どうも、貧乏暇あり、hkmです。
前から気になってる言葉があるんですよ。
それが「アウトレット」。
ずいぶん前から「アウトレットモール」なるものが流行していたり、ビックカメラのアウトレット館なるものもみかけたり。
もはや社会に馴染んでいる言葉でありながら、未だに意味をご存じない。
中古と何が違うの?って。
で、色々調べてみたんですよ。
結果としては、「在庫処分」のような意味で、なんかびっくり、そしてしっくり。
「在庫処分」なんて言うとネガティブなイメージがありますけど、「アウトレット」というとなんかポジティブな感じに。
アウトレットモール、なんて処分市ですからね。
外来語の魔力。
アウトレットってどういう意味?
アウトレットとは。
英文表記だと、[outlet]で、出口、はけ口という意味があるようです。
また、そこから転じて商品の販売経路、などと言った意味でも使われています。
outletとは
主な意味
出口、放水口、はけ口、販路、市場、マーケット、(特定商品の)販売代理店、(卸商店の)直売部、(工場直結の)小売店、特約店
放水口から水が流れている情景を、商品が流れていく流通経路に見立てているんでしょうね。
そして、メーカーが商品を直接流通する、はけ口のようなショッピングモールだからアウトレットモール。
ただ、アパレル業界においては、その意味は少し変わってきます。
だって、大抵のアパレル会社って、直接流通させる店舗を持ってますからね。
ユニクロだってそうだし、バーバリーだってそう。
なので、店舗では販売することのできない
- 売れ残り
- 訳あり(傷など)
商品を販売する、というような意味で使われているんです。
つまり、現在日本で使われているアウトレットに関しては、
在庫処分
という意味が強くなりますね。
企業がやるワゴンセールのようなものでしょう。
前年流行のデザインが売れ残ったり、製造過程で傷が付いたり、というのは、大量に生産していれば必ずあることなので、それを安く売れれば、企業も消費者もハッピー。
中には「展示品」や、「外箱に傷」などの、実用する分には新品となんら変わりない商品もあるようです。
中古には抵抗があるけど、新品よりはお得に買いたい!という方のニーズにバッチリハマった商売なんですね。
東京近郊のアウトレットモール
さて、アウトレットとは、在庫処分であることがわかりました。
在庫処分とはいえ、良いものを安く買えるのもまた事実。
僕は東京都に住んでいるのですが、物価が高い東京だからこそ、このような商品が魅力的に見えるんですよね。
実際、家電屋で最初に見るのはワゴンだったりしますし。
折角なので、備忘録も兼ねて、東京近郊のアウトレットモールをまとめてみました。
お台場ヴィーナスフォート アウトレット
作者 Zengame (DSCF1091) [CC BY 2.0], ウィキメディア・コモンズ経由で
お台場にある、ヴィーナスフォート内のアウトレットモール。
ヴィーナスフォート、という複合商業施設があるのですが、3Fが丸々アウトレットモールになっています。
ヴィーナスフォートアウトレットの魅力は、なんといってもアクセス。
土地の値段を考えると、どうしても立地が悪くなるのがアウトレットモールの常識です。
でも、お台場ヴィーナスフォートは、その名の通りお台場にあります。
新宿から、りんかい線一本で行ける東京テレポート駅。
そして、その東京テレポート駅から徒歩3分で行けるヴィーナスフォート。
遊園地よりアクセスの良いヴィーナスフォートアウトレットは、車を持たない東京都民に優しいアウトレットモールと言えるでしょう。
また、屋内にあるということで、雨天でも無理なくショッピングが楽しめるのもポイントですね。
屋上には470台収容の駐車場を完備しているとのことで、当然車でのアクセスも良。
車でのアクセスなら、レインボーブリッジなんかをドライブしても良いかも?
三井アウトレットパーク 多摩南大沢
旧名をラ・フェット多摩 南大沢という、三井アウトレットパーク 多摩南大沢。
東京のアウトレットモールといえば、こちらもはずせません。
三井不動産(株)と三井不動産商業マネジメント(株)が運営する三井アウトレットパークの1つ、三井アウトレットパーク 多摩南大沢です。
こちらも京王線「南大沢駅」から徒歩2分の好立地。
新宿から京王線で乗り換えなし、渋谷、吉祥寺からも1回の乗換えで到着できますね。
▲新宿から30分
三井アウトレットグループは全国13施設で展開するアウトレットモール。[2017年03月11日現在]
グランベリーモール
Japanese user Avenafatua [GFDL], ウィキメディア・コモンズ経由で
▲モール内に駅出口
他にも、東京町田に「グランベリーモール」というアウトレットモールがあったようですが、2017年02月12日に閉館してしまったようです。
南町田駅周辺の再開発に伴った閉鎖のようで、一時的なものであるそう。
2019年度に新施設として再開を予定している、とのことなので、再開したら是非足を運んでみたいですね。
景観としては、「小さな町」のような感じ。
その数98にも及ぶ店舗が連なる、東京最大級のアウトレットモールでした。
アパレル関連の店舗は当然として、コンビニや郵便局、果ては町田市役所の連絡所など、まさになんでもあり、と言ったところ。
丸1日使っても遊びつくすなんて到底出来ません。
アクセスも良好で、東急田園都市線の南町田駅は、なんとモール内に出口が。
国道16号と国道246号の交点や、東名高速道路横浜町田ICにも近いために、車でのアクセスも良好のようです。
また、元は10年だけの期間限定施設という位置づけだったようですが、アウトレットモールの流行などもあり、方針を変更した経歴も持っているようで。
10年のつもりで建築等も行ったでしょうし、それの改修なんかも含めた一時閉鎖なのかもしれませんね。