どうも、夏はアイスクリーム、hkmです。
今日も今日とてアイスクリーム。贔屓にしているピノを食べようと封を開けると、星型のピノが。
めちゃくちゃ久しぶりに見たんですけど、まだあったんですね。
てっきり、星型ピノは止めちゃったのかと思っていました。
ピノとは
ピノ。
森永乳業から発売されているアイスクリームで、40年以上続くロングセラー商品。
安価でありながら、乳成分を多分に含む「種類別:アイスクリーム」に、上質なチョコレートを薄くコーティングした人気商品です。
なんなら、アイスクリーム部分だけでも高価なアイスより美味いっつーね。とろとろ。
で、このピノって、低確率で「特殊な形」のものが入っているんです。
特殊なピノ
特殊な形のピノ。
一般的に周知されているのは、
- 星型
- ハート型
の2種類。
それぞれ、
- 願いのピノ
- 幸せのピノ
とされ、願いがかなう、幸せが訪れる、とされています。
いや、言ってるのは他ならぬ森永乳業本人なんだけど。
名称 | 効果 | |
---|---|---|
星型 | 願いのピノ | 願いが叶う |
ハート型 | 幸せのピノ | 幸せが訪れる |
▲「幸せのピノ」はハート型のみ指すようで
ちなみに、同一パッケージに複数個入っている場合も存在します。
願いのピノ(星型)
星型のピノは願いのピノ。
星型とはいえ、プッチンプリンの容器みたいな形。
空にかざしながら願い事を3度唱えると、その願いを叶えてくれる、とかなんとか噂されています。
確率は公表されていませんが、幸せのピノ(ハート型)よりは高い可能性で出現するようです。
最近の記事だと、母数187箱で10個だとか、
昔の記事だと、母数30箱で6個だとか。
⇒ LunaTear
確率を論じるには、試行回数も調査方法も問題があるため一概には言えませんが、ブレが半端無い。
想像の域を超えることはありませんが、やはり、昔と比べて確率は大幅に低下しているんじゃないかなぁ、と。
数年前であれば、「星型が入っていない方が珍しい」「同パッケージに2~3個平気で入ってくる」といったこともありました。
最近のネットでは、某動画の影響で、やれ「ン億分の1」なんて騒がれている「全部星型のパッケージ」。
今では早々見かけないはずですが、昔であれば現実的に出るレベルだったんじゃないでしょうか。
幸せのピノ(ハート型)
ハート型のピノは幸せのピノ。
どうやら、星型よりは出にくいともっぱらの噂。
実際に、僕もあんまり見かけないので、間違いないはず。
こちらに関しては、星型のピノがポコポコでている間も見かけなかったので、昔から確率は変わっていないんじゃないかなー、と。
こちらの確率についても諸説ありますが、星と比べて
- 低確率
- 形の違いが判りづらい
といった影響からか、確率は○%!と言い切っちゃう情報は少ないですね。
いや、断言したところで絶対間違ってるんだけど。
先ほどの、星型のピノを4.8%としていた記事では、6/187、つまり約3.2%としています。
「両方入っている確率」や、「2個以上入っている確率」すら考慮していないため、あくまで参考程度で。
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お菓子版イースターエッグ
上記したような、「レア」な形状のお菓子。
確率を公表せずに、探す楽しみを与えてくれる遊び心。
「隠し要素」と言っていいでしょう。
こういった物を、コンピュータ界隈では「イースターエッグ」と称します。
キリスト教における復活祭で行われる、絵柄なんかで装飾した卵のカラ(イースターエッグ)を隠して、宝探しをする行事が語源ですね。
で、日本のお菓子って、この「イースターエッグ」のような要素が結構多いんです。
ざっと記憶にあるものだけでも、
- パックンチョ(森永製菓)
- パナップ(江崎グリコ)
- 雪見だいふく(ロッテアイス)
- ミルキー(不二家)
- カール(明治)
とか。
他にも、変り種としては
- コアラのマーチ(ロッテ)
なんかにも似た様なものがありますね。
パックンチョ(森永製菓)
まずは、ディズニーの絵柄でおなじみのパックンチョ。
