4周年カウントダウンで実装された高難度クエスト『憤怒再臨』の攻略情報について。
憤怒の鎧同様に欠片を777個集めるクエストなので、間違っても手動での周回をしてはいけません。
ということで、どうしても憤怒の外套が欲しい酔狂なあなたのために、オート操作による攻略情報を可能な限りまとめてみました。
『憤怒再臨』攻略のコツ【手動・オート共通】
- 「憤怒の魔人」のリアクション対策が必須
- 何らかの状態異常対策手段は欲しい
- ビリバナ・カザバナは素早く処理したい
- 初期位置でのキャンプが有効
- 僧侶を刺突攻撃すると魔人特効2倍
- 増援のザハル処理に余力が必要
憤怒再臨攻略のコツを挙げると、およそこの6つに分類されるはず。
つまり憤怒再臨をオートで攻略する場合、いかに勝手に当てはまる行動をとるPTを組むかが重要になります。
【要素1】「憤怒の魔人」のリアクション対策
- リアクション無効で殴る
- 高火力で吹き飛ばす
- 単発火力の高くないキャラでジワジワ押す
- 隣接マスから攻撃する
「憤怒の魔人」は、2-7マスからの攻撃に対して、披ダメージの6割程度の反射吸収攻撃(ガルーダチャージみたいな)を繰り出して来ます。
2万程度の半端なダメージを与えてしまうと、12,000円のお釣りで蒸発してしまうため、オート攻略時はここの対策が最も重要。
現在主流となっているのは1+2の合わせ技である『ティファレトのリアクション無効で飛ばす』と、3+4の合わせ技である『ノインアハトペチペチ』でしょうか。
【要素2】何らかの状態異常対策手段
- 予防役を1人編成する
- 攻撃を食らわずに倒す
- 装備・念装で対策する
魔人は、死の宣告・毒(呪い)・鈍足・麻痺・攻撃禁止などの状態異常を付与する攻撃を放ってきます。
死の宣告を食らおうものなら、とても5体の魔人を倒しきることはできませんから、何らかの状態異常対策は必須。
属性相性に優れ、かつ高ステータス・オートでも予防を撒く『ナタリー』の編成が主流ですが、火力で吹き飛ばす編成ならそもそも攻撃を食らわないので、裸一貫で突っ走るパーティも散見されます。
【要素3】ビリバナ・カザバナは素早く処理したい
- 長射程キャラを編成する
- 防御無視手段を用意する
雷属性のビリバナ・風属性のカザバナは、永続で全体の物防・魔防を5倍以上にする『グランテクト』系スキルを使ってきます。
範囲攻撃耐性のある防御2,000~3,000の魔人と戦いたい人はあまりいないと思うので、この防御5倍(最大10倍)の対策も必要。
幸いビリバナ・カザバナのHPは12,000程度と低い……訳ではありませんがまぁ高くは無いので、高火力・長射程のキャラがいれば、とどめを刺せる敵を優先するAIのお陰でさくっと倒してくれます。
ただ厄介かつ永続なのはグランテクト系だけなので、防御無視手段が豊富にあれば処理優先度は下げても問題ないかも。
【要素4】初期位置でのキャンプが有効
- 初期位置から攻撃できるキャラの編成
- 常に味方の近くを位置取るサポート系キャラの編成
強力な魔人達ですが、進入すると行動を開始するいわゆる『感知範囲』はあまり広くありません。
敵へ近づかずに行動するキャラクターばかり固めれば、序盤は魔人が仁王立ちのまま進められます。
【要素5】僧侶を刺突攻撃すると魔人特効2倍
マップ上に2人いる『幻影魔兵・僧侶』を刺突区分の通常攻撃で殴ると、魔人特効(+100%)を味方ユニットに付与してくれます。
ただ、僧侶のHPが10,800程度で、魔人をガンガン処理できるような火力のユニットだと、通常攻撃でワンパンしてしまい魔人特効を得られないことも。
手動操作でもある程度プランを立てて利用する必要がある要素なので、オートでは無視してしまって構わないでしょう。
【要素6】増援のザハル処理に余力が必要
- 魔人を行動させずに処理する
- 魔人の攻撃をものともしないキャラで固める
- サブに光属性高火力キャラを編成する
魔人を残り1体程度まで減らすと、『ザハル』『アナスタシア』『サバレタ』の3人が増援として現れます。
特にザハル・アナスタシアは味方の死亡数が多いほど威力の上がる『ソウルサクリファイス』を持っており、魔人が倒れたから出てきてるわけですから、馬鹿にならない火力で殴って来ます。
タイマンで処理可能なユニットはかなり限られるので、魔人処理がやっとの編成だと、オートノーコンクリアは難しいはず。
『憤怒再臨』オートテンプレ編成
- ティファレト主軸の吹き飛ばしPT
- ノイン+アハトの打撃PT
- マシュリで挟んだ防御風PT
