英語圏のRTA(リアルタイムアタック)であるSpeedRun。
そんなSpeedRunのレギュレーションで、最も見かけるであろう「Any%」という言葉。
結論から言えば、「なんでもあり」を意味します。
マジでなんでもあり
「エンディングを見れればなんでもあり」の意味
SpeedRunのレギュレーションにおいて、「Any%」とある場合は、「とにかく早くエンディングを見る」ことを指します。
思った以上になんでもありで、ゲームの技術を競うのではなく、バグ見つけ大会のようになってしまうことも。
達成率不問
「Any%」そのものの意味は、「達成率不問」。
Anyは英語において、「どれでも」「全部」といったニュアンスで使われる単語です。
それに%が付くので、「プレイ内容はどうでも良いからエンディングを見せろ」となります。
あまりに台無しなバグは名指しで禁止されることも
基本的には「Any%」が最も盛んなSpeedRun界隈ですが、あまりにゲームを台無しにするバグ(Glitch)は禁止されることもあります。
その場合は特定バグだけを禁じる「No[バグの名前]」や、すべてのバグ利用を禁じる「glitchless」という表記が一般的で、ゲームによってはこちらの方がAny%より盛んなことも。
総じてレギュ表記は簡潔かつゲーム間における互換性があり、ひと昔前における日本のRTAのようなレギュレーションが細分化される事件はあまりない印象。
最近は日本のRTAもSpeedRun.com準拠でわかりやすくなってっけど、昔は最初の走者の気分でレギュ決まってたもんね
ちなみにこれは台無しなバグの例。個人的にはこういうの大好き
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