2019年2月、突如として「Samsung」と「Huawei」の2社が矢継ぎ早に発表した折りたたみスマホ。
それぞれサムスンが「Galaxy Fold」、Huaweiが「Mate X」という名称で、ファーウェイの諸々の報道を聞くとどうしても「そういうこと」かな?とか勘ぐってしまうのですが……。
なんだろう、ゲーマーからするとさ、悔しいんだけどファーウェイのMateXのが良さそうなんだよね。
タッチレスポンスによっては、神端末になる可能性も秘めてる気がする。
目次
でっぱりの角度が完璧
画像はGIZMODOより
MateXでまず注目したいのが、スマホを開いた時に残る、折りたたみ画面を保持するための出っ張り部分。
床置きした時に傾斜ができると思うのですが、たぶんこの傾斜の角度、アプリゲーのプレイにぴったりなんですよ。
特に音ゲーをプレイする時って、少し画面がこちらへ傾斜してるだけで、凄く譜面が見やすくなるんですよね。
実際、著者がアプリ音ゲーをプレイする際は、ちょこっとだけこちら側へ傾斜した板に載せてプレイしてたり。
スマホやタブレットで傾斜を付けるのは難しい
この「音ゲーがプレイしやすくなる傾斜」なんですけど、実は最近のスマホやタブレットで安定させるのって結構難しいんです。
内容がギチギチにつまってて、かつ外面が滑る素材だったりすることが多くて、下に何か置いたくらいじゃ触っているうちに落ちちゃうんですよね。
例えば、著者が使っている傾斜の付け方は
- 板状のもの(ペンタブ)の下に低い高さのもの(キーボード)を置く
- 滑り止め(裏返した布製マウスパッド)を板の上に敷く
- タブレット端末を滑り止めの上に置く
という手順。
これを水平な場所へ置くだけで実現できるなら、タッチレスポンスによっては「買い」まであるかもしれない。
ゲームプレイ中に折れ曲がることがない
MateXのもう1つ偉い点としては、ゲームプレイ中に折れ曲がる心配が無いこと。
サムスンの「Galaxy Fold」が画面に対して谷折りなのに対して、ファーウェイの「MateX」って山折りでたたむんですよね。
段差があるから山折りにしたのか、はたまた山折りだから置き操作しやすいように段差を付けたのかは定かではありませんが、例の段差との相性は抜群の折りたたみ方でしょう。
というか谷折りって画面大丈夫なんですかね?
画面上に段差が生まれそうな点は気になる
ただ山折りということは、画面の切れ目が必ずどこかに生まれてしまうということ。
どれだけ精密に作っても、指で触ればわかる段差は生まれそうな点がちょいと気になりますね。
また、生産ロットによっては、上画面と下画面で横に数ドット分ズレてるMateXなんかも生まれそうな感じ。
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ケース勢やフィルム勢は選択肢に入らない
以上、MateXの発表会などを、ゲーマー視点から見てふと感じたことでした。
ただこの2端末とも、スマホケースを愛用している人からしたら、どうあがいても選択肢に入らない端末ですよね。
保護フィルムにしたって、山折りなMateXなら2分割すればなんとかなりますけど、Galaxy Foldじゃ一瞬ではがれますし。
そもそもフィルムを貼ると画面レスポンスが著しく低下することを考えると、やっぱりノーフィルム前提な「ゲーム用端末」なのかな?って気はします。
ゲーミングスマートフォン!
あ、販売価格は28万円だそうです。えっ?
ゲーム用端末ならタブレットでよくね?というきもち