびっとやられました。
というのも、この名前が、なんともお化け屋敷っぽい、恐怖をかきたてる文字群だと思うんですよね。
「首すじ」って単語が良い味になってる
というのも、理髪店を補足する単語として、「くびすじ」が出てくるのはすげぇな、って。
首に関係するホラー要素であれば、僕みたいな素人は「首切り」「首刈り」のような、「直接的かつ、理髪店らしさのある」単語を選んでしまうと思うんです。
理髪店にかかるわけだから、具体的な動詞にもなるでしょう。
ただ、これって、つなげてみると「恐怖」が全く無くて。
「首切り理髪店」「首刈り理髪店」なんて字面を見ても、「怖そう」なんて微塵も思うわけがなく、むしろ安っぽさすら感じてしまう。
正直、直接的過ぎると「他人事」になっちゃうんですよね。
そこで出てくる「首すじ」って単語が強力。
ぱっと見で、首すじが何なのか「わからない」事による恐怖。
少し考えて、理髪店といえば刃物、という結論に至る「痛み」への恐怖。
そして、首すじと刃物が脳内で繋がることによる、「死」への恐怖。
あえて回りくどくすることで、表題へ消費者を参加させて、恐怖を与える事に成功していると思うんです。
「首切り」なんかの単語から直接理解する首への被害と違って、「首すじ」から導き出された結論は自分だけのもの。
見事、他人事だった首切りを、自分事へ変換しているんですよね。
名は体を表す
そして、どうやら、「首すじ理髪店」という名前は、見事なまでにお化け屋敷の体を表しているようで。
公式ページの「仕掛け人」項を見ると、
お化け屋敷にストーリーを持ち込み、お客様に役割を担わせることでそのストーリーに参加させるスタイルを確立する。
とあり、「考えさせて、参加させて、恐怖を与える」という手法を得意としているようで。
当然、恐怖の首すじ理髪店もこういったお化け屋敷でしょうから、まさに「名は体を表す」を地で行くお化け屋敷だと言えるでしょう。
絶対行かねぇ
つまりは、すげぇお化け屋敷なんだろうなぁ、と。
そして、僕は絶対に行かないんだろうなぁ、と。
縁日のお化け屋敷ですら入り口のシンバル音にビビって入れなかった僕が、首すじ理髪店に入店しようものなら、失禁必至。
どうあがいても後悔しかないでしょうし、僕は絶対に行きません。
が、同時に開催されている、「ジョジョの奇妙な遊園地からの脱出」なんかを目当てに東京ドームシティへ赴く方は是非。
考えられたお化け屋敷なのは間違いあるまいて。