ファントム オブ キル -オルタナティブ・イミテーション- (ファンキルオルタナ) ロゴイメージ画像

gumiの新作BCG『ファントム オブ キル -オルタナティブ・イミテーション-』(ファンキルオルタナ)のリセマラについて。

放置ゲームにしては珍しくリセマラが可能ではあるのですが、それでも有用性は薄そうです。

そんな「リセマラ不要」な理由や、したほうがいい例外タイミングなどについて解説した記事。

ぼく

リセマラに石を使うのはもったいない可能性が高め

【概要】リセマラでの最高レアキャラ入手が実質不可能

ファンキルオルタナにおけるピックアップガチャの排出確率

レアリティ 必要SR入手数
LR 8
UR 3
ぼく

SR排出率は3%(ピックアップキャラ2%、その他1%)

ファンキルオルタナは、ガチャから排出されるキャラクターの最高レアリティがSR止まりのゲーム。

そのSRの排出率も「3%」と決して高くなく、システム上リセマラこそできるものの、複数体被らせるのは至難の業です。

さらにいえば、1キャラ満足に育成できるまで、無課金~微課金プレイだと数か月以上かかってしまうのがファンキルオルタナなどの放置ゲーム。

リセマラで中途半端なレアリティのキャラクターを入手するよりは、最初から石を貯め続け、育成を注力できるキャラのピックアップ時にLRまで回すべきです。

ぼく

ピックアップキャラのLR化期待値は、天井含めておよそ270連(81,000円)

幸い初期からガチャ排出のSRキャラが配布されているほか、一定までのゲーム進行+7日ログインで別のSRキャラとUR化用の凸素材を無料獲得できるため、リセマラにリソースを割くのは長期で見ればオススメできません。

配布だけでSR4体分。

ぼく

配布キャラの性能はちゃんとガチャ産上位クラス(というか片方はガチャからも出る)

無課金~微課金だと上記の配布2キャラすら育てきれないから、リセマラの恩恵はかなり薄い

なんならリセマラに使った分、主力LRの獲得が遅れるから損かも

UR以下は途中で育成できなくなる

レアリティ 試練上限 解放コンテンツ
UR 5 錬成(オルタナ)
LR 7 固有パッシブ解放

ちなみにUR以下で止まってしまうことの問題点は、レアリティごとに解放できない育成要素の存在。

URまで育成しないと『錬成』というシステムを利用できず、LRまで育成しないと各キャラクターの専用パッシブスキル習得ができません。

SRのままだと、とくに『錬成』を利用できないのが致命的。

ランダムで習得できる「2つめのアクティブスキル」や「姫型(成長傾向)」を変更するために必要な錬成が行えないと、育成の幅が大きく狭まってしまいます。

ぼく

ポケモンで例えると、

  • URになって初めて技の変更や性格厳選ができるようになる
  • LRになって初めて道具を持たせられるようになる

くらいの影響度だと思う(挙動は結構違うけど)

逆に言えば、特性目当てでパーティに入れるようなポケモン(キャラ)はSRでも成り立つし、そもそも育ってない序盤ではレアリティ差も無い

チケット分のリセマラはアリ

  • キャラ自体の入手確率が低い
  • 無育成キャラでも攻略の助けになる
  • 編成を埋めるだけのキャラ入手ですら時間がかかる

ただ、リセマラの価値こそ薄いものの、決してファンキルオルタナでリセマラができないわけでもありません。

放置少女とは違い、高レアキャラでもユニットが直接排出されますので、上振れた際の恩恵は存在します。

とくに初回ログイン時に配布される『ガチャチケット』は、ピックアップガチャなどのイベント系ガチャに使えません。リセマラに用いてしまっても問題ないでしょう。

ぼく

5回分しか配られないし、レアリティ不問でキャラが出たら始めるくらいの温度感を推奨

ただ課金で既存キャラをNFT化するシステムだから、リセマラで鍛えたキャラをNFTにして売るような稼ぎ方もできるかも?

