どうも、最も好きなゲームジャンルはギャルゲー、hkmです。
本日は、1米ドルでアメリカンなゲームを5本ほど買えちゃうお話。
通称「バンドル」と呼ばれる販売形態のやつです。
事の発端はHumbleBundle
事の発端は、
- Capcom
- SEGA
- ATLUS
の3社合同で行っていた、Humble Capcom X SEGA X ATLUS。
海外サイトによると、1米ドルでソニックアドベンチャー2だとか、
7~8米ドルでバイオハザード4とデッドライジングだとか、
12米ドルでデビルメイクライ4のスペシャルエディションだとかが購入できるとのことで、久しぶりにHumbleBundleのサイトにアクセスしたんです。
そしたら、まぁ、あれよね。
おま国だったのよね。
▲ソーリーじゃねぇよ
おま国とは
リージョン制限のため、日本(または特定の国・地域)から購入できないことを示すネットスラングの一種。
「売ってるがお前の国籍が気に入らない」あるいは「お前の国には売ってやんねーよ」 の略とされる。
ここでは、PCゲームのダウンロード配信サイト Steam のタイトルが「日本から」買えないことを示す。
おま国というのは、日本から購入できない事象の事を指す言葉。
引用文にもあるとおり、おまえの国には~の略称から来たネットスラングです。
基本的には「宗教的な問題」「表現を取り巻く法律の差異」などにより行われる措置なのですが、こと日本においていえば「宗教」「表現」は自由が約束されています。
そのため、日本に対しては「小売店から定価で買う日本人に安く売りたくない」という日本メーカーの販売戦略として使われることが殆どです。
海外におけるPCゲームの普及を受け、近年では日本製タイトルのPC移植が進んでいるが、そのほとんどはおま国であり、近年はCapcom (カプコン)やSquare Enix (スクウェア・エニックス)といった一部パブリッシャにおいて若干の改善も行われているものの、依然として海外PCゲーム市場にのみ参入する日本企業とともに、おま国タイトルは増加傾向にある。
●そして、おま国を行っているパブリッシャのほとんどは日本企業なのだ。
日本のPCゲーマー達が、日本のゲームメーカーを毛嫌いする理由の一つですね。
別に洋ゲー起源主義を気取ってる訳ではありません。
いや、Humbleに限っていえば、位置偽装とかすれば買えるんだけどね?
流石にそこまでするゲームは入ってなかった。
1つのバンドルが目に留まる
さて、突きつけられた現実に、光を失った僕の目。
ですが、神はそんな僕を見捨てませんでした。
併売されている「Humble Hunie Sakura Bundle」を見た瞬間、僕の目に光が戻ったのです。
Humble Hunie Sakura Bundle
見た感じ、恐らくHunieシリーズとSakuraシリーズがタッグを組んだ強烈バンドル。
「アメリカ製ギャルゲーの詰め合わせ」です。端的にいえば。
最初は怖いもの見たさで確認していたのですが、一言レビューが面白ければ、イラストが割と僕好み。
いや、これ、買うっきゃなくない?
一言レビュー
まず気になったのが、ゲームパッケージの下に添えられている一言レビュー。
I sold my CSGO guns to get this game.
(CS;GOの武器スキンなんかより、このゲームの方がよほど価値に優れている。)
▲プロが億単位で稼いでいるゲームで、洋ゲーのビッグタイトルにおける武器スキンは市場価格が安定しています
A foxgirl’s tail touched me and it was scary. 10/10
(狐っ娘の尻尾をいじったらびくってなった!!!!おほーっ!!!!!!)
▲ケモノ耳&尻尾は万国共通
などといった、洋ゲーに絡めたレビューの数々。
アホがこれだけ楽しそうにレビューを書くのであれば、まぁ楽しいゲームなんじゃないですかね。うん。
ついでにめっちゃ強調して記述されている「Japanese Voice Acting」の文字もありがたい。
▲やったぜ日本語声優だ!……なんで?
