2019年7月に実装されたGOロケット団。

ポケモンGO内において、ポケストップをロケット団が占領するシステムですね。

何かと複雑な要素が多いので、説明書的な記事として1つまとめてみた次第。

戦闘システムはトレーナーバトル

GOロケット団との戦闘は、トレーナーバトル同様に3対3のシングルバトルで行われる。

手持ちポケモンのHPは引き継ぎ

レイドやジム同様、戦闘後にも使ったポケモンのHPは引き継がれる。

トレーナーバトルの感覚でいると、つい瀕死のまま連れ歩いてしまったりするので気を付けたい。

負けても再戦が可能

敗北しても、リザルト画面に表示される「再戦」ボタンを使えばすぐに再戦できる。

再戦ボタンを利用する場合は、現在地がポケストップから離れてしまっても問題はない。

相手ポケモンのHPは最大値から

当然ではあるが、再戦した場合の敵HPは最初から。

そのまま挑戦しても不利なだけなので注意。

敵ポケモンはCPに補正アリ

ロケット団の繰り出すポケモンにはCP補正がかかっており、平気でCP5,000のラッタなどを繰り出す。

元からCPが高いポケモンは5桁の大台に載ってしまうからか、画面に表示すらされないこともあるほどだ。

AI操作特有の遅れがない

ロケット団の繰り出すポケモンは、レイドやジムなどと違い、ノーマルわざをそれなりの早さで連打してくる。

わざがランダムである以上、対人戦よりは雑な技構成だが、それでもかなりのダメージ効率を誇る。

トレーナーレベル30はほぼ必須

圧倒的なCPを誇るポケモンと渡り合うためには、最低でもTL30が欲しい。

30程度まではレベルごとのステータスが良く伸びるので、1レベルごとのステータス差が大きくなりがちだ。

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選出ポケモンは火力×耐久が重要

GOロケット団戦に重要なのは倒される前に倒すことだけ。時間制限などはない。

例えば、攻撃力100で1回攻撃するより、攻撃力60で2回攻撃するほうがダメージを出せる。

最も重要なのは攻撃面でも耐久面でもなく、火力と耐久を掛けた総合火力だ。

受けタイプも意識したい

タイプ相性別の倍率一覧
こうかはばつぐんだ 約1.6倍
こうかはいまひとつ 約0.625倍
こうかがないようだ
(GO内ではいまひとつ表記)
約0.39倍

例えばノーマル対策として重宝されるカイリキーも、GOロケット団戦では力不足感が否めない。

特にカビゴンとの1対1を想定すると、エスパーわざ(しねんのずつき)が飛んでくる可能性も高く、カイリキーでは倒しきれない可能性が高い。

この場合、ノーマルタイプを軽減できる「いわ」「はがね」「ゴースト」タイプの強力なポケモンを使うのが吉。

しっかり育成したバンギラスなら、カビゴンを1体で倒してもなお余力がある。

ぼく

もちろん敵味方の技構成に左右はされる

タイプ不問ならCP4,000弱は欲しい

4,000CPを超えるポケモンの例
ミュウツー カイオーガ
グラードン ディアルガ

仮に効果が当倍な技同士で戦う場合、最低でも4,000程度のCPがあるポケモンで挑みたいところ。

CP4,000は、攻撃・防御・HPのどれもが高水準でなければ成り立たない値だからだ。

とはいえCP4,000だろうが、当然優秀なポケモンの前には屈してしまう。

おとなしく、CP3,400程度のポケモンをタイプ別に育てておくべきであることは間違い無い。

敵のスペシャル技は気にしなくて良い

タイプ相性を考える際、敵のスペシャル技を気にする必要はない。

CP10,000のりゅうせいぐんを耐えられるポケモンはそもそも存在せず、どうせシールドで受けることになる。

CP=強さではない

GOロケット団戦パーティ選出で重要となるのが、CPと強さは直結しない点。

ポケモンGOのCPは防御やHPより、攻撃ステータスが強く反映される。

このため、耐えながら大きなダメージを出すポケモンは、強くともCPが低くなりがちだ。

原作のポケモン図鑑が参考になる

総合火力の目安として最もオススメなのが、家庭用ゲーム機で発売されているポケモンの攻略サイトなど。

ポケモンGO内での性能は、原作ポケモンの性能に、独自の計算を等しく行うことで算出されている。

わかりやすく言えば、原作で性能の高いポケモンは、ポケモンGOでの性能も高いのだ。

ポケモン図鑑などで総合ステータス順にソート表示すれば、ロケット団向けのポケモンが一目瞭然。

ロケット団を倒すとゲットチャレンジが発生

ロケット団の繰り出す3匹のポケモンを倒すと、レイドバトルよろしくゲットチャレンジが発生。

敵の繰り出したポケモンを捕まえられる。やってることはこちらがロケット団なのでは。

ぼく

一応捨てられたポケモンを拾ってはいるんだけど

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ボールの個数はバトル内容やメダルで変化

条件 ボール個数 備考
したっぱ撃破 2個 幹部だと増える?
残りポケモン数 1~3個 残りHPは不問
ヒーローメダル 0~3?個 ロケット団の討伐数
リトレーナーメダル 0~3?個 ポケモンのリトレーン数

