この記事では、実際に当サイトで実施している記事の書き方についてまとめています。
最後まで読んでいただければ、WEBサイトに掲載するような記事の構成で迷うことは無くなるんじゃないかな、と。
記事完成までにどうしても時間がかかってしまう方の参考になれば。
基本的なことをまとめた記事なので、SEOを意識した記事を書きたい方は、関連記事も併せてご覧ください。
目次
1.書くことを決める
まずは、その記事で書くこと、つまり「何を伝えたいのか」を決める。
とはいえ、筆は伝えたいことがあるからこそとるものであり、記事を書くと決めた時点で決まっていることがほとんど。
2.タイトルを決める
当記事タイトル決定の流れ
- 「記事」で検索したら「記事 書き方」が頻出
- 「記事 書き方」で検索したキーワードを散りばめて文章化
書くことを決めたら、まずは記事タイトルを選定します。
1.で決めた「書くこと」を調べる人は、どんなキーワードで検索するのかを考えることが重要です。
『グーグルサジェスト キーワード一括DLツール』というWEBサービスで、Google検索時に自動で出てくる検索候補(サジェスト)を調べられます。
サジェストに頻出する単語を織り交ぜれば、大きな間違いは起こらないでしょう。
それでも、どうしても悩んでしまうなら、「どんな文言でリンクを張ってもらえると嬉しいか」を考えます。
実際、リンクのアンカーテキストは記事タイトルになることが多いですし。
キーワード規模はデカいのを狙わなくてもいい
初心者が誤解しがちなのが、キーワードがデカければデカいほど良いわけじゃないってところ。
たとえば、住宅街のような「多くはないけど人が必ず通る」場所でも、人には必ず見つけてもらえます。
自宅に近い、検索ユーザーに置き変えれば、検索意図に最も近い記事。それがあなたの記事なのであれば、近所の人に愛されやすい記事となります。
さらには、素晴らしいお店(記事)を構えられたのならば、口コミ(SNS)で拡散されることもあります。
1を100にするのは、そこまで難しいことではありません。最初は、とりあえず出店してみるのも重要です。
現実であれば高額な駅前のような立地も、ネットではお金が一切かかりませんし、避ける明確な意味もありませんけど……
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3.箇条書きにする
キーワードが決まったら、まずはコンテンツの内容を「階層式の箇条書き」としてまとめてみましょう。
絵には下書きが、映画にはプロットが必要なように、記事コンテンツにも「下地」は大きな意味を持ちます。
書くべきことを明確にできる
箇条書きにすると、その記事に書くべきことを明確にできます。
「その記事に書くべきではない」ことも、途中で思いつくとついつい書いてしまうもの。
箇条書きにして違和感のあるコンテンツは、本来そこにあるべきではないと心得ましょう。
どうしても必要な情報であれば、むしろそれを「新たなコンテンツ」として作り出すべきものだったりします。詳しくは関連記事で。
理想的な見出しができる
記事作成の前に箇条書きする手順を挟むと、見出しが理想的な文言になります。
一般的に、Webサイトの記事コンテンツで「理想的」とされる見出しは、見ただけで内容が把握できる見出しです。
箇条書きには、そもそも「見出し」以外が存在しないため、自ずと理想的な見出しが完成します。
作業を中断しやすくなる
キリの良いタイミングが増えるので、作業の中断がしやすいのも箇条書きの魅力。
箇条書きであれば、思いついたことを忘れないうちにまとめられるうえ、執筆に時間をとられることもありません。
書いてある事が一目瞭然であるため、後から要素を追加することになっても、迷わずに放り込めます。
4.文章で肉付けをする
箇条書きが完成したら、あとはテキストで肉を付けてやるだけです。項目を結論とした、補足説明的な文章を個条書きに追記してみましょう。
文章に自信が無い方であろうと、書くべき「結論」が明確であれば、困るのは言い回し程度ではないでしょうか。
が、カッコイイ記事に、必ずともカッコイイ日本語が必要とは限りません。とりあえず埋める気持ちで書いてみて、時間を置いて読むと「良い記事」になっていることも多いです。
長い文章を書く必要はない
「長い文章を書けない」という敬遠は、WEBサイトの記事を書くにあたり、全く必要ありません。
むしろ、箇条書きで要素を小分けにしている以上、文章は簡潔になるはずです。短い文章こそが、WEBの記事における正しい姿でしょう。
書き出しには結論を書く
肉付けをする際、記事の書き出し・つかみに悩むこともあるでしょう。
そんな時は、記事タイトルも見出しの一つであると意識してみましょう。
例えば、「りんごを買う方法」という記事であれば、書き出しは、りんごを買う方法の簡単な説明になります。
この記事では、りんごを買う方法を掲載しています。
りんごは、八百屋さんでお金を払うと購入できます。
詳しく知りたい人は読み進めてくれるし、結論だけ知りたい人は、回りくどい書き出しではどうせ離脱してしまいます。
論文だって、最初に「仮説」というゴールを先に提示しますから。