アズールレーンにおける指揮官レベル。
通常海域の解禁や、曜日ミッションの挑戦条件だったりと「上げるのが良い」とされてきました。
ですが「鏡面海域」の実装により、メリットだけではなくなってしまった今。
指揮官経験値について考えることも増えてきたので、効率のいい稼ぎ方をまとめてみました。
反面教師とすれば、あえて指揮官レベルを上げない立ち回りの参考にもなるはず。
指揮官経験値は「全力で強い敵へ挑む」と増える
指揮官経験値は、海域クリア時に獲得できます。
海域ごとに設定された経験値が、「挑戦した艦隊の艦船数」に応じて増加し、「敵艦隊と指揮官レベルの差」に応じて減少します。
そのため、指揮官レベルを効率よく稼ぐには
- 6隻編成の艦隊で攻略
- 敵艦隊のレベルが高い海域へ挑む
の2点が重要になるでしょう。
6隻編成の艦隊で攻略する
指揮官レベルを効率よく上げるために重要なのが、可能な限り多数の艦船で挑戦すること。
獲得できる指揮官経験値は、艦隊の編成数に応じて増減します。
例えば、2隻で攻略すると獲得経験値が24の場合。
▲消費燃料21
同じ敵艦隊を6隻で攻略すると、59もの経験値を獲得できます。
▲消費燃料59
ただ、多くの艦船を組み込めば、その分消費燃料も増加するもの。
消費燃料を抑えながら指揮官経験値を稼ぐ場合、「無凸ノーマル駆逐艦」が大いに活躍します。
どれだけ消費燃料が低かろうと、指揮官経験値においては「1隻」として扱われます。
▲消費燃料23
「無凸ノーマル駆逐艦」を活用しよう
指揮官レベルを上げる際は、無凸のノーマル駆逐艦が有用です。
無凸のノーマル駆逐艦は、最大レベルである70まで育成しても消費燃料が「1」のままであるため、僅かな燃費悪化で最大限の効果を得られます。
また、装備さえあればダメージソースとしても十分に働けるため、攻略に対する時間効率も向上。低燃費な2隻艦隊で周回する場合とくらべ、圧倒的な効率差を得られるでしょう。
主力を増やすかは考えるべき
指揮官レベル上げを兼ねた周回でも、主力艦隊を増やすかは一考の余地があります。
主力艦における消費燃料の最低値はノーマル軽空母の「2」なうえ、レベルが70まで上がると「3」まで増加してしまいます。
周回を前提に考えると、3の消費燃料増加はバカにならないもの。
艦船数が増えれば増えるほど「1隻ごとの増加経験値」は減る傾向にあるため、「前衛3主力1」が最もコストパフォーマンスに優れています。
敵艦隊のレベルがそこそこ高い海域へ挑む
指揮官レベルを上げるのであれば、敵艦隊のレベルが高い海域へ挑戦するのも重要です。
ベースとなる指揮官経験値には関係しませんが、指揮官レベルが敵の艦船レベルより高いと、獲得できる指揮官経験値が減少してしまいます。
敵艦船レベルと指揮官レベルの差が21を超えると獲得経験値が半減。
差が広がれば広がるほどさらに減少し続け、41以上では1/10にまで減衰してしまいます。
指揮官レベルを上げたいのであれば、敵の艦船レベルと指揮官レベルの差が20以下の海域に挑戦しましょう。
無理に高難度である必要はない
ただ、無理に高すぎる難度の海域へ挑戦する必要はありません。
海域の難易度自体は獲得経験値に影響を及ぼさないため、極論「指揮官レベル1」であれば、1-1も9-4も獲得経験値は同じになる……はず。
試しに「フェニックス+レキシントン」で6-4と8-1へ行ってみましたが、どちらも獲得経験値が24だったので、差があっても僅かなのは間違いないです。
▲さっきの6-4
▲わかりづらいけど8-1
指揮官レベル上げにおすすめの艦船
つまり、指揮官レベル上げにおすすめなのは「燃料に対する性能が優れている艦船」。
無理なく編成数を増加させられるため、1戦ごとの獲得経験値を増やしやすいです。
無凸のノーマル艦など、基本的に低レアリティ艦船は向いていると言えますが、中でも活躍するであろう艦船をピックアップして紹介します。
神風
神風は、レア駆逐艦でありながら消費燃料が「1」である特殊な艦船です。
レア駆逐艦だけあって、ステータスは多少高めに設定されているため、選択肢の1つとしてどうぞ。
ステータスバランスも、重桜所属の駆逐艦らしく「高魚装高回避」なので、火力としては十二分です。
ただ、アズレンにおける回避率はレベル差に大きく依存しているため、格上海域への挑戦には不向き。実用に耐えうるのは、敵レベル50台までかなぁという印象です。
ダウンズ/カッシン
ダウンズとカッシンは、生き残ることに特化したノーマル駆逐艦。消費燃料はもちろん1。