ゲットチャレンジにおけるボールの個数は、敵の階級や残りポケモン数および、ロケット団に関するメダルの達成度に応じて増減する。

例えばしたっぱであれば基本は2個。

クリア後に残ったポケモン数に応じて、さらに1個ずつ追加……と言った具合だ。

ポケモン交換を上手く利用しよう

HPが1だろうと満タンだろうと、ゲットチャンスのボールは1個換算。

残りHPが低くなったら、右下のアイコンから倒される前にポケモンを交換すると、ゲットチャレンジで投げられるプレミアボールが増える。

不要でも挑戦しておきたい

ヒーローメダル ロケット団[X]人撃破
銅:X=10 銀:X=100 金:X=1,000
リトレーンメダル リトレーン数[Y]体
銅:Y=5 銀:Y=50 金:Y=500

ロケット団を倒せば倒すほど、ロケット団メダルが成長する。

いざ欲しいポケモンが出てきたときに後悔しないよう、余裕があればメダルも育てておきたい。

ぼく

金メダルは相変わらずの敷居の高さ

捕まえたポケモンは特殊仕様

GOロケット団戦でのゲットチャレンジで捕まえられるポケモンは、種類こそ汎用的なものだが、野生ポケモンと仕様が異なる。

レベル1~5で出現するために捕獲しやすいうえ、特殊な育成要素「リトレーン(英語版だとPURIFY)」によって、有利な仕様の多い「ライトポケモン」へと変化させられる。