実装当日の1/16現在、そこそこ安定してオートクリアできそうな周回用編成のうち、テンプレとなっているのは上記3PTほどの印象。
それぞれが攻略のポイントをしっかり抑えているので、100%クリアとは行かないまでも、そこそこの確率でノーコンオートクリアが可能だと思います。
ティファレト主軸の吹き飛ばしパ
枠 | キャラ | 役割 |
---|---|---|
自リーダー | ティファレト | 【専用念装5凸必須】 ・射撃LS(念装) ・リアクション/感知範囲外からの攻撃 ・高火力単発攻撃 |
傭兵 | ティファレト | 【専用念装5凸必須】 ・射撃LS(念装) ・リアクション/感知範囲外からの攻撃 ・高火力単発攻撃 |
メイン2 | ラヴィーナ | ・高火力魔射アタッカー |
メイン3 | リーファ | ・射撃攻撃バフ(+120%) |
メイン4 | レティシア | ・魔攻バフ(+120%) |
サブ1 | だれでも | 魔法射撃キャラだとなお良し |
サブ2 | だれでも | 魔法射撃キャラだとなお良し |
ティファレト念装に射撃攻撃力+40%の効果が付いていることを利用した、魔法射撃パーティが恐らくオート最速。
自/フレをティファレトサンド(射撃+80%)しつつ、リーファ(射撃+120%)とレティシア(魔攻+120%)で射撃魔法の火力を大幅に上げて魔人を吹き飛ばします。
そもそも攻撃を食らうとキツいので、空いた枠には異常対策よりもラヴィーナなどの編成が多い傾向。リアクションで命中率を下げる点も、対クエスト・ティファレトともに相性が良いです。
ちなみにティファレトは念装+VC+サポアビで射程が+4されるので、リアクション無効のマスアビもさることながら、リアクション感知範囲外から単体攻撃パンチができるのも○。
遠くから5桁ダメージを軽く出せる≒柔らかい花や僧侶から処理していけるため、攻撃をするだけながら、およその攻略要素をクリアしたパーティです。
念装LSだけなら優秀な射撃のものが他にもありますが、ティファレトは自身の念装を使いたい側面も強いので、やはりこの形が最適解かなと。用意も楽だし。
バフをかける前にティファレトのウキウキ進軍が発生するとキツいので、バフ役の素早さはしっかり盛りましょう
ノイン+アハトの打撃パ
枠 | キャラ | 役割 |
---|---|---|
自リーダー | ノイン | 【専用念装5凸必須】 ・耐久寄り打撃LS(念装) ・手数系アタッカー ・リアクション阻止属性あり ・ピンチ時高火力 |
傭兵 | ノイン | 【専用念装5凸必須】 ・耐久寄り打撃LS(念装) ・手数系アタッカー ・リアクション阻止属性あり ・ピンチ時高火力 |
メイン2 | アハト | 【専用念装(3種類)VC報酬ほぼ必須】 ・対魔攻タンク ・全属性耐性で無理やり耐える ・累積強化/防御無視アタッカー |
メイン3 | ナタリー | ・予防要員 |
メイン4 | 物理打撃キャラ | 最近のキャラだとミリム(転スラ)とか |
サブ1 | だれでも | 打撃キャラだとなお良し |
サブ2 | モア | ・死亡味方ユニット数に応じて火力アップ ・増援に属性有利な光属性 |
こちらはノイン念装LSの『HP70%アップ 打撃攻撃力20%アップ 素早さ5%アップ』を利用し、リアクションが発動しても死なない程度の火力で殴り続けるパーティ。
ノインがリアクション阻止面、アハトが対魔法攻撃面でそれぞれ優秀で、適当に殴るだけでも魔人に強く出られます。
ノインのHPが小刻みに減っていく点も優秀で、専用念装のVC報酬のステ強化条件「HP25%以下」の状況が起こりやすいのも○。
状態異常を浴びるとどうにもならないため、予防役の筆頭と化したナタリーまでがテンプレ。
サブの最後にモアを入れておくと、出てきた時点で2人以上の味方が倒れているため、羅刹効果による高火力で最後のダメ押しができます。
ただ、アハトの要求武具は結構えげつないので注意。欲を言えば恒常1枚+限定2枚のガチャ念装から、それぞれVC報酬を持ってきたい感じ。
『ひとり、じゃなくて』の念装LSを使えばアハトサンドでも可。どちらも十戒対象なんで、アハトノインは自分の念装をそのまま使えます
マシュリで挟んだ防御風PT
枠 | キャラ | 役割 |
---|---|---|
自リーダー | マシュリ | ・風対象の全防御+20%LS ・風ユニットの火力を最大+240% ・HP回復+予防持ち |
傭兵 | マシュリ | ・風対象の全防御+20%LS ・風ユニットの火力を最大+240% ・HP回復+予防持ち |