まあみんなやり始めたらそのキャラの市場価値が暴落するんだけど……

リセマラのメリット・デメリット

【メリット】課金効率向上

  • 相対的に初回課金の効率を上げられる
  • 最序盤の攻略は大きく楽になる
  • たのしい

ファンキルオルタナで石まで使ってリセマラする最大のメリットは、課金1円あたりの効率を上げられる点。

前述の通り、ファンキルオルタナではキャラクターの入手とNFT化でそれぞれ課金が独立しています。

リセマラで高レアリティキャラを入手できれば、他プレイヤーがSRのNFT化に払うのと同額の課金で、UR以上のキャラのNFTを獲得できます。

ぼく

レアリティでEarn性能自体に差はないけど、辞める時には高く売れる≒回収可能性が上がる

また、編成枠が余りがちな最序盤においては、キャラが居るだけで進行の助けとなる場合も。

その他、ゲーム序盤の進行は確かに楽になるので、総合的なゲーム体験はリセマラしたアカウントほうが勝るかもしれません。

ぼく

この辺はプレイスタイルによるところが大きい

長期で見れば損するとしても、今ダレると得する前に辞めちゃう!とかならパーッと使っちゃった方が楽しく遊べるだろうし

【デメリット】ゲーム進行に大きな遅れ

  • 1日の遅れを取り戻しにくいゲームシステム
  • ガチャリソースの備蓄を使ってしまう
  • 将来的な試行回数から見ると誤差

メリットもある中でなおリセマラをおすすめしない最大の理由は、ファンキルオルタナが「1日の遅れを取り戻しにくいゲームシステム」を採用している点。

もしリセマラに2日以上かけてしまい、その日のクエスト進行分を消化できないとなると、以降長期に渡って前日に始めたプレイヤーより少ないリソースでゲームを進めなければなりません。

ぼく

序盤すげえ進むからたぶん得してるようには見えるんだけど、進んだ先に期間限定の石がいっぱいあるわけじゃないという罠

また単騎~2体程度の特化育成が重要となる放置ゲームにおいて、ガチャリソースは『最強キャラを最大まで育てられるだけ集めてからまとめて使う』べきもの。

リセマラは「最も効率的にリソースを使えるから」行いますので、そもそもリセマラ以上に効率的なリソース消化方法があるなら、リセマラをする必要はありません。

ぼく

石はとっておいた方が効率的、チケットはいつ使ってもいいからリセットで粘ったほうが効率的

ただ、時間かけるのは攻略観点で一長一短……みたいな流れ

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コラボガチャ開催時は例外

ファンキルオルタナの2024年3月時点ロードマップにある大型コラボ開催表記

ぼく

生放送的なヤツでコラボガチャの存在は明言されました(予定段階だけど)

例外としてコラボガチャの開催時は、ファンキルオルタナでもガッツリとしたリセマラをオススメできるかもしれません。

ファンキルオルタナはキャラクターをプレイヤー間で取引できるゲーム。復刻されにくいコラボキャラは、市場需要も期待できます。

とくに、育成のあまり必要ない優秀なサポーターキャラがコラボで登場した際は、SR状態での確保も視野に入るかも。

ぼく

全てのコラボキャラが公式NFTみたいなもんだしね

ただ、裏を返せば逃しても後からお金で解決できるって話でもあったり

【まとめ】リセマラはできるけどオススメできない

以上、ファンキルオルタナのリセマラができるけどオススメできない理由でした。

総じてもしリセマラを行うなら、ゲームプレイのためではなく、+1万円のみのコストでNFT化して売却するために行うのが無難かな?という印象です。

ただ、国内向けゲームである点や多額の開発費を回収しなければならない点などから、ファンキルオルタナはそもそもの収益性に疑問が残るP2Eゲーム。

NFT市場に十分な流動性が維持できない可能性は高く、できたらできたでマーケット流しリセマラ勢が増えて供給も増加、結果として相場崩壊もありえます。

少なくともリセマラに限って言えば、あえてファンキルオルタナにこだわる必要は無いでしょう。

ぼく

リセマラの厳しさは放置少女ほどではないけど、とはいえ感も否定できない