森永製菓から発売されている、チョコレートをビスケットでコーティングしたお菓子です。
300種類の絵柄が楽しいパックンチョですが、ごく稀に「ハート型のパックンチョ」が出現するそうで。
見つけたからどうした!という訳ではありませんが、出現率は1%を切るとも言われています。
パナップ(江崎グリコ)
コップような容器に、いっぱいのラクトアイスとソースが入ったグリコのパナップ。
通常は、ハート型に4レーンソースが注ぎ込まれていますが、
低確率で「スマイルマーク」状にソースが注ぎ込まれているのだとか。
「ミニセレ パナップ」や「パナップ マルチパック」には、皆様にわくわく・ドキドキお楽しみ頂こうと、たまにニコニコマーク型のソースが入っています。
過去には、この「スマイルパナップ」を使った、「パナップアート」なる企画も行われていました。
パナップVS芸術家!絶対に負けられない戦いが始まる!? | 【公式】グリコ
完全に悪乗りである。
雪見だいふく(ロッテアイス)
アイスミルクを、薄いもちで包んだ大福風のアイス菓子、雪見だいふく。
こちらは、菓子自体の形状ではなく、パッケージにイースターエッグが仕込まれています。
その分種類は豊富で、年末にかけた期間中のみ発売される『「ふく」が「福」になったパッケージ』を初め、
- 「あけくち」が三葉、四葉、果てにはうさぎ
- ピックフォークの柄がうさぎ
- パッケージの雪がハート型
など、様々なイースターエッグが仕込まれています。
いや、これめっちゃ金かかってそうじゃんね。
というか、これだけあると普通のが逆にレアまである。
ミルキー(不二家)
「ママの味」のキャッチフレーズでおなじみ、不二家のミルクキャンディであるミルキー。
こちらも主に、包み紙にイースターエッグが仕込まれています。
良く見るところでは、
- クローバーが四葉(ハッピークローバー)
- 包み紙におみくじ
など。
珍しくなってくると、
- おみくじが大吉、かつハート型
- ポコちゃん
- 様々なシチュエーションのペコちゃん
- 味に応じた大きいイラスト
など。
果てには、通常の1.7倍の大きさを誇る
- 大玉ミルキー
なども存在しているようです。
やりたい放題。
ちなみに、7粒入りの紙箱ミルキーでは、チョコボールにおける「エンゼル」のようなシステムもあるようで。
箱の裏にハートマークが印刷されていたら、集めて応募すると缶詰が貰えるらしいです。
カール(明治)
2017年8月生産分をもって、東日本での販売を終了する、というニュースが未だ印象的な、明治から発売されているスナック、カール。
製法からくる、くるんと丸まった形状が面白いスナック菓子ですが、低確率で特殊な形のカールが入っているんです。
種類は
- 雪だるま
- 星
- カールおじさん
- ケロ太
の4つ。
公式ページのカールおらが村にて、消費者がキャラカールの写真を投稿できるようにもなっています。
2017年6月30日でサービス終了しちゃうけど……。
お楽しみいただくために、星とカールおじさんとケロ太(カエル)の形のカールを入れました。とても数が少ないので、見つけたら超ラッキー!
コアラのマーチ(ロッテ)
ロッテから発売されている、ビスケット生地の中にチョコが入ったコアラのマーチ。
そもそも、絵柄が多すぎて全部レア、みたいな所はありますが、中でも「もうちょうコアラ」は珍しいとされています。
いや、盲腸って。
本来は、おなかに擦り傷を負った設定だったはずが、あまりにも手術痕に見えることから、消費者間で「盲腸コアラ」という呼び名が浸透。
じゃあ盲腸で良いや、となったのか、公式でも盲腸コアラになったという経緯があります。
あとは「まゆげコアラ」なんかも珍しい!っつって流行りましたね。
企業の遊び心
ピノだけにあらず、様々なお菓子で繰り広げられている「遊び心バトル」。
ここで挙げた商品だって、ほんの一部に過ぎません。
こういった遊び心って、子供も大人も楽しめて素敵ですが、日本のお菓子でしか見たこと無いんですよね。
めっちゃ英語のパッケージ!
大味なクッキー!
そんな商品に、低確率でハート型になっていても、そもそも気付きませんけど!