メイン2 | アハト | 【専用念装(3種類)VC報酬ほぼ必須】 ・対魔攻タンク ・全属性耐性で無理やり耐える ・累積強化/防御無視アタッカー |
メイン3 | ナタリー | ・予防要員 |
メイン4 | 風属性の誰か | 防御無視orバフ消しができると○ |
サブ1 | 風属性の誰か | 防御無視orバフ消しができると○ |
サブ2 | 風属性の誰か | 防御無視orバフ消しができると○ |
あまり見かけませんが、個人的には全防御+20%で挟んだ耐久パーティもオススメ。上記は火力強化のマシュリと、接待感のあるアハトを採用した例。
全防御+40%=披ダメージ40%軽減なので、魔人のレーザー連打が一気に楽になります。
どうしても先に素早さバフを撃ってしまう点や、主力バフが累積系であることを考えると、マシュリは2人編成しても無駄にならない点も嬉しいところ。
予防はHP回復のついでにしか発動してくれないので、別途予防要員が必要な点には注意しましょう。
例えばこのパーティのアハトは『全防御+40%/全属性耐性+15%/範囲攻撃耐性+12%/魔法耐性+25%』と耐性モリモリになるため、生半可な攻撃では倒れなくなります。
残った枠は風属性アタッカーであれば概ね問題ありませんが、バフ消しを持つ『セツナ』や、高火力+魔人特効を持つ『ラメセス』『キング(大罪)』などが特に活躍するイメージ。
その他回避PTも挑戦価値あり
その他、回避からの耐久アプローチも割と有効。
お知らせにある通り、魔人の攻撃は一般キャラに対しても命中率100%を確保できていません。
恒常ヴィクター念装『スタディオーダー』などのLSで回避を+10%し、回避キャラとナタリーを詰め込んだ回避PTでもそこそこオートでノーコンクリアができるはず。
例えば転スラコラボのベニマルであれば、武具やLS・サポアビだけで常時50%の回避率を維持できます。
確率に頼る部分が大きすぎるんで、安定して周回!とまでは行かないとは思うけど……
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報酬『憤怒の外套』の性能・使い道
練成欠片数 | 777/制限なし |
---|---|
HP上限 | +550 |
物防 | +60 |
魔防 | +100 |
光耐性 | +50 |
装備条件 | ラーストリス/女性/闇属性 |
実装時の装備可能キャラ |
---|
テレサ / ローザ / ローザ(コラボ) / アナスタシア / メア / グランツ / マリアンヌ / アンネローズ / ブランシェット / レナ |
『憤怒再臨』の報酬である『憤怒の外套』の性能はこんな感じ。
光属性+50ってダメージ半減じゃん!!って思うと思うんですけど、タガタメの属性耐性は属性相性と同じ区分に加算・減算されます。
闇属性な時点で光属性からのダメージに+50の補正がかかっているので、その50を打ち消して等倍にするだけの装備。数値ほどの効果インパクトはありません。
装備候補としては、性能だけを見るならテレサ・ローザ・アナスタシアの3択。
現状ローザ一強感はあるものの、どちらかというと、ベルセECでテレサが化ける布石なのかなーとも取れる印象です。
いや3個作るってのも止めはしないけども。
さらに言えば装備ユニットは大抵オバドラ絡むんで、防御系ステータスも防御半減補正がかかっちゃいます
1周における獲得欠片数は1桁
ちなみに、『憤怒再臨』クリア時における獲得可能な欠片数はおよそ1桁。
著者がクリアした際は、なんと2個もの欠片がドロップしてくれました。
タガタメコンテ石8個だし、コンテしながら周回すればいいじゃん!と思う方も居るとは思うのですが、2回コンテなら石16個。
平均5個ドロップと高く見積もっても、1個練成にコンテだけで2,496個の石を使うことになります。
4周年控えてる中これは悪手すぎるので、やるにしても4周年キャンペーンを見てからが良さげ
【結論】別にスルーで良くない?
以上、『憤怒再臨』をオートでノーコン周回する際の要点と、報酬『憤怒の外套』の性能についてでした。
ぶっちゃけてしまうと人生の時間は有限ですので、クリア可能/不可能問わずスルーしちゃっても問題ないと思います。
そもそもベースとなったクエストが歴代で最も不評だったクエストですし、判った上で『憤怒再臨』を作っていると考えると、タガタメ運営がたまにやる『自分だけ面白いと思ってる悪ノリ』の一環じゃないかなと。
転スラ新規勢の振るい落とし(必要なんですかね?)みたいなものでしょう。
こういったクエストをスルーできる精神力の有無が、タガタメを気持ち良く続けられるか否かの分かれ目です。