どうも、山手線ユーザー、hkmです。
山手線って、ドアの上にテレビみたいなのがついてて、そこで企業のCMだったり、豆知識を紹介する小番組だったりが再生されてるんです。
豆知識を紹介する番組は任天堂提供で、マリオだったりしずえさんだったりが出てるんですけども。
今日はそこで見た、豆知識の話。
あ、しずえってどうぶつの森の事務員さんね。
しずえさんによると、ずばりタンポポの英名であるダンデライオンって、花の形を指してる訳じゃないよ、って番組でした。
ダンデは牙
てっきりタンポポの英名「ダンデライオン」って、ライオンのたてがみ!みたいな意味だと思ってたんですよ。
大きく広がる花弁をたてがみに見立てて、ダンデライオン!みたいな。
でも、ダンデ、たてがみって意味じゃないみたい。
ダンデライオンはタンポポをあらわす英語で、英字で表記すると[Dandelion]。
これはフランス語の[dent de lion]が訛ったものなんです。
- dentが歯
- deが「~の」「~of」のような接続詞
- lionがライオン
という意味のようで、つまり「ライオンの歯」なんだとか。
言われてみれば、歯科関係で「Dental」なんて単語もよくききますもんね。
フランス語と英語って単語も似てるんですよねー。
歯なのは葉
File:Dandelion-leaf.jpg – Wikimedia Commons
ただ、歯なんて言われても、タンポポの花はライオンの歯に見えない。
いや、ライオンの歯なんて見たことない、という話もありますけど。
正直たてがみの方が良くない?なんて思っていると、どうやら違う様子。
花が歯なんじゃなくて、ギザギザした格好いい葉っぱがライオンの歯なんだとか。
え、つまり、タンポポの花ってライオン関係ないの?
だいぶ特徴的な見た目をした花だと思うんですけどね。
……と、まあこの辺で記事をしめるつもりだったんですけど、タンポポの語源について調べてたら、ダンデライオンなんかよりよっぽど気になる表記を見つけてしまいましたよ。
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日本名「タンポポ」の語源「チンポポ」説
日本名の「タンポポ」はどうも語源がはっきりしないようで、様々なサイトでも諸説取り上げられています。
ツヅミグサ(鼓草/江戸時代におけるタンポポの呼称)
↓
たん、ぽん、ぽんというオノマトペ(擬音)
という説や、
綿を丸めて布などで包んだ「たんぽ」に似ていることから、「たんぽ穂」(「湯たんぽ」の「たんぽ」部分の語源?)
という説、
田の横に生える「田菜(たな)」が訛った「たん」に、綿毛がほほっていく様子を加えて「たんぽぽ」
なんて説もありました。
でも、中身は小学生男子の僕が気になったのは、この説。
日本名のタンポポは、現在中国で「婆婆丁」(ポポチン)と呼ばれているが、そう呼ばれる以前香気を意味する”丁”が上に置かれて「丁婆婆」と呼ばれていた頃日本に伝わった名前ではないか、とする説もある。
そう、タンポポ、チンポポ説。
他にもタンポポ・蒲公英(たんぽぽ) – 語源由来辞典なんてサイトでも言及されています。
これが権威のある方による記事だったり、責任のある企業のメディアだったら
チンポポやったー!
ってなるんですけど、うーん。
どちらも個人運営のサイトなので、うちのブログ程度の信憑性しかないんですよね。出典も表記されていませんし。
なんなら両方の記事、構成が似通ってるので、思いっきりコピペ記事でしょうよ、これ。実質1記事。
タンポポの語源がチンポポだったら、ちょっと世界が楽しくなるんだけどな、と思った2017年春でした。しずえ、スマン。