ちょっと古いイラスト
▲文字ちっせ
でもって、パッケージイラストに目を向ければ、およそ2000年代に主流だったテイストのイラスト。
アラサーに片足突っ込んでいる身としては、まぁ嫌いじゃないですよね。
「こうじ」が主人公のゲームも
Koji is feeling a bit down. This year is the first Christmas he’s spending alone.
▲まずいですよ!
中には「Koji」を主人公とする「Sakura Santa」なるゲームも。
英語ゲーなのに、なんで主人公日本人やねん。
あ、当然のようにテキストは英語。
▲またこのパターン
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早速購入
ということで、SakuraBundleを早速購入。
方法としては、公式サイトにアクセス後、
- 寄付額を入力
- メールアドレスを入力
- 支払い情報を入力
- ゲームキーの認証
という形式になります。
寄付額を入力
まずは、寄付ページにして寄付額を入力します。
バンドルページの「Pay What You Want!」より、購入ページへと移動しましょう。
すると、手続きページへと移動するので、好きな寄付額を選択します。
HumbleBundleでは、寄付額が
- 最低額(1米ドル)
- 平均額(随時変動)
- 定額(バンドルにより変動)
を超えるたびに手に入るゲームが追加されるため、欲しいゲームが幾らで入手できるのかをしっかり確認しましょう。
今回は、全てのゲームを入手する為に$10を選択。
平均額ギリギリを攻めるのであれば、「Custom Amount」を選択すれば、任意の数字で寄付が可能です。
$1を寄付する場合も同様に、「Custom Amount」から1.00を入力しましょう。
ちなみに、「Choose where your money goes」を開くと、寄付額を誰にどれだけ割り振るかを設定できます。
ゲームだけを目的とするならば、特に変更する理由はありません。
そもそも、初期設定がまぁ「こんなもんだろ」な割合にはなってるし。
メールアドレスを入力
お次は、メールアドレスを入力。
基本的に「.jp」で閉まる日本ドメインでも問題はありませんが、設定したメールアドレスにゲームのコードが届く為、生きているメールアドレスを入力する必要があります。
また、欲しいゲームは一部だけで、他のゲームは他の人に譲渡したい、売りたい、といった場合は、「This bundle is a gift; send me a gift link.」のチェックボックスにチェックを入れるのも忘れずに。
このチェックを入れると、メールで送られてくるキーが入力式になります。
全て自分で遊ぶのであれば、逆にいちいち入力する手間が発生するためチェック非推奨。
「Notify me about upcoming promotions.」に関しては、プロモーションのメルマガが邪魔だということであればチェックを外しておきましょう。
支払い情報を入力
そして、決済方法や、個人情報を入力します。
- Paypal
- クレジットカード
- Amazon
の中から、好きな支払い方法を選択してクリック。
すると、個人情報を入力する画面が出てくるので、良識に従って入力したのち、「決済情報入力へ」をクリック。
▲何故か日本語
日本語なので油断しがちですが、海外のサイトですので、半角英数で入力しないと弾かれます。
その後、決済情報入力 → 購入。
ゲームキーの認証
さて、無事に支払いが完了すると、HumbleBundleからメールが送られてきます。
このメールが無いということは、どこかで入力の不備が発生している可能性が高め。
あとは、「Your Humble Bundle order is ready」なるメールを開いて、
メール内の「Get Your Bundle」をクリック。
ゲームの受け取り画面が開きますので、「Link your Steam account」をクリックし、Humbleアカウントを作成後まとめて紐付けするか、
▲シリアルは使用済み
「Redeem on Steam」から見れるシリアルコードを、ゲームクライアント内「ゲームを追加」にある「Steamでアイテムを有効化する」から入力して紐付けしましょう。
▲コピペでOK
買いすぎ注意
以上、およそ111円で5本のゲームが買えちゃうぞっ!というお話でした。
ちなみに、このHumbleBundle、買いすぎには注意。
うっかり1米ドルで複数の洋ゲーが買えちゃうから、なんて買ってばかりいると、よくわからないゲームがアホみたいな量ライブラリに追加されていきます。
僕は気付けばライブラリの8割が、恐らくこの先もプレイしないであろうゲームに侵食されていました。