育成コストや限定技など、有利に働く要素も多いので、欲しいポケモンがロケット団対象になった場合は積極的に捕獲を狙いたい。

【ゲット直後】シャドウポケモン

目が赤く、黒いもやもやが体中から吹き出ているのがシャドウポケモン。

種族の性能としては通常ポケモンと同一だが、スペシャル技に最弱わざ「やつあたり」を覚えており、わざマシンで変更することもできない。

進化や技の解放は可能なので、グラフィックが気に入ったのなら、そのまま使い続けることも可能と言えば可能。シャドウっぽい見た目はジムでも反映される。

ぼく

強化コストは高めに設定されている

リトレーンについて

シャドウポケモンは、ほしのすなとアメを使い「リトレーン」するとライトポケモンへ変化する。

ライトポケモンになると、レベルが一律25にまで上昇し、やつあたりが強力なわざ「おんがえし」へと変化する。

リトレーン数に応じてメダルが成長し、メダルに応じてロケット団ゲットチャレンジのボール数も増えるため、リトレーンは積極的に行いたい。

ぼく

リトレーンコストは進化すると増えてしまう

【リトレーン後】ライトポケモン

ライトポケモンにはキラキラしたエフェクトがつくほか、強化や進化に使うアメ・ほしのすなが10%割り引かれる。

さらにリトレーン時にはシャドウポケモンから全固体値が2ずつ上がるが、リトレーンで16以上になることはない(最大15)。

極論ではあるが、固体値100%のシャドウポケモンをリトレーンしても、ステータス的な変化は一切ないということだ。

専用技「おんがえし」を覚える

ライトポケモンは、スペシャルわざに専用技「おんがえし」を覚えている。

ノーマルタイプでこそあるが強力なわざなので、強力なノーマルタイプのシャドウポケモンを捕まえたら、積極的にリトレーンしたい。

やつあたりとは違いわざマシンで上書きすることもできるため、ノーマルタイプ以外でもデメリットとはなりえない。

リトレーン数はずかんに記録される

専用のアイコンおよびグラフィック演出が表示され、図鑑にもリトレーン数が別途記録される

この仕様を逆手に取り、図鑑に「ライト」の項目があるポケモンから、ロケット団の繰り出すポケモンを探すこともできる。

【デメリット1】キラポケモンにはならない

ライトポケモンは交換こそ可能なものの、キラポケモンになったという報告はいまだ上がっていない。

100%キラポケモン化する方法がある以上、ライトポケモンはキラポケモンにならない可能性が高い。

ライトポケモンは、キラポケモンと比べれば削減コストが低いため、運用によってはデメリット足りうる点だ。

【デメリット2】シャドウポケモンには戻せない

一度リトレーンしてしまったライトポケモンは、シャドウポケモンに戻すことができない。

全員シャドウポケモン!のような戯れジムに出会ってしまった場合、配置用の弾を用意しておかないと正直どこか気まずい。

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ロケット団の台詞で出現ポケモンがわかる

ロケット団は、バトルをしかけてくる台詞でおおよその出現ポケモンを提示してくれる。

基本的にはタイプ統一パーティで、台詞もわかりやすいものになっており、有利な編成を組みやすい。

ただ、だからこそ「普通な台詞」には要注意。

統一パーティはタイプ名が台詞に入る

原則としてロケット団のしたっぱは、しっかりタイプ名の入った台詞とともに、タイプ統一パーティでバトルをしかけてくる。

ズバットなどの飛行であれば「鳥」、フシギダネなどの草タイプであれば「ツタ」などだ。

汎用っぽい台詞には要注意

「覚悟しなさい!」などの至って普通の仕掛け方をしてくるロケット団は、原作でいう「エリートトレーナー」枠のようだ。

様々なタイプを繰り出すうえ、それらのポケモンも性能の高いポケモンが多い。

ただ、結果として最初のポケモンも強力になりやすい。

GOロケット団戦は、これらのロケット団を倒してゲットチャレンジに持ち込むのが最終目的と言ってもいいだろう。

現状は「GOロケット団 したっぱ」のみ

実装後に出現しているロケット団は「GOロケット団 したっぱ」のみ。(2019/07/30現在)

とはいえ、したっぱですら強力なノーマルタイプ「カビゴン」をゲットできることがある。

幹部クラスが実装された暁には、ジム・レイドで運用できるポケモンが数多く手に入りそうだ。

ぼく

イベント出現とかなのかも?

出現ごとに使うポケモンは固定

複数人で同じロケット団に挑戦してみたところ、相手のパーティ構成は全員同じだった。

貴重なポケモンが捕まえられるロケット団情報はSNSなどで共有すると喜ばれるかも?

出現時間は30分間のみ

ポケストップのロケット団侵略は、通常のポケモン同様に出現してから30分の間のみ。

見つけてから対策ポケモンを育て始めると、どうしても間に合わないケースが増えてくる。

ポケモンの育成は、予めしっかり行っておこう。

レイド時間外でも開催される

GOロケット団の侵略は、レイドバトルとは違い、24時間耐えず行われている。

アイテムやポケモンの所持数には注意

ロケット団と戦う際、アイテムバッグやポケモンボックスがいっぱいだと、報酬が受け取れないので気を付けよう。

ジム戦のように、クリア後アイテムを整理してから再度ゲットチャレンジへ移行することもできない。

必ずバッグやボックスを整理してから挑戦するようにしよう。

マスターリーグ用の編成が必須?

パーティ編成で、マスターリーグ用の編成を作っておかないと、スーパーやハイパーのCP制限がかかってしまうバグがある。……らしい。

少なくとも、全リーグ用編成を1つずつ組んでいた場合であれば、問題なく育成済みの伝説を繰り出せた。

専用のスペシャルリサーチあり

ステップ1 報酬
ポケモンを2回進化させる 【ポケモン】ヤミカラス
ポケモンを5回強化する 【ポケモン】ヤミラミ
ステップ2 報酬
シャドウポケモンを2匹捕まえる 【ポケモン】アーボ
ロケット団のしたっぱを3回倒す 【ポケモン】ドガース
ステップ3
ポケモンを3回リトレーンする 【ほしのすな】3,000
くさ・みず・ほのおポケモンをリトレーン 【XP】3,000
ステップ4 報酬
完走報酬 【ほしのすな】3,000
【XP】3,000

GOロケット団の実装に伴い、関連するスペシャルリサーチも実装されている。

とはいえ報酬はほしのすなや経験値で、特別なポケモンを捕獲できるわけではない。

遊んでいれば自然と達成できるものばかりなため、意識してこなす必要は無いだろう。

ロケット団との戦い方

  1. 侵略されたポケストップに近づく
  2. ポケストップorロケット団をタップ
  3. 戦闘パーティを選ぶ
  4. 戦闘

1.侵略されたポケストップに近づく

ロケット団と戦うには、まず侵略されたポケストップを見つけなければならない。

キューブの上側が黒くなり、プルプル震えているポケストップは侵略されている合図。

まずは、ポケストップを回せる距離まで近づこう。

ぼく

スポンサーの是非は問わない

2.ポケストップかロケット団をタップ

回せる距離まで近づいたら、ポケストップそのものか、近くにいるロケット団員をタップ。

団員タップなら即、ポケストップタップなら地図画面へと戻ったときに、ロケット団とのエンカウントが発生する。

3.戦闘パーティを選ぶ

ロケット団に勝負を挑まれたら、戦うためのパーティを3匹のポケモンで編成する。

エンカウント時の台詞を参考に、有利に戦えるポケモンを選出しよう。

4.戦闘開始

パーティを編成したら、そのまま戦闘が始まる。

勝てば戦闘結果に応じてゲットチャレンジが開始。

敗北しても、あきらめるまで手持ちポケモンで再挑戦することができる。