専用スキル「Recommissioned」によって、自身の耐久を20%以下まで削られた際、最大で25%もの耐久を回復できます。
指揮官経験値を稼ぐには、最後まで生き残ることが最も重要であるため、ダウンズとカッシンのスキルは非常に有用です。
また、改造が実装されているのも嬉しいポイント。
最後まで改造するには限界突破が必要ですが、無凸でも初期段階の改修は可能です。
素材さえ揃えれば、消費燃料を変えることなくステータスをさらに盛ることができます。
フレッチャー
フレッチャーは、非常に強力なバフスキルを持ったレア駆逐艦。消費燃料は2。
バフ対象にノーマル駆逐艦も多いことから、合計消費4にて強力な前衛艦隊を組めるのが魅力です。
その性能は破格の一言で、主力艦隊や装備さえ整えれば、6-4の道中処理でも通用するほどです。
レンジャー
レンジャーは、最強のノーマル軽空母。消費燃料は2~3です。
軽空母でありながら対空砲を持たず、装備スロットも「爆撃2攻撃1」と超攻撃的。
ダウンズやカッシン同様に「改造」が実装されているため、ステータスのちょい盛りも可能です。
レベル100のレンジャーもそれはそれで重宝するので、あわよくば2隻育成もアリ。
8-4なんかで活躍します。
祥鳳
祥鳳は、前衛艦の耐久を回復できるレア軽空母。消費燃料は3~4ですね。
前衛艦隊に編成している艦船全ての耐久を、航空攻撃時に回復できるため、無凸状態で高難易度海域へ連れて行っても十分に活躍できます。
2つある艦載機スロットも攻撃寄りで、補助火力と考えればダメージは十分。
ただ、レアリティが少し高いので、低難易度海域へ挑戦する際は消費燃料がネックになります。
やっぱり改造が実装されているので、これまたステータスのちょい盛りも可能。
最後まで改造した祥鳳は普通に強力な艦船なので、レンジャー同様2隻育成するのも良いかもしれません。
スポンサードリンク
おすすめの指揮官レベル上げ艦隊
指揮官レベルを上げるための艦隊は、前述の通り「4隻艦隊」がバランスに優れています。
- 敵艦レベルが45以下のマップ
- 敵艦レベルが46以上のマップ
に分けて、おすすめの艦隊例をご紹介。
消費燃料を突き詰める(敵艦Lv45以下)
前衛 | ダウンズ | カッシン | 無凸N駆逐 |
---|---|---|---|
主力 | レンジャー | なし | なし |
敵の艦船レベルが45以下の海域では、消費燃料を下限まで抑えた艦隊がおすすめです。
レベル差が25以上開いていれば、レベル差補正による与ダメージボーナスがカンストします。
敵の攻撃パターンも緩やかであるため、装備さえ整えればノーマル艦船4隻で十分攻略できるでしょう。
スキルの相性を意識する(敵艦Lv46以上)
前衛 | フレッチャー | オーリック | スペンス |
---|---|---|---|
主力 | 祥鳳 または ユニコーン |
なし | なし |
敵の艦船レベルが高い場合は、艦船スキルを活用する必要があります。
フレッチャー隊の強力なバフを活かしつつ、3艦全員をまとめて回復できる「祥鳳」 や「ユニコーン」などの艦船を編成しましょう。
上記の編成であれば、与えるダメージを「雷装」と「航空」ステータスに頼れるため、単縦陣にする必要はありません。
回避の増加する「複縦陣」を使えば、フレッチャーの回避増加もあいまり、それなりの難易度を誇るマップも攻略できます。あくまで「それなり」程度までですけど。
指揮官レベルを一切上げずに艦船を育てる方法
指揮官経験値は、海域で戦闘をこなした際にのみ獲得できます。
逆に言えば、敵との戦闘を行わない育成方法であれば、指揮官レベルをそのままに艦船を育成できます。
海域を使わない育成方法は、
- 寮舎1F
- 演習
- 委託
の3つです。
鏡面海域などに備え「あえて指揮官レベルを上げずに艦船を育成したい場合」は、それぞれを活用してレベルを上げましょう。
そういうゲームじゃない気もしますけど……。
スポンサードリンク
中途半端が一番良く無さそう
以上、指揮官レベルを効率的に上げる方法や、おすすめの艦船などでした。
指揮官レベルは、上げれば上げるほどコンテンツが開放されます。
ただ、上がれば上がるほどコンテンツによっては難易度も増加します。
そのため、
- めっちゃ上げて全コンテンツ楽しむ
- めっちゃ抑えて一部のイベントを簡単にする
のどちらかが合理的。
中途半端に上げたけど、まだ全コンテンツ開放できない!というような中途半端が一番損をするはずなので、全力艦隊でさくっと70くらいまで上げちゃうのが個人的にはおすすめですね。